大規模修繕の豆知識のブログ一覧

大規模修繕工事用語~くさび足場~

大規模修繕工事用語~くさび足場~

こんにちは! 修繕プランナー横浜の倉持です。   大規模修繕工事の見積書を見てみると、見慣れない単語がでてくることがあると思います。 今回は直接仮設工事の欄に書かれている「くさび足場」についてご紹介します!     くさび足場とは? 正式名称は「くさび緊結式足場」と言います。 足場の中でも最も一般的な足場です。 一定間隔に緊結部を備えた鉄パイプを支柱として、手すりなどを支柱の緊結部にくさびで緊結して骨組み一本一本をハンマーで叩いて組み立てるのが特徴です。     ・ビケ足場と呼ばれるわけは? 「ビケ足場」とは、株式会社ダイサンという会社が、1980年に開発したくさび緊結式足場の商品名なのです。 日本初のくさび式足場として建設業界で広く普及したことから、くさび緊結式の足場を総称してこの名称が広く使われるようになりました。 ビケ足場の名前は、現場の機能性や安全面に寄与したいという願いが込められており、「美形」に由来していると言われています。     くさび足場ができるまで くさび足場が普及するまでは、足場は丸太で組まれることがほとんどでした。 そのため、安全性や作業のしやすさ等多くの問題を抱えていたといいます。 そこに、シンプルな構造で組立や解体がしやすく、安全性や耐久性にも優れるくさび足場の登場により、足場工事の多くの課題が一気に解決されました。 今では住宅の外壁塗装などを行う場合はほとんどの現場でくさび足場が利用されています。 さらに最近では、住宅だけではなくアパートやマンションでも短期間の補修工事などに使用されることも増えてきています。   くさび足場のメリット・デメリット   メリット 1.組立・解体が簡単! ハンマー1本で設置できることが最大のメリットです。ハンマーを使って手すりや踏板などの部材を打ち込み組み合わせます。   2.どんな形状でも足場が組める! 部材の組み合わせによって建物に合った足場を作ることが可能なため、狭い場所や複雑な形の建物でも足場を組めます。   3.工期が短い! メリットの一つ目でも説明した通り、組立・解体が簡単に行えます。なので、他の足場と比べて作業時間を短縮することができ、工期全体の短縮にもなります。   4.コスト削減ができる! くさび足場は他の足場に比べコンパクトで軽量なところも特徴です。 なので、少ない人数で運ぶことが出来るので、人件費・運搬費が抑えられます。   デメリット 1.組立時の音が大きい! くさび足場はハンマーで打ち付けて部材を組み合わせていくので、作業の際に金属音が発生し、騒音になります。そのため、周辺住民からのクレームが入ることも多いです。周辺住民への挨拶や作業の時間帯など配慮が大切になります。   2.高層建築には向いていない! 高層建築の足場には、重量や強度がある足場を求められるため、軽量なくさび足場は基本的に適しません。       くさび足場の価格 くさび足場の単価は、取り扱う業者や、住宅の形・場所によって差がありますが、平均800円から1000円前後です。 建物の外周から外側の面積を算出し、単価をかけることで、おおよその価格は求められます!   まとめ くさび足場について説明してきましたが、一般住宅やアパート等の中層建築の多くはこのくさび足場が採用されています。 ただ、建物によって周辺状況や形、必要な強度や安定性異なるため、現場の条件に応じて適切な足場を選ぶことが大切ですね! 横浜市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!   修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。 横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!     横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年10月4日 更新
大規模修繕の豆知識
大規模修繕工事用語~本足場~

