修繕プランナー横浜のスタッフブログ 記事一覧

大規模修繕工事用語~くさび足場~

大規模修繕工事用語~くさび足場~

こんにちは! 修繕プランナー横浜の倉持です。   大規模修繕工事の見積書を見てみると、見慣れない単語がでてくることがあると思います。 今回は直接仮設工事の欄に書かれている「くさび足場」についてご紹介します!     くさび足場とは? 正式名称は「くさび緊結式足場」と言います。 足場の中でも最も一般的な足場です。 一定間隔に緊結部を備えた鉄パイプを支柱として、手すりなどを支柱の緊結部にくさびで緊結して骨組み一本一本をハンマーで叩いて組み立てるのが特徴です。     ・ビケ足場と呼ばれるわけは? 「ビケ足場」とは、株式会社ダイサンという会社が、1980年に開発したくさび緊結式足場の商品名なのです。 日本初のくさび式足場として建設業界で広く普及したことから、くさび緊結式の足場を総称してこの名称が広く使われるようになりました。 ビケ足場の名前は、現場の機能性や安全面に寄与したいという願いが込められており、「美形」に由来していると言われています。     くさび足場ができるまで くさび足場が普及するまでは、足場は丸太で組まれることがほとんどでした。 そのため、安全性や作業のしやすさ等多くの問題を抱えていたといいます。 そこに、シンプルな構造で組立や解体がしやすく、安全性や耐久性にも優れるくさび足場の登場により、足場工事の多くの課題が一気に解決されました。 今では住宅の外壁塗装などを行う場合はほとんどの現場でくさび足場が利用されています。 さらに最近では、住宅だけではなくアパートやマンションでも短期間の補修工事などに使用されることも増えてきています。   くさび足場のメリット・デメリット   メリット 1.組立・解体が簡単! ハンマー1本で設置できることが最大のメリットです。ハンマーを使って手すりや踏板などの部材を打ち込み組み合わせます。   2.どんな形状でも足場が組める! 部材の組み合わせによって建物に合った足場を作ることが可能なため、狭い場所や複雑な形の建物でも足場を組めます。   3.工期が短い! メリットの一つ目でも説明した通り、組立・解体が簡単に行えます。なので、他の足場と比べて作業時間を短縮することができ、工期全体の短縮にもなります。   4.コスト削減ができる! くさび足場は他の足場に比べコンパクトで軽量なところも特徴です。 なので、少ない人数で運ぶことが出来るので、人件費・運搬費が抑えられます。   デメリット 1.組立時の音が大きい! くさび足場はハンマーで打ち付けて部材を組み合わせていくので、作業の際に金属音が発生し、騒音になります。そのため、周辺住民からのクレームが入ることも多いです。周辺住民への挨拶や作業の時間帯など配慮が大切になります。   2.高層建築には向いていない! 高層建築の足場には、重量や強度がある足場を求められるため、軽量なくさび足場は基本的に適しません。       くさび足場の価格 くさび足場の単価は、取り扱う業者や、住宅の形・場所によって差がありますが、平均800円から1000円前後です。 建物の外周から外側の面積を算出し、単価をかけることで、おおよその価格は求められます!   まとめ くさび足場について説明してきましたが、一般住宅やアパート等の中層建築の多くはこのくさび足場が採用されています。 ただ、建物によって周辺状況や形、必要な強度や安定性異なるため、現場の条件に応じて適切な足場を選ぶことが大切ですね! 横浜市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!   修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。 横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!     横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年10月4日 更新
大規模修繕の豆知識
大規模修繕工事用語~本足場~

大規模修繕工事用語~本足場~

こんにちは! 修繕プランナー横浜の梅津です。   大規模修繕工事の見積書を見てみると、見慣れない単語がでてくることがあると思います。 今回は直接仮設工事の欄に書かれている「本足場」についてご紹介します!     一側足場と本足場のちがい ・一側足場(ひとかわあしば) 一側足場は、縦方向に設置される支柱が1本だけで、ブラケットを取り付けて足場板を設置する形式の足場です。 この足場は敷地が限られている環境、特に戸建て住宅のような狭い場所でよく使用されます。   一側足場の利点は、設置スペースが限られた場所でも効率的に使用できる点です。 また、支柱の数を減らせるため、資材のコストを抑えることも可能です。 ただし、支柱が少ない分、倒壊防止のために壁つなぎやアンカーなどで強度を補強する必要があります。   手すりがない構造のため、作業者の動きが制約されず、狭い現場での作業がしやすいというメリットがありますが、安全性や安定性では本足場に劣る部分があります。 そのため、高さのある建物や、大規模な建築物では使用が制限されることが多いです。       ・本足場(ほんあしば) 本足場とは、建築物の外壁面に沿って2本の支柱を設置し、その間に作業板を渡して組み立てる足場です。 このタイプの足場は「二側足場(ふたかわあしば)」とも呼ばれ、足場の基本形として広く採用されています。   本足場の最大の特徴は、作業スペースが広く確保できる点です。 2本の支柱が支えることで、安定感が高く、手すりを設置できるため、安全性が向上します。 このため、作業者が安全かつ効率的に作業を行うことが可能です。         本足場の義務化 2024年4月以降、本足場の使用が原則として義務化されました。 今回の義務化は、墜落・転落事故を防ぐことが目的とされています。   -改正内容- 1.一側足場の使用範囲が明確化 幅が1m以上の箇所において足場を使用するときは、原則として本足場を使用する。   2.足場の点検時には点検者の指名が必要 事業者及び注文者が足場の点検を行う場合は、あらかじめ点検者を指名することが必要に。   3.足場の組立て等の後、点検者の指名の記録・保存が必要に 足場の組立て、一部解体、変更等の点検後に、点検者の指名を記録・保存することが必要に。   特殊な状況では例外もあります。 例えば、つり足場を使用する場合や、障害物があるために本足場の設置が困難な場合、一側足場の使用が例外的に認められています。     まとめ 本足場は、安定性と作業性に優れた足場であり、広いスペースが必要な現場に最適です。 一方、一側足場は狭い敷地で効率的に使える足場として、コストやスペースの制約がある場合に活躍します。 両者の特徴を理解し、現場に応じて適切な足場を選ぶことが、安全で効率的な作業に繋がります! 横浜市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!   修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。 横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!     横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年9月27日 更新
大規模修繕の豆知識
大規模修繕工事用語~ケレン~

