こんにちは!
大規模修繕工事専門店「修繕プランナー横浜」の梅津です。
暑い日がつづいていますね!
現調もとても暑そうです、、、。
現調は、現地調査といって施工前にする下見のことです。
現場監督のファン付き空調服が、活躍してくれることを願います!
北海道環境財団HPより参照
今回ご紹介するのは、
「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」(二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金)です。
※以下「断熱リフォーム支援事業」と呼びます。
この事業は、環境省の政策で実施されており、もちろん横浜市でも使える補助金です。
令和6年6月公募は
公募期間 令和6年6月26日(水)~令和6年8月9日(金)となってますが、令和6年度はその後も数回公募予定があるそうです!
・令和6年9月公募:9月上旬~12月上旬
・令和7年1月公募:1月下旬~3月上旬
集合住宅(賃貸含む)の場合、1住戸あたり最大20万円の交付が受けられます。
ぜひ活用していきましょう!
地球温暖化が大きな問題となり、その原因でもあるCO2を削減する取り組みが世界的に進められています。
その1つにエネルギー消費効率の改善があります。
「断熱リフォーム支援事業」では、
既存住宅の低炭素化、省エネルギー化を促進することを目的としています。
省エネ効果(15%以上)が見込まれる、指定の材料を用いて工事をおこなうことで補助金が交付される事業です。
「断熱リフォーム支援事業」には、公募が2種類あります。
1つ目が、住まい全体の改修を行う「トータル断熱」。
2つ目が、生活の中心である居間の窓に改修を行う「居間だけ断熱」です。
事業を利用できる住宅の種類もそれぞれ3種類あります。
①戸建住宅
②集合住宅(個別改修)
③集合住宅(全体改修)
まとめると下記のようになります。
本記事では大規模修繕工事を前提にして、青枠で囲った集合住宅(全体)について紹介していきますね!
「トータル断熱」と「居間だけ断熱」は併用できないので、どちらかを選びましょう。
集合住宅(全体改修)の場合、申請をできる人は以下のとおりです。
①管理組合等の代表者
②賃貸住宅の所有者(個人or法人)
②については、申請者がその住居を所有していることが条件です。
住宅の条件は、既存の専用住宅であること、全ての対象住居を改修することです。
新築住宅、寮、公営住宅、業務用建築物(店舗・ホテル等)は対象外になります。
また、改修について管理組合総会などで承認決議をとることが必須です。
この事業では省エネ効果のある製品を使用することで、その購入費や工事に必要な経費に補助がでる事業です。
①ガラス・窓・断熱材
具体的には高性能建材があげられます。
詳しい商品名は、北海道環境財団補助事業部のHPよりご確認ください。
メーカーや仕様から探すことができる、検索ページがあり便利ですよ!
②玄関ドア、LED照明
どちらも、ガラス・窓・断熱材による改修と同時に導入する場合のみ、利用ができます。
LED照明に関しては、廊下・階段等(共用部)の蛍光灯などからLED照明へ変更する工事に関して補助がでます。
また、消防法で設置が義務付けられている照明は、補助対象外となるのでご注意ください!
高性能建材は、その購入費用と工事に必要な経費の1/3以内が補助率になります。
玄関ドアとLED照明も同様ですが、上限額が異なります。
高性能建材は集合住宅の場合、1戸につき15万円。
玄関ドアも改修する場合は、1戸につき20万円です。
LED照明も改修するときは、1か所あたり8000円が上限となります※。
※LED照明の上限は、高性能建材を差し引いた金額になります。
補助対象戸数×15万円/戸(玄関ドアも+の場合20万/戸)-高性能建材の補助金額=LED照明の上限額
提出書類は、財団HPの「様式集」よりダウンロードができます。
電子メールで送付するものと、電子媒体(CD-R等)に格納して、郵送で提出するものがあります。
電子媒体については返却はないため、控えをとっておきましょう。
完了実績報告書の提出には期限がありますので、計画的に進める必要があります。
最後に申請にあたり注意すべき点を3つあげます。
施工会社の指定は特にありません。
すでにお付き合いのある会社やまずは管理会社等に見積もりをとるのも良いでしょう。
しかし、契約・着工の日付は気をつけましょう。
「交付決定通知書」に記載のある、交付決定通知日より前に取り決めたものについては補助がおりません。
補助対象の部位に、ほかの国庫補助金を受けたものがあると補助が受けられません。
しかし、住宅省エネ2023キャンペーンの「他の補助金との併用」より補助対象が重複しないという条件で「こどもエコすまい支援事業」と「先進的窓リノベ事業」は併用ができます!
例えば、窓を「断熱リフォーム支援事業」で、屋根は「こどもエコすまい支援事業」で行うといった併用ができます。
条件が細かくなってしまいますが、これら事業との併用を考えているオーナー様は検討することができますよ。
公募期間中であっても申請金額が予算に達し次第、募集は終了します。
また集合住宅の全体改修につき、「耐震基準対応状況や断熱改修におけるCO2排出削減効果の高さなどを評価し、事業規模の範囲内で上位のものから順に採択する。」と明記されています。
つまり、応募状況によっては不採択になる場合もあります。
改修の内容によっては不採択になることもあるようですが、予算に達する前には余裕をもって申請をしておきましょう。
年々外気温の変化が大きくなっていますが、住宅もその影響を受けています。
例えば天井の場合、夏には天井裏が50℃以上に達することがあるそうです。
断熱材を敷くことで、夏は天井からの火照りを抑え、冬は放熱を防ぎ、省エネ効果を高めることができます。
入居者にとっても光熱費が下がるため、メリットになりますね。
空室等でお悩みのオーナー様は、せひご検討ください。
「断熱リフォーム支援事業」には他にも、窓・外壁・床断熱もリフォーム項目にあります!
工事内容などで不明点があれば、お気軽に修繕プランナー横浜までご連絡くださいね。
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