大規模修繕工事用語~本足場~

こんにちは! 修繕プランナー横浜の梅津です。   大規模修繕工事の見積書を見てみると、見慣れない単語がでてくることがあると思います。 今回は直接仮設工事の欄に書かれている「本足場」についてご紹介します!     一側足場と本足場のちがい ・一側足場(ひとかわあしば) 一側足場は、縦方向に設置される支柱が1本だけで、ブラケットを取り付けて足場板を設置する形式の足場です。 この足場は敷地が限られている環境、特に戸建て住宅のような狭い場所でよく使用されます。   一側足場の利点は、設置スペースが限られた場所でも効率的に使用できる点です。 また、支柱の数を減らせるため、資材のコストを抑えることも可能です。 ただし、支柱が少ない分、倒壊防止のために壁つなぎやアンカーなどで強度を補強する必要があります。   手すりがない構造のため、作業者の動きが制約されず、狭い現場での作業がしやすいというメリットがありますが、安全性や安定性では本足場に劣る部分があります。 そのため、高さのある建物や、大規模な建築物では使用が制限されることが多いです。       ・本足場(ほんあしば) 本足場とは、建築物の外壁面に沿って2本の支柱を設置し、その間に作業板を渡して組み立てる足場です。 このタイプの足場は「二側足場(ふたかわあしば)」とも呼ばれ、足場の基本形として広く採用されています。   本足場の最大の特徴は、作業スペースが広く確保できる点です。 2本の支柱が支えることで、安定感が高く、手すりを設置できるため、安全性が向上します。 このため、作業者が安全かつ効率的に作業を行うことが可能です。         本足場の義務化 2024年4月以降、本足場の使用が原則として義務化されました。 今回の義務化は、墜落・転落事故を防ぐことが目的とされています。   -改正内容- 1.一側足場の使用範囲が明確化 幅が1m以上の箇所において足場を使用するときは、原則として本足場を使用する。   2.足場の点検時には点検者の指名が必要 事業者及び注文者が足場の点検を行う場合は、あらかじめ点検者を指名することが必要に。   3.足場の組立て等の後、点検者の指名の記録・保存が必要に 足場の組立て、一部解体、変更等の点検後に、点検者の指名を記録・保存することが必要に。   特殊な状況では例外もあります。 例えば、つり足場を使用する場合や、障害物があるために本足場の設置が困難な場合、一側足場の使用が例外的に認められています。     まとめ 本足場は、安定性と作業性に優れた足場であり、広いスペースが必要な現場に最適です。 一方、一側足場は狭い敷地で効率的に使える足場として、コストやスペースの制約がある場合に活躍します。 両者の特徴を理解し、現場に応じて適切な足場を選ぶことが、安全で効率的な作業に繋がります! 横浜市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!   修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。 横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!     横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年9月27日 更新
大規模修繕の豆知識
大規模修繕工事用語~ケレン~