大規模修繕工事用語~ケレン~

こんにちは! 修繕プランナー横浜の梅津です。   大規模修繕工事の見積書を見てみると、見慣れない単語がでてくることがあると思います。 今回は塗装工事の欄に書かれている「ケレン」についてご紹介します!     ケレン作業では何をするのか? ケレン作業は、外壁塗装工事における下地処理のことです。 外壁や屋根の古い塗膜や、さび・汚れ、劣化した部分を除去します。   塗装をするときは、いきなり塗料を塗るのではなく下地処理をひと手間いれることが多いんですよ!       ケレンを行う目的 外壁塗装工事におけるケレンは、塗装を長いあいだ美しく保つために欠かせない作業です。 塗料の長寿命化、そして塗装の完成度に直結しています。   塗料を長持ちさせる ケレンによって外壁表面が処理されると、その表面は均一で微細な凹凸が生まれます。   これにより、塗料がしっかりと密着し、均一な仕上がりとなります。   密着性が高まることで、塗膜が外部の影響から守られ、耐久性が向上します。 したがって、ケレンは塗料の密着性を向上させ、外壁の長寿命化につながります。   正しくケレンが行われないと、古い塗膜や汚れが残ってしまいます。 新しい塗料が十分に密着せず、塗料の持ちが悪くなり、劣化が早まる可能性があります。     塗装の完成度 塗料がしっかりと密着した状態でないと、塗装の仕上がりは不均一になります。 また見た目の美しさが損なわれるだけでなく、不均一さが塗膜が剥がれなどの問題につながる可能性があります。         ケレンの種類 1種ケレン 1種ケレンは、主に公共の道路や橋などの公共物の補修において使用される工法の一つです。 これは、腐食やサビが著しく進行した建造物や構造物に対して行われる修復作業です。 一般的には、この種のケレンは一般住宅では行われることが少なく、鉄部や外壁が著しく劣化している場合には、一般に外壁の張り替えなどが行われます。   手法 ブラスト法が一般的に使用されます。 この工法では、機械を使用して研磨剤を塗面に吹き付け、古い塗膜を剥離しながら塗面に傷をつけ、新しい塗料が密着しやすくなるようにします。 この作業は大きな騒音や塗料の飛散などが伴うため、近隣への配慮が必要とされます。   費用 公共工事において採用される1種ケレンの相場は、1平方メートル当たり4,500円から6,000円程度とされています。 2種ケレン 2種ケレンは、1種ケレンと同様に全面の塗料をはがす作業を含みますが、その工法が異なります。 手作業が中心となるため、ブラスト工法に比べて作業効率が低い反面、低い相場価格が特徴です。 2種ケレンも、一般住宅ではあまり使われていません。 この工法は主に公共物のメンテナンスなどに使用されています。   工法の違い 1種ケレンがブラスト工法を使用するのに対し、2種ケレンでは電動工具と手作業によって行われます。 具体的には、電動工具を使って古い塗膜やサビを削り取る作業が主体となります。   相場価格 2種ケレンの相場価格は、1平方メートル当たり1,300円から2,200円程度とされています。 1種ケレンに比べて費用が低い傾向があります。       3種ケレン 3種ケレンは、一般住宅で最も一般的に行われるケレンの一つです。 外壁や屋根に行われます。 汚れのある塗膜のみ除去 3種ケレンでは、劣化していない塗膜である「活膜」を残しつつ、電動工具やワイヤーブラシを使用してサビや汚れのある塗膜を取り除きます。 これにより、外壁などの表面を美しく仕上げつつ、必要な部分だけを補修することが可能です。   使用範囲 3種ケレンは、サビが外壁の5~30%に限定された軽度な損傷に対して使用されることが一般的です。 これにより、全面的な塗り替えよりもコストを抑えながら適切な補修が行えます。   相場価格 1㎡当たりの相場価格としては、500円~1,200円程度になります。 30坪の家の施工面積を120㎡としますと、ケレンにかかる費用は、60,000円~144,000円程になります。       4種ケレン 4種ケレンは、外壁のサビが非常に軽度で、サビの割合が5%以下の場合に使用される補修工法です。 全体を塗り替える必要がない場合に採用されます。   手作業による進行 主に手作業で進められ、サンドペーパーやワイヤーブラシを使用して外壁のサビを取り除きます。 水ぶきなども行い、外壁を清掃し良好な状態を保ちます。   相場価格 4種ケレンの相場価格は、1平方メートル当たり200円から400円程度とされています。 他のケレンに比べて費用が低い傾向があります。   まとめ ケレン作業は、外壁塗装における重要な下地処理で、古い塗膜や汚れを除去して塗料の密着性を高めてくれます。 ケレンには4つの種類があり、外壁の劣化具合に応じて適切な方法を選ぶようにしましょう! 特に3種ケレンは一般住宅でよく使われ、劣化部分のみを除去するためコストを抑えることができます。 横浜市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!   修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。 横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!     横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年9月20日 更新
大規模修繕の豆知識
【管理組合様必見!】マンション共用部分リフォーム融資

