大規模修繕工事用語~本足場~

大規模修繕の豆知識 2024.09.27 (Fri) 更新

こんにちは!

修繕プランナー横浜の梅津です。

 

大規模修繕工事の見積書を見てみると、見慣れない単語がでてくることがあると思います。

今回は直接仮設工事の欄に書かれている「本足場」についてご紹介します!

 

 

一側足場と本足場のちがい

・一側足場(ひとかわあしば)

一側足場は、縦方向に設置される支柱が1本だけで、ブラケットを取り付けて足場板を設置する形式の足場です。

この足場は敷地が限られている環境、特に戸建て住宅のような狭い場所でよく使用されます。

 

大規模修繕工事 横浜 足場

一側足場の利点は、設置スペースが限られた場所でも効率的に使用できる点です。
また、支柱の数を減らせるため、資材のコストを抑えることも可能です。
ただし、支柱が少ない分、倒壊防止のために壁つなぎやアンカーなどで強度を補強する必要があります。

 

手すりがない構造のため、作業者の動きが制約されず、狭い現場での作業がしやすいというメリットがありますが、安全性や安定性では本足場に劣る部分があります。

そのため、高さのある建物や、大規模な建築物では使用が制限されることが多いです。

 

 

 

・本足場(ほんあしば)

本足場とは、建築物の外壁面に沿って2本の支柱を設置し、その間に作業板を渡して組み立てる足場です。
このタイプの足場は「二側足場(ふたかわあしば)」とも呼ばれ、足場の基本形として広く採用されています。

 

大規模修繕工事 横浜 本足場

本足場の最大の特徴は、作業スペースが広く確保できる点です。
2本の支柱が支えることで、安定感が高く、手すりを設置できるため、安全性が向上します。
このため、作業者が安全かつ効率的に作業を行うことが可能です。

 

 

 

 

本足場の義務化

2024年4月以降、本足場の使用が原則として義務化されました。

今回の義務化は、墜落・転落事故を防ぐことが目的とされています。

 

-改正内容-

1.一側足場の使用範囲が明確化

幅が1m以上の箇所において足場を使用するときは、原則として本足場を使用する。

 

2.足場の点検時には点検者の指名が必要

事業者及び注文者が足場の点検を行う場合は、あらかじめ点検者を指名することが必要に。

 

3.足場の組立て等の後、点検者の指名の記録・保存が必要に

足場の組立て、一部解体、変更等の点検後に、点検者の指名を記録・保存することが必要に。

 

特殊な状況では例外もあります。
例えば、つり足場を使用する場合や、障害物があるために本足場の設置が困難な場合、一側足場の使用が例外的に認められています。

 

 

まとめ

本足場は、安定性と作業性に優れた足場であり、広いスペースが必要な現場に最適です。
一方、一側足場は狭い敷地で効率的に使える足場として、コストやスペースの制約がある場合に活躍します。
両者の特徴を理解し、現場に応じて適切な足場を選ぶことが、安全で効率的な作業に繋がります!

横浜市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!

 

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