大規模修繕工事用語~ケレン~

こんにちは! 修繕プランナー横浜の梅津です。   大規模修繕工事の見積書を見てみると、見慣れない単語がでてくることがあると思います。 今回は塗装工事の欄に書かれている「ケレン」についてご紹介します!     ケレン作業では何をするのか? ケレン作業は、外壁塗装工事における下地処理のことです。 外壁や屋根の古い塗膜や、さび・汚れ、劣化した部分を除去します。   塗装をするときは、いきなり塗料を塗るのではなく下地処理をひと手間いれることが多いんですよ!       ケレンを行う目的 外壁塗装工事におけるケレンは、塗装を長いあいだ美しく保つために欠かせない作業です。 塗料の長寿命化、そして塗装の完成度に直結しています。   塗料を長持ちさせる ケレンによって外壁表面が処理されると、その表面は均一で微細な凹凸が生まれます。   これにより、塗料がしっかりと密着し、均一な仕上がりとなります。   密着性が高まることで、塗膜が外部の影響から守られ、耐久性が向上します。 したがって、ケレンは塗料の密着性を向上させ、外壁の長寿命化につながります。   正しくケレンが行われないと、古い塗膜や汚れが残ってしまいます。 新しい塗料が十分に密着せず、塗料の持ちが悪くなり、劣化が早まる可能性があります。     塗装の完成度 塗料がしっかりと密着した状態でないと、塗装の仕上がりは不均一になります。 また見た目の美しさが損なわれるだけでなく、不均一さが塗膜が剥がれなどの問題につながる可能性があります。         ケレンの種類 1種ケレン 1種ケレンは、主に公共の道路や橋などの公共物の補修において使用される工法の一つです。 これは、腐食やサビが著しく進行した建造物や構造物に対して行われる修復作業です。 一般的には、この種のケレンは一般住宅では行われることが少なく、鉄部や外壁が著しく劣化している場合には、一般に外壁の張り替えなどが行われます。   手法 ブラスト法が一般的に使用されます。 この工法では、機械を使用して研磨剤を塗面に吹き付け、古い塗膜を剥離しながら塗面に傷をつけ、新しい塗料が密着しやすくなるようにします。 この作業は大きな騒音や塗料の飛散などが伴うため、近隣への配慮が必要とされます。   費用 公共工事において採用される1種ケレンの相場は、1平方メートル当たり4,500円から6,000円程度とされています。 2種ケレン 2種ケレンは、1種ケレンと同様に全面の塗料をはがす作業を含みますが、その工法が異なります。 手作業が中心となるため、ブラスト工法に比べて作業効率が低い反面、低い相場価格が特徴です。 2種ケレンも、一般住宅ではあまり使われていません。 この工法は主に公共物のメンテナンスなどに使用されています。   工法の違い 1種ケレンがブラスト工法を使用するのに対し、2種ケレンでは電動工具と手作業によって行われます。 具体的には、電動工具を使って古い塗膜やサビを削り取る作業が主体となります。   相場価格 2種ケレンの相場価格は、1平方メートル当たり1,300円から2,200円程度とされています。 1種ケレンに比べて費用が低い傾向があります。       3種ケレン 3種ケレンは、一般住宅で最も一般的に行われるケレンの一つです。 外壁や屋根に行われます。 汚れのある塗膜のみ除去 3種ケレンでは、劣化していない塗膜である「活膜」を残しつつ、電動工具やワイヤーブラシを使用してサビや汚れのある塗膜を取り除きます。 これにより、外壁などの表面を美しく仕上げつつ、必要な部分だけを補修することが可能です。   使用範囲 3種ケレンは、サビが外壁の5~30%に限定された軽度な損傷に対して使用されることが一般的です。 これにより、全面的な塗り替えよりもコストを抑えながら適切な補修が行えます。   相場価格 1㎡当たりの相場価格としては、500円~1,200円程度になります。 30坪の家の施工面積を120㎡としますと、ケレンにかかる費用は、60,000円~144,000円程になります。       4種ケレン 4種ケレンは、外壁のサビが非常に軽度で、サビの割合が5%以下の場合に使用される補修工法です。 全体を塗り替える必要がない場合に採用されます。   手作業による進行 主に手作業で進められ、サンドペーパーやワイヤーブラシを使用して外壁のサビを取り除きます。 水ぶきなども行い、外壁を清掃し良好な状態を保ちます。   相場価格 4種ケレンの相場価格は、1平方メートル当たり200円から400円程度とされています。 他のケレンに比べて費用が低い傾向があります。   まとめ ケレン作業は、外壁塗装における重要な下地処理で、古い塗膜や汚れを除去して塗料の密着性を高めてくれます。 ケレンには4つの種類があり、外壁の劣化具合に応じて適切な方法を選ぶようにしましょう! 特に3種ケレンは一般住宅でよく使われ、劣化部分のみを除去するためコストを抑えることができます。 横浜市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!   修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。 横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!     横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年9月20日 更新
大規模修繕の豆知識
マンション大規模修繕のアスベスト対策 後編