【管理組合様必見!】マンション共用部分リフォーム融資

こんにちは! 修繕プランナー横浜の梅津です。     大規模修繕工事や耐震改修工事に利用できる、マンション管理組合様向けのローンをご存知でしょうか? 今回のブログでは、公的なローンを紹介します!     住宅金融支援機構が取り扱いをしている「マンション共用部分リフォーム融資」です! このローンのメリット・デメリットは、以前のブログでご紹介しておりますのでご参考ください。   今回は、「マンション共用部分リフォーム融資」についてさらに詳しく解説していきます。 ・対象の管理組合 ・融資額の上限 ・融資金利 ・返済期間 ・提出書類 融資を利用するにはどんな条件があるのか、確認していきましょう!       対象の管理組合 マンションの築年数や規模、管理組合の法人格の有無は問いません。 以下のすべてに当てはまることが必要になります。   工事場所について マンションの共有部分の工事をおこなうこと。 専門家による調査設計の実施、耐震診断の実施、長期修繕計画の作成等に要する費用のみの場合も対象になります。     管理規約、決議について 1. 管理規約で管理組合の組合員、業務、役員、総会、理事会、会計について定められていること。   2. 総会で以下のすべてが決議されていること。  (a)管理組合が共有部分の工事を実施すること。  (b)管理組合が機構から借り入れをすること(借入金額、返済期間及び借入予定利率)。  (c)借入の返済には修繕積立金を充当すること  (d)(公財)マンション管理センターに保証委託すること。  (e)手持金に充当するために一時金を徴収する場合は、その旨と徴収額  (f)修繕積立金を増額する場合は、その旨と増額後の額   3. 決議を行う総会において、パンフレット、「商品概要説明書」又は「マンション共用部分リフォーム融資のご案内【詳細版】」を議案書に添付して配布し、説明したこと。また議事録にその旨を記載すること。   4. 管理規約に管理費又から支出すべき経費※に対して、修繕積立金を充当できるとする定めが書かれていないこと。  ※火災保険(積立保険を除く)、固定資産税等の税金の支払、管理費の補填等。   修繕積立金について 1. 管理費と修繕積立金が区分して経理されていること。   2. 適正に保管されていること(管理組合名義又は管理者(代表者)名義であること。)。   3. 修繕積立金は1年以上定期的に積み立てられており、滞納割合が10%以内であること。   管理者や理事について 管理者(代表者)及び借入申込書に記載のその他理事等が、工事を行うマンションの区分所有者の中から選任されていること。   反社会的勢力について 反社会的勢力と関係がないこと。       融資の上限 融資額の上限は、①と②のいずれかの低い額になります。 ①工事費による計算 ②修繕積立金による計算   ①工事費による計算 融資対象の工事費から補助金等の交付があれば、補助金額を除いた額が上限となる。    融資対象工事費(-補助金)     ②修繕積立金による計算 毎月の返済額が毎月の修繕積立金の80%以内であること。    毎月徴収する修繕積立金×80%以内÷  借入金100万円当たりの毎月の返済額×100万円       融資金利 融資金利は、「全期間固定金利」です。借入申込時の金利が適用されます。 最新の融資金利は機構のホームページから確認ができます。   融資金利の引下げ 次の1.~3.のいずれかに当てはまる場合、融資金利を年0.2%引き下げることができます。 すべてに当てはまる場合は、併用が可能です。 つまり、最大0.6%融資金利を引き下げることができます!   1. ①~③のいずれかの工事を行う場合  ①耐震改修工事  ②浸水対策工事  ③省エネルギー対策工事   2. 機構が発行する「マンションすまい・る債」を積み立てる場合   3. マンション管理計画認定を取得している場合       返済期間 返済期間は、1年以上10年以内です。(1年単位)   また次の①~⑧を行う工事の場合は、20年以内まで延ばすことができます。  ①耐震改修工事  ②浸水対策工事  ③省エネルギー対策工事  ④給排水管取替工事  ⑤玄関又はサッシ取替工事  ⑥エレベーター取替又は新設工事  ⑦アスベスト対策工事  ⑧機械式駐車場解体工事       提出書類 総会の議案書やマンション管理規約の変更をすることがあるので、総会の決議を行う前に早めに事前相談を行いましょう!   また、工事が完了していると申込みができませんので、注意をしてくださいね。   提出書類は次の①~⑨と、工事完了後のⅠ~Ⅳがあります。 Web申込サービスを利用する場合、*の書類は不要になります。   提出書類  ①マンション共用部分リフォーム融資借入及び保証委託契約申込書*  ②マンション共用部分リフォーム融資借入及び保証委託契約申込書 別紙*  ③申込内容別表  ④管理規約(写)  ⑤総会の議事録(写)及び議案書(写)  ⑥見積書(写)及び内訳書等(写)  申し込み手続を管理会社等に委任する場合  ⑦受任者の窓口となる方の本人確認書類、社員証及び名刺  「マンションすまい・る債」を利用している場合  ⑧「マンションすまい・る債」の積立手帳(写)又は残高証明書(写)    マンション管理計画認定を取得している場合  ⑨マンション管理計画認定の認定通知書等、認定を受けていることがわかる書類(写)     工事完了後の提出書類  Ⅰ 共有部分改良工事完了届*  Ⅱ 工事項目ごとの主な工事箇所について、工事中又は工事後の写真  Ⅲ 工事請負契約書の写し   Ⅳ 工事代金領収書又は請求書の写し       まとめ この記事では、「マンション共用部分リフォーム融資」に関する詳しい内容を紹介しました。   対象となる管理組合や、工事内容など細かい規定が多かったですね。 事前相談・申込内容相談を住宅金融支援機構で行っているので、一度問い合わせてみるのも良いと思います。   横浜市の管理組合様でしたら、 【本店 マンション・まちづくり支援部 マンション・まちづくり融資グループ】TEL:03-5800-9366が担当になります!       横浜市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!       修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。 横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!!   横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年8月2日 更新
補助金・助成金・ローン
夏季休業のお知らせ

