こんにちは!「修繕プランナー横浜」の梅津です。
横浜市内でアパートやマンションを所有されているオーナー様の中には、「築年数が経って、入居者から『冬寒くて結露がひどい』とクレームが出ている」「次の大規模修繕、少しでも費用を抑える裏ワザはないか」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
実は、横浜市で木造アパートなどの大規模修繕を行う際、絶対に知っておくべきお得な制度があります。
それが、窓やドアの改修に最大100万円が補助される「建築物開口部不燃化等改修事業補助」です。
「窓の工事に補助金が出るの?」「大規模修繕のタイミングでも使える?」といった疑問をお持ちの方に向けて、対象になる建物の条件や対象エリア、失敗しない申請のポイントを分かりやすく解説します。
所有物件の価値を賢く高め、修繕コストをグッと抑えるヒントが詰まっていますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
横浜市のこの制度は、窓やドアなどの「開口部」を、防火性能と断熱性能の高い仕様へ改修する工事を支援する補助金です。
市のリーフレットでは、開口部からの延焼を防ぎ、避難時間を確保することが主な目的として示されています。
一見、お堅い防災の制度に見えますが、オーナー様にとっては「物件の防災」と「入居者の省エネ・結露対策」を市の予算で同時に進められるため、非常にお得で相性が良い内容です。
補助上限額は1棟当たり合計100万円です。
さらに、大規模な全面工事だけでなく、窓1か所の改修からでも補助対象になる点が大きな魅力です。
今回ご紹介している窓改修のほかにも、横浜市では大規模修繕の際に活用できる様々な支援制度が用意されています。
「他にも使える補助金がないか網羅してチェックしたい!」という方は、ぜひこちらの記事も合わせてご覧ください。
▶横浜市の大規模修繕で使える補助金・支援制度まとめ【国制度も解説】
窓の性能が低い物件は、冬に寒くなりやすく、結露も起きやすくなります。
結露はカビの原因になりやすく、入居者満足度の低下につながります。
防火性能の高い窓に交換できれば、火災時の延焼リスクを抑える考え方にもつながります。
大規模修繕の時期に合わせて工事を行えば、外壁塗装や防水工事と同じ足場を使えるため、工事全体の効率も上がります。
この補助金を活用する場合、工事の中身にクリアすべき条件があります。
・原則「はつり工法」が対象
既存のサッシ枠を完全に取り外して新設する工法です(カバー工法などは原則対象外となるため注意が必要です)。
・防火、断熱のW性能
改修後の窓には、両面20分以上の遮炎性能(防火設備)と、U値2.3以下の断熱性能を満たすことが求められます。
つまり、単なるガラス交換ではなく「火災に強く、夏涼しくて冬暖かい窓」へ丸ごと入れ替える工事が対象となります。
だからこそ、外壁塗装や防水工事で足場を架ける「大規模修繕」のタイミングで一緒に施工するのが、コストパフォーマンスの面でも最も賢い選択と言えます。
この補助金は、残念ながらすべての建物で使えるわけではありません。
しかし、横浜市内の「小規模な木造アパート」であれば対象に合致する可能性が高いため、築古物件のオーナー様ほど事前の確認が重要になります。
どんな建物でも使えるわけではありません。
以下の条件を満たす小規模な木造アパートなどは、非常に対象になりやすく狙い目です。
所有者: 個人、または中小企業者等が所有していること
建築時期: 平成27年(2015年)7月より前に建築された住宅(築古物件ほどチャンス!)
エリア区分: 準防火地域内にある建築物
建物の規模: 延べ面積500㎡未満、かつ地階を除く階数が2階以下
【プロのワンポイント注意】
3階建て以上の共同住宅(マンションなど)や、延べ面積が大きい大型物件は対象外になってしまいます。
まずは手元にある建物の図面や登記情報を確認することが第一歩です。
この補助金は、横浜市内全域ではなく指定されたエリア(町丁目単位)に限られています。
・主な対象区: 鶴見区、神奈川区、西区、中区、南区、磯子区、金沢区の各一部
・補助率の違い:
重点対策地域: 補助率 4/3
それ以外の補助対象地区: 補助率 2/3
対象エリアの詳細は、横浜市の公式ページにある「補助対象地区一覧表」や、行政地図情報システム「i-マッピー」でピンポイントに確認する必要があります。
「隣の町内は対象なのに、うちは対象外だった…」というケースもあるため、住所の見落としには厳重注意です。
大規模修繕を計画するなら、窓改修を単独で考えるのはもったいありません。
外壁や防水工事と一緒に計画に組み込むことで、工事にかかる実質的な費用を劇的に抑えることができます。
最大のメリットは、大規模修繕の足場代を有効活用できる点です。
窓の改修はどうしても外からの作業(足場)が必要になります。
外壁塗装や防水工事、シーリング工事を行うタイミングに合わせれば、工事の段取りを一つにまとめられ、トータルの工事費を大きく圧縮できます。
また、窓の性能が上がることで「入居率の向上」や「退去防止(満足度の向上)」に直結するのも見逃せません。
一方で、非常に確認事項が多いのがこの補助金の難点です。
建物の建築時期や面積、地域、さらには「窓の性能証明」や「見積書の準備」など、クリアすべきハードルが多くあります。
工事が始まってから「やっぱり補助金を使いたい」と思っても申請は不可能です。
必ず「工事内容を決める前の、早い段階」から相談を始めることが成功の鉄則です。
・相見積もりが必須
申請には「2者以上の見積書」が必要です。
ー損をしないための見積もりテクニックー
補助金の申請で相見積もりを取る際、ちょっとしたコツを押さえるだけで工事費用そのものをグッと抑えられるケースがあります。
賢くコストカットするための具体的なノウハウは、こちらで詳しく解説しています。
▶大規模修繕工事の見積書チェックポイントと見積もり価格を抑える方法
・市内業者の選定
見積金額が100万円を超える場合は、横浜市内の業者の見積書が必要になります。
・代理受領が便利
補助金は、委任を受けた請負業者(施工店)がオーナー様に代わって代理受領することも可能です。
まとまったキャッシュを一度に全額負担しなくて済むため、資金繰りが安心です。
・複数年の小分け申請もOK
別の開口部であれば、年度を分けて複数回申請することも可能です(1棟あたり累計100万円まで)。
防火性能(両面20分以上の遮炎)と、断熱性能(U値2.3以下)の両方を満たす開口部の入れ替え工事が対象です。工法は原則として「はつり工法」となります。
建物の「延べ面積(延床面積)」のことです。募集要領に明記されています。
条件に合えば対象になります。「延べ面積500㎡未満・2階以下」という条件にぴったり当てはまりやすいため、築古の木造アパートオーナー様こそ、使わないと損な制度です。
はい、対象になります!この補助金は「開口部」が対象のため、基準を満たす防火ドアへの交換であれば補助金が出ます。アパートの外観の印象がガラッと変わるため、非常に人気の高い工事です。
横浜市が公表している町丁目単位の一覧表や地図(i-マッピー)で確認できます。町丁目単位で分かれているため、住所の見落としに注意が必要です。
ー修繕コストをさらに下げる、横浜市限定のマル秘制度ー
横浜市内でアパート・マンションの大規模修繕を行う場合、補助金だけでなく「固定資産税が1/2に減額される制度」も絶対に併用したいお得な仕組みです。
対象となるリフォームの条件や申請の流れは、こちらの記事で分かりやすくまとめています。
▶【横浜市】大規模修繕で固定資産税が1/2に!減額制度の条件と申請方法を解説

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