【管理組合様必見!】大規模修繕で使えるローンとは?

補助金・助成金・ローン 2024.06.20 (Thu) 更新

こんにちは!
修繕プランナー横浜の梅津です。

 

 

数十年に一度といった頻度で発生する大規模修繕工事では、何千万円といった修繕費がかかってきます。

 

それに向けて修繕積立金を積み立てている、マンション・アパートの管理組合様が多いかと思います。

 

しかし、修繕積立金が不足してしまうケースも少なくありません。
そこで活用したいのが、公的なローンや修繕積立金の資産運用です。

 

今回は、不足時期によって上手に活用したい3種類のプランについて解説します!

・マンション共用部分リフォーム融資

・つなぎ融資

・マンションすまい・る債

 

この記事を読むことで、大規模修繕にむけてどのようなローンが利用できるのか理解を深めることができますよ!

 

 

 

マンション共用部分リフォーム融資

大規模修繕工事 横浜 ローン 補助金

 

「マンション共用部分リフォーム融資」は、住宅金融支援機構が扱っている公的なローンで、マンション管理組合が申し込むことができます。

 

 

住宅金融支援機構とは、資本金の全額を政府が出資する独立行政法人です。
住宅ローン「フラット35」などの金融商品を提供しています。

 

 

大規模修繕工事に利用でき、融資金利を最大0.6%引き下げることもできるローンです。

 

 

マンション共用部分リフォーム融資のポイント

・全期間固定金利
 金利は、住宅金融支援機構のHPで確認可能。

 

・担保は必要なし
 (公財)マンション管理センターの保証を利用することにより。

 

・融資金利は年0.2%引き下げ可
 「マンションすまい・る債」の積み立てをする場合。

 

・融資金利は年0.2%引き下げ可
 マンション管理計画認定を取得している場合。

 

 

 

マンション共用部分リフォーム融資の注意点

このローンの注意点は、融資がおりるタイミングです。

 

融資がおりるのは、工事が完了し届出をしてから、約1か月半後となっています。

しかし当社を含めほとんどの修繕業者では、分割して請負代金の請求を行います。

 

大規模修繕工事などの大きな工事は「契約時の前払金」・「中間金」・「精算金」と、工事が完成する前に代金を工事業者に支払わなければならないのです。

 

融資と業者からの請求に“ ズレ ”があるため、「修繕積立金がまったく足りない!」という場合は利用が難しくなります。

どうしても融資を使いたい!といったケースでは、「つなぎ融資」の検討をしてみてください。

 

 

 

つなぎ融資【リコーリース】

大規模修繕工事 横浜 ローン 補助金

つなぎ融資は、大規模修繕を計画しているが、まだ資金が完全に揃っていない場合に利用できる融資です。

短期間での資金調達が可能であり、修繕計画を円滑に進めるために役立ちます。

 

今回は東京、神奈川、千葉、埼玉の4都県に限定されてしまいますが、リコーリースを紹介しますね!

 

大手リコーグループのリース会社であるリコーリースは、マンション管理組合向けに「マンション管理組合ローン」というサービスを提供しています。(2024年6月時点)

 

リコーリースのメリット

・工事完了前の融資ができる
・保証料や融資手数料が不要
・修繕積立金だけでなく、幅広い用途に利用可能

 

公的な融資に比べ、つなぎ融資は民間のローンのため以下のデメリットも考えて慎重に検討しましょう。

 

つなぎ融資のデメリット

・高金利
 つなぎ融資は一般的に金利が公的なものより高くなり、返済負担が大きくなる可能性がある。

 

・短期間の返済義務
 商品によっては短期間での返済が求められるため、資金繰りに慎重さが求められる。

 

・利用の制限
 金融機関によっては、利用目的や利用条件に制限がある場合がある。

 

 

 

 

マンションすまい・る債

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「マンションすまい・る債」は、住宅金融支援機構が発行する利付10年債券です。

 

マンションの大規模修繕に向けた、修繕積立金の計画的な積み立てを支援するために設けられた制度です。

 

 

 

マンションすまい・る債のポイント

・1口50万円から購入可能
 最大10回継続購入して積み立てが可能。

 

・手数料なしで中途換金OK
 初回債券発行日から1年以上経過していることが条件。

 

・新規応募債券の利率UP
 「マンション管理計画認定」の認定により。

 

・マンション共用部分リフォーム融資がお得に
 積み立て中に、融資を利用すると融資金利・保証料が下がる。

 

 

 

マンションすまい・る債のデメリット

・10年間保有することが難しい
 1年に1回の積立のため、すべての債権を満期まで保有するのが難しい。

 

・途中で解約すると金利は低い
 2024年度発行の10年満期時平均利率は0.500%(税引前)。経年によって利率は上昇するため、保有期間が短いとわずかな金利しか受け取れない。

 

・元本割れのリスク
 国が認定しているとはいえ、元本割れする可能性がゼロとはいえない。

 

 

大規模修繕工事まで保有が可能なのか、
債権のリスク、中途解約の可能性を十分に考えたうえで購入をしましょう。

 

 

 

まとめ

この記事では、「大規模修繕のローン」に関するさまざまな選択肢を紹介しました。

 

「マンション共用部分リフォーム融資」、
「つなぎ融資」、
「マンションすまい・る債」、
それぞれの利点と注意点を理解し、最適な選択をすることで、大規模修繕をスムーズに進めることができます。

 

横浜市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!

 

 

 

修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。

横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!!

 

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