夏季休業のお知らせ

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼を申し上げます。   誠に勝手ながら、 本年度の夏季休暇を下記の日程とさせていただきます。   休業期間:2024年8月10日(土) ~ 2024年8月18日(日)   ご不便をおかけいたしますが、何かご連絡がございましたら、休業前までにお願いいたします。       ※2024年8月19日(月)より通常業務を開始致します。 ※休暇中のお問い合わせにつきましては、夏季休業以降に対応させていただきます。         横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年7月29日 更新
お知らせ
マンション大規模修繕のアスベスト対策 後編

マンション大規模修繕のアスベスト対策 後編

こんにちは!修繕プランナー横浜の倉持です。 前回の記事では、「マンション大規模修繕のアスベスト対策」の前半としてアスベストの基礎をご紹介させていただきました。   後半では、この3つのテーマでアスベスト対策を学びましょう!! ・アスベスト事前調査 ・アスベスト除去方法 ・アスベスト調査・除去に関する補助金   アスベストの調査方法から除去方法、さらに補助金について詳しく紹介します。 この記事を読むことで、アスベスト対策の基本的な知識と実際の対応方法が分かり、賃貸アパートやマンションの管理がスムーズに行えるようになりますよ!     1. アスベスト事前調査 まずはアスベストが使用されているかどうかを確認するための調査方法について説明します!!   1.1 アスベスト調査の必要性   ブログの前半でも説明しましたが、アスベストは過去に広く建材として使用されており、特に築20年以上の建物では高い確率でアスベストが含まれている可能性があります。 アスベストを含む建材が劣化すると、健康に害を及ぼす微細な繊維が空気中に飛散するのです。 したがって、まずはアスベストが実在するかどうかを確認することが重要です。     1.2 事前調査(書面調査)   事前調査の第1段階は書面による調査です。 建物の図面や建材の使用記録を確認したり、オーナ様や過去の経緯をよく知る施設管理者や工事業者等の関係者に対するヒアリング等により情報を入手し、アスベストが使用されている可能性のある箇所を特定します。 書面調査は調査対象建築物に関する情報を理解・把握することにより、次の段階である現地での目視調査の効率性を高めるとともに、調査の質を高める重要な工程です!   1.3 事前調査(現地での目視調査)   設計図書や完成図書等の書面はアスベストを含む建材の使用状況に関する情報を完全に網羅しているものではなく、必ずしも建築物の現状を表したものとは限らないことから、原則として現地に赴き目視調査を行うことが必要になります。 ただし、平成18(2006)年9月1日以後に設置の工事に着手した施設の設備に関しては、書面調査の工事着手日を確認することで、アスベストを含む建材が使用されていないと判断できます。   1.4 事前調査(有無の判断)   現地での目視調査を踏まえ、①書面調査との照合、②分析による判定、③アスベストを有りとみなしと取り扱うこと、この3つのどれかでアスベストの有無を判断します。     2. アスベスト除去方法 次にアスベストが有りの場合、どのように除去していくのかご説明します! アスベストのレベルに合わせて5つの工法に分かれます。   2.1 除去工法 (レベル1~3)   アスベストが含まれる資材・建材を下地からすべて取り除き、新たな資材・建材に入れ替える工法です。 専用の機材を使うので、他の工法と比べると費用が高くなるケースが多いです。 メリットとしては、アスベストを完全に除去するため、一回除去してしまえば、改築後はアスベストの管理をしなくて済みます。     2.2 封じ込め工法 (レベル1~3)   既存のアスベストに溶剤を吹き付けて固着・固定化し、大気中へ飛散しないように覆う工法です。 作業時にアスベストの飛散リスクが低いうえ、短時間で作業できます。   2.3 囲い込み工法 (レベル1~3)   アスベストが含まれる資材・建材はそのままにアスベストを含まない建材で覆って密閉することで飛散を防ぐ工法です。   上記の「封じ込め工法」と「囲い込み工法」は、どちらも短時間で作業は終わりますが、アスベストを除去するわけではないので、定期的な検査やメンテナンスといった管理が必要になります。 