こんにちは!
修繕プランナー横浜の梅津です。
アパートやマンションの大規模修繕中、「網戸って外さなきゃいけないの?」と疑問に思う居住者の方が少なくありません。
結論から言うと、大規模修繕では多くの場合、網戸の取り外しが必要です。
なぜなら、外壁の塗装や洗浄、防水工事などに支障をきたす可能性があるためです。
本記事では、大規模修繕で網戸を外す理由や取り外すタイミング、保管方法、住民への影響と対策について詳しく解説します。
マンション管理組合の方や賃貸オーナー様、住民の方はぜひ参考にしてください。
目次
大規模修繕では、建物の外側を中心とした工事(外壁塗装・シーリング補修・高圧洗浄・防水工事など)が行われます。
このとき、網戸が付いたままだと工事に支障をきたす場合があります。
高圧洗浄の水が網戸に当たり、破損やカビの原因になる
塗料やシーリング材が飛散して網戸が汚れる
作業中に網戸が外れ、落下事故につながる恐れがある
網戸の取り外しは、工事の品質と安全を確保するために欠かせない作業です。
網戸は、足場の組立前までに取り外すことが基本です。
通常、着工の1週間前〜3日前を目安に取り外しの指示が出されます。
マンションやアパートの大規模修繕では、着工前に住民向け説明会が開かれます。
このときに、
網戸の取り外しスケジュール
保管方法や保管場所の案内
注意事項
などが伝えられます。
※住民の中には「ベランダを片付けることは知っていたが、網戸のことは知らなかった」という方も多いため、管理組合様は周知徹底が重要です。
網戸の取り外し作業は、基本的に各居住者の責任で行います。
取り外しに必要なネジやロック部品が室内側にあるため、業者が外部から作業できない
プライバシーや防犯上の観点からも、居住者が対応するのが一般的
体力的に難しい住民がいる場合は、修繕業者に事前相談すれば補助してもらえるケースもあります。
説明会や事前アンケートなどで、支援が必要な方を把握しておくと良いでしょう。
大規模修繕における網戸の保管は、各住民が自宅内で行うのが基本です。
共用部や廊下などへの放置は安全面や管理上の問題があるため、あらかじめ保管場所を確保しておくことが重要です。
施工業者によっては、保管袋を支給してくれることもあります。
雨風による劣化
盗難や破損のリスク
通行の妨げになる可能性
居室内の壁際(安定して立てかける)
共用部の一部スペース(事前許可が必要)
トランクルームや貸し倉庫(有料)
網が破れないように布や毛布を敷いた上で立てかける
湿気が少ない部屋で保管し、カビや劣化を防ぐ
倒れないよう壁際に安定させる
※特にペットや小さなお子様がいる家庭では、安全な保管方法に配慮が必要です。
大規模修繕では、外壁塗装や防水工事、高圧洗浄などの作業を安全かつ円滑に進めるために、網戸の取り外しが必要となるケースがほとんどです。
取り外した網戸の保管方法や場所もトラブル防止の重要なポイントです。自宅内での保管が基本となりますが、布で保護したり、安定して立てかける工夫をすることで、破損や事故を防ぐことができます。
管理組合やオーナー様は、住民に対して早めに情報共有を行い、網戸の取り外し・保管についてのルールや注意点を徹底することが成功のカギです。
基本的には各居住者が自身で取り外すケースが多いです。高齢者や身体的に難しい方には、管理会社や施工業者が対応をサポートする場合もあります。管理組合様としては予めアンケートなどで状況を確認しておくと良いでしょう。
窓を開けることは可能ですが、足場や養生シートにより視界が遮られることや、外部からの視線が気になることがあります。また、作業中は窓を閉めるよう依頼されることもあるため、工程表や施工業者からの指示を確認しましょう。
網戸の破損が居住者の過失によるものか、施工業者の作業ミスによるものかで対応が異なります。施工業者の作業中に発生した場合は補償の対象になることがありますが、自己管理中の破損は原則として自己負担となることが多いです。保険の対象になる場合もあるため、事前に契約内容を確認しておくと安心です。
網戸は5~10年程度で劣化すると言われています。大規模修繕のタイミングは建物全体の点検やメンテナンスが一斉に行われるため、同時に交換・補修を検討する絶好の機会です。施工業者に相談すれば、まとめて対応してくれる場合もあります。
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