マンション大規模修繕のアスベスト対策 後編

こんにちは!修繕プランナー横浜の倉持です。 前回の記事では、「マンション大規模修繕のアスベスト対策」の前半としてアスベストの基礎をご紹介させていただきました。   後半では、この3つのテーマでアスベスト対策を学びましょう!! ・アスベスト事前調査 ・アスベスト除去方法 ・アスベスト調査・除去に関する補助金   アスベストの調査方法から除去方法、さらに補助金について詳しく紹介します。 この記事を読むことで、アスベスト対策の基本的な知識と実際の対応方法が分かり、賃貸アパートやマンションの管理がスムーズに行えるようになりますよ!     1. アスベスト事前調査 まずはアスベストが使用されているかどうかを確認するための調査方法について説明します!!   1.1 アスベスト調査の必要性   ブログの前半でも説明しましたが、アスベストは過去に広く建材として使用されており、特に築20年以上の建物では高い確率でアスベストが含まれている可能性があります。 アスベストを含む建材が劣化すると、健康に害を及ぼす微細な繊維が空気中に飛散するのです。 したがって、まずはアスベストが実在するかどうかを確認することが重要です。     1.2 事前調査(書面調査)   事前調査の第1段階は書面による調査です。 建物の図面や建材の使用記録を確認したり、オーナ様や過去の経緯をよく知る施設管理者や工事業者等の関係者に対するヒアリング等により情報を入手し、アスベストが使用されている可能性のある箇所を特定します。 書面調査は調査対象建築物に関する情報を理解・把握することにより、次の段階である現地での目視調査の効率性を高めるとともに、調査の質を高める重要な工程です!   1.3 事前調査(現地での目視調査)   設計図書や完成図書等の書面はアスベストを含む建材の使用状況に関する情報を完全に網羅しているものではなく、必ずしも建築物の現状を表したものとは限らないことから、原則として現地に赴き目視調査を行うことが必要になります。 ただし、平成18(2006)年9月1日以後に設置の工事に着手した施設の設備に関しては、書面調査の工事着手日を確認することで、アスベストを含む建材が使用されていないと判断できます。   1.4 事前調査(有無の判断)   現地での目視調査を踏まえ、①書面調査との照合、②分析による判定、③アスベストを有りとみなしと取り扱うこと、この3つのどれかでアスベストの有無を判断します。     2. アスベスト除去方法 次にアスベストが有りの場合、どのように除去していくのかご説明します! アスベストのレベルに合わせて5つの工法に分かれます。   2.1 除去工法 (レベル1~3)   アスベストが含まれる資材・建材を下地からすべて取り除き、新たな資材・建材に入れ替える工法です。 専用の機材を使うので、他の工法と比べると費用が高くなるケースが多いです。 メリットとしては、アスベストを完全に除去するため、一回除去してしまえば、改築後はアスベストの管理をしなくて済みます。     2.2 封じ込め工法 (レベル1~3)   既存のアスベストに溶剤を吹き付けて固着・固定化し、大気中へ飛散しないように覆う工法です。 作業時にアスベストの飛散リスクが低いうえ、短時間で作業できます。   2.3 囲い込み工法 (レベル1~3)   アスベストが含まれる資材・建材はそのままにアスベストを含まない建材で覆って密閉することで飛散を防ぐ工法です。   上記の「封じ込め工法」と「囲い込み工法」は、どちらも短時間で作業は終わりますが、アスベストを除去するわけではないので、定期的な検査やメンテナンスといった管理が必要になります。 さらに、将来建物を解体することになった場合には、結局アスベストの除去が必要になってしまうため、注意が必要です。   2.4 隔離方法 (レベル3)   アスベストが含まれている仕上げ塗材などを薬剤によってやわらかくしてから取り除く工法です。 