さらに、将来建物を解体することになった場合には、結局アスベストの除去が必要になってしまうため、注意が必要です。   2.4 隔離方法 (レベル3)   アスベストが含まれている仕上げ塗材などを薬剤によってやわらかくしてから取り除く工法です。 散水をする必要がないため作業後の処理が楽ですが、取り残しがある場合は他の工法との併用が必要になります。   2.5 ウォータージェット工法 (レベル2)   高い水圧の水を噴射し、湿潤化したうえでアスベストを除去する工法です。 隔離工法と似ていますが、薬剤は使わず水のみを使用するので環境への影響も低いと言われています。 ただ、高圧水の設備を使うため費用が高くなる可能性が高いです。     5つの除去する方法をご紹介しましたが、まずは業者さんと相談し、アスベストのレベルに合わせて適切な工法を提案してもらい、検討していくことが大切です。     3. アスベスト調査・除去に関する補助金 アスベストの調査・除去にかかる費用は高額になることがありますが、補助金を利用することで経済的な負担を軽減できます。 神奈川県と横浜市で行われいる制度をご紹介させていただきます。   3.1 神奈川県の制度   神奈川県では、民間建築物の所有者の方などに対して、アスベスト含有調査に要する費用の補助を行っています。   ・対象建築物 平成元年以前に建築確認を得て着工された、アスベストを含んでいる恐れのある吹付材が施工されている、 (1)不特定多数の方が利用する延べ面積300平方メートル以上1000平方メートル未満の建築物 (2)エレベーターがある建築物(エレベーターの昇降路及び機械室に限る) のいずれかに該当し、これまでアスベスト含有調査を実施していない民間建築物。   ・補助額 補助限度額は一棟当たり25万円です。 ただし、含有調査を1検体のみ行う場合の限度額は16万円となります。   3.2 横浜市の制度   横浜市では、多数の方が利用する民間建築物(店舗、事務所、駐車場等)に施工されている吹付アスベストについて、無料の含有調査や、除去等工事に要する費用の補助を行っています。   〇吹付アスベスト含有調査 横浜市が居たくしている専門業者が訪問し、吹付け建材にアスベストが含まれているかどうかを無料で調査します。   〇吹付アスベスト除去等(工事に要する費用の補助) 「吹付アスベスト」または「アスベスト含有吹付ロックウール」について、除去等など対策工事を行う場合に、費用を補助します。   ・対象建築物 多数の方が利用する民間建築物(店舗、事務所、駐車場、工場、倉庫など) 共同住宅の場合は共用部分のみ(機械室なども対象に含みます。) ・対象外 個人の住宅 除却を予定している建築物 吹付建材以外の建材の調査及び除去等(屋根材に使われる形成板、外壁の仕上げ塗材等) アスベスト含有調査の場合で、過去に本事業によりアスベスト含有調査の補助等を受けた建築物と同一敷地内の建築物 アスベスト除去等の場合で、過去に本事業によりアスベスト除去等の補助等を受けた建築物と同一敷地内の建築物 アスベスト除去等又はアスベスト含有調査に関する他の補助を受けている建築物 建築基準法に違反している建築   ・補助額 含有調査は無料。 除去などの対策工事は、費用の2/3(上限300万円)を補助。   ・対象となる除去方法 ①除去工法 ②封じ込め工法   4. まとめ この記事では、アスベストの調査方法、除去方法、補助金について詳しく解説しました。アスベスト問題は放置すると重大な健康被害を引き起こす可能性がありますので、適切な対策を講じることが重要です。 しっかり管理し、安全な住環境を提供することで、住民の皆さんの信頼を得ることにも繋がります。   横浜市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね! 修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。 横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!!   横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年7月10日 更新
補助金・助成金・ローン大規模修繕の豆知識
マンション大規模修繕のアスベスト対策 前半