散水をする必要がないため作業後の処理が楽ですが、取り残しがある場合は他の工法との併用が必要になります。   2.5 ウォータージェット工法 (レベル2)   高い水圧の水を噴射し、湿潤化したうえでアスベストを除去する工法です。 隔離工法と似ていますが、薬剤は使わず水のみを使用するので環境への影響も低いと言われています。 ただ、高圧水の設備を使うため費用が高くなる可能性が高いです。     5つの除去する方法をご紹介しましたが、まずは業者さんと相談し、アスベストのレベルに合わせて適切な工法を提案してもらい、検討していくことが大切です。     3. アスベスト調査・除去に関する補助金 アスベストの調査・除去にかかる費用は高額になることがありますが、補助金を利用することで経済的な負担を軽減できます。 神奈川県と横浜市で行われいる制度をご紹介させていただきます。   3.1 神奈川県の制度   神奈川県では、民間建築物の所有者の方などに対して、アスベスト含有調査に要する費用の補助を行っています。   ・対象建築物 平成元年以前に建築確認を得て着工された、アスベストを含んでいる恐れのある吹付材が施工されている、 (1)不特定多数の方が利用する延べ面積300平方メートル以上1000平方メートル未満の建築物 (2)エレベーターがある建築物(エレベーターの昇降路及び機械室に限る) のいずれかに該当し、これまでアスベスト含有調査を実施していない民間建築物。   ・補助額 補助限度額は一棟当たり25万円です。 ただし、含有調査を1検体のみ行う場合の限度額は16万円となります。   3.2 横浜市の制度   横浜市では、多数の方が利用する民間建築物(店舗、事務所、駐車場等)に施工されている吹付アスベストについて、無料の含有調査や、除去等工事に要する費用の補助を行っています。   〇吹付アスベスト含有調査 横浜市が居たくしている専門業者が訪問し、吹付け建材にアスベストが含まれているかどうかを無料で調査します。   〇吹付アスベスト除去等(工事に要する費用の補助) 「吹付アスベスト」または「アスベスト含有吹付ロックウール」について、除去等など対策工事を行う場合に、費用を補助します。   ・対象建築物 多数の方が利用する民間建築物(店舗、事務所、駐車場、工場、倉庫など) 共同住宅の場合は共用部分のみ(機械室なども対象に含みます。) ・対象外 個人の住宅 除却を予定している建築物 吹付建材以外の建材の調査及び除去等(屋根材に使われる形成板、外壁の仕上げ塗材等) アスベスト含有調査の場合で、過去に本事業によりアスベスト含有調査の補助等を受けた建築物と同一敷地内の建築物 アスベスト除去等の場合で、過去に本事業によりアスベスト除去等の補助等を受けた建築物と同一敷地内の建築物 アスベスト除去等又はアスベスト含有調査に関する他の補助を受けている建築物 建築基準法に違反している建築   ・補助額 含有調査は無料。 除去などの対策工事は、費用の2/3(上限300万円)を補助。   ・対象となる除去方法 ①除去工法 ②封じ込め工法   4. まとめ この記事では、アスベストの調査方法、除去方法、補助金について詳しく解説しました。アスベスト問題は放置すると重大な健康被害を引き起こす可能性がありますので、適切な対策を講じることが重要です。 しっかり管理し、安全な住環境を提供することで、住民の皆さんの信頼を得ることにも繋がります。   横浜市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね! 修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。 横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!!   横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年7月10日 更新
補助金・助成金・ローン大規模修繕の豆知識
マンション大規模修繕のアスベスト対策 前半

マンション大規模修繕のアスベスト対策 前半

こんにちは! 修繕プランナー横浜の倉持です。     築20年を超えた賃貸アパート・マンションの大家さんの皆様、お困りではありませんか? そんな皆様に向けて、前半・後半に分けて「大規模修繕 アスベスト対策」に関する重要な情報をお届けします。     今回は、この3つのテーマでアスベスト対策を基礎から学びましょう!! ・アスベスト問題とは? ・アスベスト含有建材とは? ・アスベスト対策の義務化!   この記事を読むことで、アスベストの基礎から危険性まで理解を深めることができますよ!     1. アスベスト問題とは? 1.1 アスベストとは?   天然に産する繊維状けい酸塩鉱物のことを言い、よく「せきめん」「いしわた」と呼ばれています。   繊維が極めて細いため、熱・摩擦・酸やアルカリにも強く、丈夫で変化しにくいという特性を持ち、安価であることから、ビル等の建築工事においては、保温断熱の目的で天井や外壁に石綿を吹き付ける作業が行われていたり、私たちの身近な工業製品に使用されてきました。   1.2 アスベストが引き起こす危険性   アスベストは、そこにあること自体は問題ではありません。 吹付時等に飛び散ることで空中に飛散した石綿繊維を肺に吸い込んでしまうことが問題なのです。   吸い込んでしまうと約20年から40年の潜伏期間を経た後に、肺がんや中皮腫の病気を引き起こす確率が高いことが明らかになり、現在では製造及び使用が禁止されています。 一方で、それまで産業利用されたアスベストの8割は建材に集中していると言われており、古いビルや建築物の外壁や壁紙・煙突・天井・スレート屋根には、現在も大量にアスベストが残っているのです。 その建物たちが2020年代以降、一斉に耐用年数を迎えます。 今後、解体工事の激増に伴い、アスベスト対策は避けて通ることはできません。   これがアスベスト問題です。   2. アスベスト含有建材とは?   アスベスト含有建材とは、 住宅や倉庫では、外壁・屋根・軒裏等に成形版として、マンションやビルでは、天井・壁の吸音用等に吹付材として使用される建材のうち、                    アスベストの含有量が0.1%(重量比)を超えるものをいいます。   体内へ侵入する原因でもある「発じん性」の程度に応じてレベル1からレベル3までに作業レベルが定められてます。 レベルごとに、アスベストの種類・使用されている場所や対策を解説します!   2.1 レベル1   もっとも飛散性の高い「アスベスト含有吹付材・アスベスト含有耐火被覆材」がレベル1に分類されます。   使用場所は、鉄筋構造の建築物に使用されている柱やはり、エレベーター周り、ビルの機械室、ボイラ室等の天井・壁、立体駐車場の天井・壁など。   作業の際は、周辺への飛散防止として作業場所の隔離を行い、作業する者は防塵マスク・保護衣を適切に身につけなければなりません。   2.2 レベル2   こちらは、「アスベスト含有保温材」がレベル2に分類されます。   使用場所は、ボイラ本体や、建築物の柱・はり・壁・屋根など。   レベル2の建材は、アスベストの密度が濃く、軽いのが特徴なので、作業する際はレベル1と同じ対策が必要です。   2.3 レベル3   最後は、レベル1とレベル2に該当しない「成形板などのアスベスト含有建材・アスベスト含有仕上げ塗材」がレベル3に分類されます。   使用場所は、建築物の屋根・天井・壁・床、ビニール床のタイル、建物の外壁及び内壁など。   レベル3の建材は、アスベストを含む原料を混ぜて、加工して製造するため、密度が高く硬いことが特徴です。 なので、破ったり砕いたりする作業においては防塵マスクが必要になります。     3.アスベスト対策の義務化!   3.1法令による規制   解体工事などにおけるアスベストの事前調査は、2020年に義務化されました。 さらにさまざまな法律の改正により、2022年4月1日以降に着工する解体・補修等の工事では、アスベスト調査結果の報告も義務付けされています。   3.2 調査不要の建物 しかし、アスベストの飛散のリスクがないと判断される場合は、調査不要になるケースもあります。   一つ目が、木材・金属・石・ガラス・畳・電球などのアスベストが含まれていないことが明らかで、除去または取外し時に周囲の材料を損傷させる恐れのない作業。 二つ目が、工事対象に極めて軽微な損傷しか及ぼさない作業。 三つ目が、現存する材料等の除去は行わず、新たな材料を追加するのみの作業。 最後四つ目が、アスベストが使用されていないことが確認されている特定の工作物の解体・改修の作業。   また、以下の場合は調査は必要ですが報告不要な工事となります。 ・解体部分の延床面積が80㎡以下の建築物の解体工事 ・請負金額が税込100万以下の建築物の改修工事   4. まとめ   以上のように、アスベストは健康被害を引き起こす危険な物質であり、国全体で深刻な問題となっており、いくつもの法律で規制されています。 建物のオーナー様方は、定期的なアスベスト調査や除去を行うことで、入居者の安全を確保する責任があります。 ですので、大規模修繕を行う際にはアスベスト対策が欠かせません!   次回は、調査方法や、アスベスト調査・除去で利用できる補助金などもご紹介します!   ぜひ、横浜市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!   修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。 横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!!   横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年7月1日 更新
大規模修繕の豆知識
【排水管高圧洗浄】立ち合い率UPのための3つの方法