マンション大規模修繕のアスベスト対策 前半

こんにちは! 修繕プランナー横浜の倉持です。     築20年を超えた賃貸アパート・マンションの大家さんの皆様、お困りではありませんか? そんな皆様に向けて、前半・後半に分けて「大規模修繕 アスベスト対策」に関する重要な情報をお届けします。     今回は、この3つのテーマでアスベスト対策を基礎から学びましょう!! ・アスベスト問題とは? ・アスベスト含有建材とは? ・アスベスト対策の義務化!   この記事を読むことで、アスベストの基礎から危険性まで理解を深めることができますよ!     1. アスベスト問題とは? 1.1 アスベストとは?   天然に産する繊維状けい酸塩鉱物のことを言い、よく「せきめん」「いしわた」と呼ばれています。   繊維が極めて細いため、熱・摩擦・酸やアルカリにも強く、丈夫で変化しにくいという特性を持ち、安価であることから、ビル等の建築工事においては、保温断熱の目的で天井や外壁に石綿を吹き付ける作業が行われていたり、私たちの身近な工業製品に使用されてきました。   1.2 アスベストが引き起こす危険性   アスベストは、そこにあること自体は問題ではありません。 吹付時等に飛び散ることで空中に飛散した石綿繊維を肺に吸い込んでしまうことが問題なのです。   吸い込んでしまうと約20年から40年の潜伏期間を経た後に、肺がんや中皮腫の病気を引き起こす確率が高いことが明らかになり、現在では製造及び使用が禁止されています。 一方で、それまで産業利用されたアスベストの8割は建材に集中していると言われており、古いビルや建築物の外壁や壁紙・煙突・天井・スレート屋根には、現在も大量にアスベストが残っているのです。 その建物たちが2020年代以降、一斉に耐用年数を迎えます。 今後、解体工事の激増に伴い、アスベスト対策は避けて通ることはできません。   これがアスベスト問題です。   2. アスベスト含有建材とは?   アスベスト含有建材とは、 住宅や倉庫では、外壁・屋根・軒裏等に成形版として、マンションやビルでは、天井・壁の吸音用等に吹付材として使用される建材のうち、                    アスベストの含有量が0.1%(重量比)を超えるものをいいます。   体内へ侵入する原因でもある「発じん性」の程度に応じてレベル1からレベル3までに作業レベルが定められてます。 レベルごとに、アスベストの種類・使用されている場所や対策を解説します!   2.1 レベル1   もっとも飛散性の高い「アスベスト含有吹付材・アスベスト含有耐火被覆材」がレベル1に分類されます。   使用場所は、鉄筋構造の建築物に使用されている柱やはり、エレベーター周り、ビルの機械室、ボイラ室等の天井・壁、立体駐車場の天井・壁など。   作業の際は、周辺への飛散防止として作業場所の隔離を行い、作業する者は防塵マスク・保護衣を適切に身につけなければなりません。   2.2 レベル2   こちらは、「アスベスト含有保温材」がレベル2に分類されます。   使用場所は、ボイラ本体や、建築物の柱・はり・壁・屋根など。   レベル2の建材は、アスベストの密度が濃く、軽いのが特徴なので、作業する際はレベル1と同じ対策が必要です。   2.3 レベル3   最後は、レベル1とレベル2に該当しない「成形板などのアスベスト含有建材・アスベスト含有仕上げ塗材」がレベル3に分類されます。   使用場所は、建築物の屋根・天井・壁・床、ビニール床のタイル、建物の外壁及び内壁など。   レベル3の建材は、アスベストを含む原料を混ぜて、加工して製造するため、密度が高く硬いことが特徴です。 なので、破ったり砕いたりする作業においては防塵マスクが必要になります。     3.アスベスト対策の義務化!   3.1法令による規制   解体工事などにおけるアスベストの事前調査は、2020年に義務化されました。 さらにさまざまな法律の改正により、2022年4月1日以降に着工する解体・補修等の工事では、アスベスト調査結果の報告も義務付けされています。   3.2 調査不要の建物 しかし、アスベストの飛散のリスクがないと判断される場合は、調査不要になるケースもあります。   一つ目が、木材・金属・石・ガラス・畳・電球などのアスベストが含まれていないことが明らかで、除去または取外し時に周囲の材料を損傷させる恐れのない作業。 二つ目が、工事対象に極めて軽微な損傷しか及ぼさない作業。 三つ目が、現存する材料等の除去は行わず、新たな材料を追加するのみの作業。 最後四つ目が、アスベストが使用されていないことが確認されている特定の工作物の解体・改修の作業。   また、以下の場合は調査は必要ですが報告不要な工事となります。 ・解体部分の延床面積が80㎡以下の建築物の解体工事 ・請負金額が税込100万以下の建築物の改修工事   4. まとめ   以上のように、アスベストは健康被害を引き起こす危険な物質であり、国全体で深刻な問題となっており、いくつもの法律で規制されています。 建物のオーナー様方は、定期的なアスベスト調査や除去を行うことで、入居者の安全を確保する責任があります。 ですので、大規模修繕を行う際にはアスベスト対策が欠かせません!   次回は、調査方法や、アスベスト調査・除去で利用できる補助金などもご紹介します!   ぜひ、横浜市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!   修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。 横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!!   横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年7月1日 更新
大規模修繕の豆知識
【全国対象2024年度】断熱リフォーム支援事業は集合住宅も可能な補助金!

【全国対象2024年度】断熱リフォーム支援事業は集合住宅も可能な補助金!

こんにちは! 大規模修繕工事専門店「修繕プランナー横浜」の梅津です。     暑い日がつづいていますね!   現調もとても暑そうです、、、。 現調は、現地調査といって施工前にする下見のことです。   現場監督のファン付き空調服が、活躍してくれることを願います!         0.はじめに 北海道環境財団HPより参照   今回ご紹介するのは、 「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」(二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金)です。 ※以下「断熱リフォーム支援事業」と呼びます。   この事業は、環境省の政策で実施されており、もちろん横浜市でも使える補助金です。   令和6年6月公募は 公募期間 令和6年6月26日(水)~令和6年8月9日(金)となってますが、令和6年度はその後も数回公募予定があるそうです!  ・令和6年9月公募:9月上旬~12月上旬  ・令和7年1月公募:1月下旬~3月上旬   集合住宅(賃貸含む)の場合、1住戸あたり最大20万円の交付が受けられます。 ぜひ活用していきましょう!         1.事業の目的 地球温暖化が大きな問題となり、その原因でもあるCO2を削減する取り組みが世界的に進められています。   その1つにエネルギー消費効率の改善があります。 「断熱リフォーム支援事業」では、 既存住宅の低炭素化、省エネルギー化を促進することを目的としています。   省エネ効果(15%以上)が見込まれる、指定の材料を用いて工事をおこなうことで補助金が交付される事業です。         2.事業の内容 「断熱リフォーム支援事業」には、公募が2種類あります。   1つ目が、住まい全体の改修を行う「トータル断熱」。 2つ目が、生活の中心である居間の窓に改修を行う「居間だけ断熱」です。   事業を利用できる住宅の種類もそれぞれ3種類あります。 ①戸建住宅 ②集合住宅(個別改修) ③集合住宅(全体改修)   まとめると下記のようになります。   本記事では大規模修繕工事を前提にして、青枠で囲った集合住宅(全体)について紹介していきますね! 「トータル断熱」と「居間だけ断熱」は併用できないので、どちらかを選びましょう。         2-1.補助の対象者・住宅 集合住宅(全体改修)の場合、申請をできる人は以下のとおりです。   ①管理組合等の代表者 ②賃貸住宅の所有者(個人or法人) ②については、申請者がその住居を所有していることが条件です。       住宅の条件は、既存の専用住宅であること、全ての対象住居を改修することです。   新築住宅、寮、公営住宅、業務用建築物(店舗・ホテル等)は対象外になります。   また、改修について管理組合総会などで承認決議をとることが必須です。         2-2.補助対象になる工事 この事業では省エネ効果のある製品を使用することで、その購入費や工事に必要な経費に補助がでる事業です。   ①ガラス・窓・断熱材 具体的には高性能建材があげられます。 詳しい商品名は、北海道環境財団補助事業部のHPよりご確認ください。   メーカーや仕様から探すことができる、検索ページがあり便利ですよ!       ②玄関ドア、LED照明 どちらも、ガラス・窓・断熱材による改修と同時に導入する場合のみ、利用ができます。   LED照明に関しては、廊下・階段等(共用部)の蛍光灯などからLED照明へ変更する工事に関して補助がでます。 また、消防法で設置が義務付けられている照明は、補助対象外となるのでご注意ください!         2-3.補助金の金額 高性能建材は、その購入費用と工事に必要な経費の1/3以内が補助率になります。   玄関ドアとLED照明も同様ですが、上限額が異なります。   高性能建材は集合住宅の場合、1戸につき15万円。 玄関ドアも改修する場合は、1戸につき20万円です。 LED照明も改修するときは、1か所あたり8000円が上限となります※。   ※LED照明の上限は、高性能建材を差し引いた金額になります。  補助対象戸数×15万円/戸(玄関ドアも+の場合20万/戸)-高性能建材の補助金額=LED照明の上限額         3.手続きの流れ 提出書類は、財団HPの「様式集」よりダウンロードができます。   電子メールで送付するものと、電子媒体(CD-R等)に格納して、郵送で提出するものがあります。 電子媒体については返却はないため、控えをとっておきましょう。   完了実績報告書の提出には期限がありますので、計画的に進める必要があります。             4.注意点 最後に申請にあたり注意すべき点を3つあげます。   4-1.施工会社との契約タイミング 施工会社の指定は特にありません。 すでにお付き合いのある会社やまずは管理会社等に見積もりをとるのも良いでしょう。   しかし、契約・着工の日付は気をつけましょう。 「交付決定通知書」に記載のある、交付決定通知日より前に取り決めたものについては補助がおりません。       4-2.国の政策の補助金と併用できない 補助対象の部位に、ほかの国庫補助金を受けたものがあると補助が受けられません。 しかし、住宅省エネ2023キャンペーンの「他の補助金との併用」より補助対象が重複しないという条件で「こどもエコすまい支援事業」と「先進的窓リノベ事業」は併用ができます!     例えば、窓を「断熱リフォーム支援事業」で、屋根は「こどもエコすまい支援事業」で行うといった併用ができます。   条件が細かくなってしまいますが、これら事業との併用を考えているオーナー様は検討することができますよ。       4-3.公募期間 公募期間中であっても申請金額が予算に達し次第、募集は終了します。   また集合住宅の全体改修につき、「耐震基準対応状況や断熱改修におけるCO2排出削減効果の高さなどを評価し、事業規模の範囲内で上位のものから順に採択する。」と明記されています。   つまり、応募状況によっては不採択になる場合もあります。 改修の内容によっては不採択になることもあるようですが、予算に達する前には余裕をもって申請をしておきましょう。         5.おわりに 年々外気温の変化が大きくなっていますが、住宅もその影響を受けています。   例えば天井の場合、夏には天井裏が50℃以上に達することがあるそうです。 断熱材を敷くことで、夏は天井からの火照りを抑え、冬は放熱を防ぎ、省エネ効果を高めることができます。     入居者にとっても光熱費が下がるため、メリットになりますね。 空室等でお悩みのオーナー様は、せひご検討ください。     「断熱リフォーム支援事業」には他にも、窓・外壁・床断熱もリフォーム項目にあります! 工事内容などで不明点があれば、お気軽に修繕プランナー横浜までご連絡くださいね。       横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年6月28日 更新
補助金・助成金・ローン
【管理組合様必見!】大規模修繕で使えるローンとは?