【排水管高圧洗浄】立ち合い率UPのための3つの方法

こんにちは!修繕プランナー横浜の梅津です。 前回の記事では、「マンション排水管の高圧洗浄の必要性」についてご紹介しました。     しかし、 「不在者が多くて実施率が悪い」 こんなお悩みをもつオーナー様や管理組合の皆様もいらっしゃると思います。   そんな皆さんのために、今回は排水管洗浄を効率よく実施し、立ち合い率を高める方法について詳しく解説します! 1.排水管清掃のお知らせを掲示・ポスティングする 2.口頭で協力依頼をする 3.事前に賃貸借契約書に盛り込む   この記事を読むことで、どのように告知し協力を得るか、事前準備の重要性などがわかりますよ!       1.排水管清掃のお知らせを掲示・ポスティングする 排水管洗浄を効果的に行うためには、事前の告知(1か月以上前がマスト!)が欠かせません。   まず、建物内の目立つ場所にお知らせを掲示することが重要です。 掲示物には、洗浄の日程、必要な準備、排水管洗浄の重要性を明記しましょう。 また、実施しないことで生じるリスクを記すことで、住民の理解を得やすくなります。     ポスティングの重要性 掲示物だけでなく、各戸に直接配布するポスティングも併用すると効果的です。   ポスティングは、住民の方が自宅でじっくりと情報を確認できるため、告知内容の浸透率が高まります。 また、ポスティング物には、掲示物と同様の情報を掲載し、住民の方が質問や不明点を解消できる連絡先を明記しましょう。   下記にサンプルを記載しますので、参考にしてみてください。 高圧洗浄業者から、より詳細な説明事項があれば一緒に投函しましょう。   令和〇年〇月〇日 居住者各位 〇〇マンション管理組合 配水管清掃のお知らせ 平素より、当マンションの管理運営にご協力いただき、誠にありがとうございます。この度、定期的な配水管清掃を以下の日時で実施することとなりましたのでお知らせいたします。 ◆日時: 20〇〇年〇月〇日(〇) 9:00~17:00 ◆各住戸の作業予定時間: ・1階: 9:00~10:30 ・2階: 10:30~12:00 ・3階: 12:00~13:30 ・4階: 13:30~15:00 ・5階: 15:00~16:30 漏水防止のため、階下の部屋より実施いたします。多少の時間差はご了承ください。 ◆作業範囲 台所、洗面、風呂場、洗濯場 ◆お願い ・清掃時に入居者の方は、ご在宅くださるようお願いいたします。 ・台所、洗面台、洗濯パン付近は片づけておいてください。   ご多忙のところ大変恐縮ではございますが、作業予定時間の間は各住戸にお立ち会いいただきますようお願い申し上げます。不在の場合は、作業ができない可能性があり、その結果、配水管の詰まりや故障などの問題が発生する恐れがございます。万が一、配水管清掃を実施しなかったことが原因で事故が発生した場合、賠償責任を負っていただくことになりますので、どうかご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。   なお、やむを得ず不在にされる場合は、事前に管理人までご連絡いただければ、対応方法についてご相談させていただきます。 ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。   ◆お問い合わせ先 管理人室: [管理人の連絡先] Email: [管理人のメールアドレス] 本件に関するご質問やご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。     2.口頭で協力依頼をする 掲示物やポスティングに加え、口頭での協力依頼も効果的です。 管理人や管理組合のメンバーに住民が直接質問できる場をもうけることで、排水管高圧洗浄に対する理解を深める効果があります。   説明会の開催 説明会を開催することで、多くの住民に直接説明を行うことができます。 説明会では、洗浄の具体的な作業内容やその必要性、立ち合いの重要性について詳しく説明しましょう。       個別訪問の効果 特に前回の清掃時に実施ができなかった世帯には、個別訪問が有効です。   個別訪問は、住民一人ひとりに対して丁寧に説明することで、協力を得るチャンスとなります。 清掃の意義や、不在によるリスクを理解してもらいましょう。 前回の記事でリスクについては、紹介していますので参考にしてみてくださいね!       3.事前に賃貸借契約書に盛り込む 排水管洗浄の実施と立ち合いをスムーズに行うためには、事前準備が重要です。 その一環として、賃貸借契約書に排水管洗浄に関する条項を盛り込むこともお勧めです。 これにより、新たに入居する住民の方にも排水管洗浄の重要性を周知することができます。   契約書に盛り込むべき内容 賃貸借契約書には、定期的な排水管洗浄の実施について明記しましょう。   (例)本物件において、全戸一斉に排水管清掃、消防点検、その他建物の維持管理に必要な作業が実施される際、入居者はこれを拒否することができません。万一、これを拒否した場合に生じた損害については、入居者がその責任を負うものとします。   さらに、具体的な実施頻度や、住民が協力すべき事項も記載することで、入居時点から洗浄の必要性を認識してもらえます。 また、立ち合いの重要性についても明記し、協力しもらいやすい環境を整えましょう。     新規入居者への説明 新規入居者には、契約書の内容を説明する際に、排水管洗浄の重要性と協力の必要性を口頭で伝えます。 この時点でしっかりと説明することで、後々のトラブルを防ぎ、スムーズな協力体制を築くことができます。       まとめ 排水管洗浄の立ち合い率を高めるためには、早めの告知、口頭での協力依頼、そして事前の準備が欠かせません。   掲示物やポスティングでの情報提供、 説明会や個別訪問での直接説明、 さらに賃貸借契約書への明記と新規入居者への説明を通じて、住民の理解と協力を得ることができますよ!   横浜市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね! 修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。 横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!!   横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年5月24日 更新
大規模修繕の豆知識
マンション排水管の高圧洗浄の必要性