【管理組合様必見!】大規模修繕で使えるローンとは?

こんにちは! 修繕プランナー横浜の梅津です。     数十年に一度といった頻度で発生する大規模修繕工事では、何千万円といった修繕費がかかってきます。   それに向けて修繕積立金を積み立てている、マンション・アパートの管理組合様が多いかと思います。   しかし、修繕積立金が不足してしまうケースも少なくありません。 そこで活用したいのが、公的なローンや修繕積立金の資産運用です。   今回は、不足時期によって上手に活用したい3種類のプランについて解説します! ・マンション共用部分リフォーム融資 ・つなぎ融資 ・マンションすまい・る債   この記事を読むことで、大規模修繕にむけてどのようなローンが利用できるのか理解を深めることができますよ!       マンション共用部分リフォーム融資   「マンション共用部分リフォーム融資」は、住宅金融支援機構が扱っている公的なローンで、マンション管理組合が申し込むことができます。     住宅金融支援機構とは、資本金の全額を政府が出資する独立行政法人です。 住宅ローン「フラット35」などの金融商品を提供しています。     大規模修繕工事に利用でき、融資金利を最大0.6%引き下げることもできるローンです。     マンション共用部分リフォーム融資のポイント ・全期間固定金利  金利は、住宅金融支援機構のHPで確認可能。   ・担保は必要なし  (公財)マンション管理センターの保証を利用することにより。   ・融資金利は年0.2%引き下げ可  「マンションすまい・る債」の積み立てをする場合。   ・融資金利は年0.2%引き下げ可  マンション管理計画認定を取得している場合。       マンション共用部分リフォーム融資の注意点 このローンの注意点は、融資がおりるタイミングです。   融資がおりるのは、工事が完了し届出をしてから、約1か月半後となっています。 しかし当社を含めほとんどの修繕業者では、分割して請負代金の請求を行います。   大規模修繕工事などの大きな工事は「契約時の前払金」・「中間金」・「精算金」と、工事が完成する前に代金を工事業者に支払わなければならないのです。   融資と業者からの請求に“ ズレ ”があるため、「修繕積立金がまったく足りない!」という場合は利用が難しくなります。 どうしても融資を使いたい!といったケースでは、「つなぎ融資」の検討をしてみてください。       つなぎ融資【リコーリース】 つなぎ融資は、大規模修繕を計画しているが、まだ資金が完全に揃っていない場合に利用できる融資です。 短期間での資金調達が可能であり、修繕計画を円滑に進めるために役立ちます。   今回は東京、神奈川、千葉、埼玉の4都県に限定されてしまいますが、リコーリースを紹介しますね!   大手リコーグループのリース会社であるリコーリースは、マンション管理組合向けに「マンション管理組合ローン」というサービスを提供しています。(2024年6月時点)   リコーリースのメリット ・工事完了前の融資ができる ・保証料や融資手数料が不要 ・修繕積立金だけでなく、幅広い用途に利用可能   公的な融資に比べ、つなぎ融資は民間のローンのため以下のデメリットも考えて慎重に検討しましょう。   つなぎ融資のデメリット ・高金利  つなぎ融資は一般的に金利が公的なものより高くなり、返済負担が大きくなる可能性がある。   ・短期間の返済義務  商品によっては短期間での返済が求められるため、資金繰りに慎重さが求められる。   ・利用の制限  金融機関によっては、利用目的や利用条件に制限がある場合がある。         マンションすまい・る債 「マンションすまい・る債」は、住宅金融支援機構が発行する利付10年債券です。   マンションの大規模修繕に向けた、修繕積立金の計画的な積み立てを支援するために設けられた制度です。       マンションすまい・る債のポイント ・1口50万円から購入可能  最大10回継続購入して積み立てが可能。   ・手数料なしで中途換金OK  初回債券発行日から1年以上経過していることが条件。   ・新規応募債券の利率UP  「マンション管理計画認定」の認定により。   ・マンション共用部分リフォーム融資がお得に  積み立て中に、融資を利用すると融資金利・保証料が下がる。       マンションすまい・る債のデメリット ・10年間保有することが難しい  1年に1回の積立のため、すべての債権を満期まで保有するのが難しい。   ・途中で解約すると金利は低い  2024年度発行の10年満期時平均利率は0.500%(税引前)。経年によって利率は上昇するため、保有期間が短いとわずかな金利しか受け取れない。   ・元本割れのリスク  国が認定しているとはいえ、元本割れする可能性がゼロとはいえない。     大規模修繕工事まで保有が可能なのか、 債権のリスク、中途解約の可能性を十分に考えたうえで購入をしましょう。       まとめ この記事では、「大規模修繕のローン」に関するさまざまな選択肢を紹介しました。   「マンション共用部分リフォーム融資」、 「つなぎ融資」、 「マンションすまい・る債」、 それぞれの利点と注意点を理解し、最適な選択をすることで、大規模修繕をスムーズに進めることができます。   横浜市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!       修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。 横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!!   横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年6月20日 更新
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吉田 俊介

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