マンション排水管の高圧洗浄の必要性

こんにちは!修繕プランナー横浜の梅津です。   マンションのオーナーの皆様、排水管の高圧洗浄についてご存知でしょうか?   今回は「排水管の高圧洗浄」の必要性に関する情報をお伝えします。   この記事を読むことで、 なぜ排水管高圧洗浄が必要なのか、 具体的な作業内容、 そして清掃を怠ると生じるリスクについて理解していただけると思います!        排水管高圧洗浄はなぜ必要か? 排水管が詰まると、水が流れずに不衛生な状態になります。 特に古い建物では、排水管内に汚れや固まった物が溜まりやすく、定期的な清掃が欠かせません。 ここでは、なぜ排水管高圧洗浄が必要なのか、その理由を解説します。     古い建物の排水管は汚れが溜まりやすい!   築20年を超えたアパート・マンションでは、 排水管内に錆や汚れ、そして根の侵入など、様々な問題が発生します。   これらの汚れが放置されると、排水の流れが悪くなり、最悪の場合、詰まりや水漏れなどのトラブルを引き起こします。     健康被害のリスクがある!   排水管内の汚れは雑菌やカビの繁殖源となり、 室内環境の悪化や住民の健康被害を引き起こす可能性があります。   特に食事をする場所や水回りでは、 清潔な環境が求められますので、定期的な排水管清掃は欠かせません。       マンション高圧洗浄の具体的な作業内容 マンションの排水管高圧洗浄は、専門の業者によって行われます。 具体的な作業内容を知ることで、作業の進行や効果を確認しましょう。 下記に一例をあげますので、参考にしてみてください。     1.作業場所の保護 - 作業前に、シートを敷くなど、周囲の家具や床を保護します。   2. 排水口の確認 - キッチン、浴室、洗濯パン、洗面所など、各排水口を確認します。 - 異常がないか、詰まりや汚れが見られるかをチェックします。   2. ファイバースコープ確認 - ファイバースコープを使用して、排水管内の状況を確認します。 - 排水管内を撮影し、詰まりや汚れの位置や状態を把握します。   3. 高圧洗浄作業 - 各排水口から高圧洗浄機を使用して、排水管内を洗浄します。 - 高圧水で汚れや詰まりを除去します。   4. 排水管詰まり除去 - 必要に応じて、ドレンクリーナーを使用して、室内の排水口から作業を行います。 - 手動または機械的に詰まりを取り除きます。   5. ファイバースコープ確認 - 最後にもう一度ファイバースコープを使用して、排水管内の状況を確認します。 - 洗浄後の状態を確認し、問題がなくなったことを確認します。       なぜ階下の部屋から作業するのか?   なぜ階下の部屋から作業するのでしょうか? 理由として、漏水のリスクを抑えることがあります。   高圧洗浄の際には大量の水が使用されます。 階下の部屋から作業を行うことで、汚れや髪の毛が階下の排水管を詰まらせてしまうことを防ぐことができます。   万が一水漏れや汚水の流出が発生してしまい、階下の部屋が被害を受けてしまっても、部屋に被害を及ぼすリスクを最小限に抑えることができます。       排水管清掃を行わないことによるリスク   排水管の定期的な清掃は重要ですが、住民の不在などによって実施ができないケースもあるでしょう。   しかし、清掃をしないことによるリスクも忘れてはなりません。 居住者の方に排水管高圧洗浄の意義を理解してもらい、参加を促しましょう。   以下に、排水管清掃を実施しないことで生じるリスクをご紹介します。     1. 住民間トラブル 上の部屋のトラブルによって、下の階で漏水が生じてしまうこともあります。   マンションの排水管は、全ての居住者で共有されています。   そのため、排水管が詰まると、 その影響は個々の住戸だけにとどまらず、全体に広がる可能性があります。   例えば、自室の排水管清掃を怠った場合、詰まりが他の部屋にまで影響を及ぼし、排水不良や悪臭が発生することがあります。 これにより、居住者同士のトラブルが発生することも考えられます。     2. 健康被害のリスク 排水管内の汚れが増えることで、 室内環境の悪化や住民の健康被害が生じるリスクが高まります。   特に、食事をする場所や水回りでは、清潔な環境が重要です。     3. 清掃費の自己負担 特に排水管の詰まりが発生して個別に清掃を依頼する場合、その費用は自己負担となります。   個別に排水管清掃を依頼すると費用が割高になることがあります。   清掃業者によって料金には差がありますが、おおよその相場は30,000円程度です。 一方で、マンション全体での清掃を実施する場合、 複数の戸数での一括実施となるため、割安に済むことが多いです。   そのため、排水管清掃は可能な限り マンション全体での定期清掃に合わせてもらうようにしましょう。       まとめ 今回は、「マンションの高圧洗浄の必要性」に関する重要な情報をご紹介しました。   たくさんの人が暮らすマンションでは、排水管の汚れや詰まりが発生しやすく、定期的な清掃が欠かせません。 オーナー様が配水管の洗浄を手配する際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。   また、不在がちであったり、部屋にあがってほしくない、 といった理由で立ち入りの清掃を後ろ向きに感じる入居者の方もいるかもしれません。   次回の記事では、どうしたら排水管洗浄の立ち合い率をUPできるかをお伝えします!     横浜市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね! 修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。 横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!!     横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年5月17日 更新
大規模修繕の豆知識
マンションの大規模修繕工事でよくあるトラブル例!対策は?

マンションの大規模修繕工事でよくあるトラブル例!対策は?

こんにちは!修繕プランナー横浜の梅津です。   大規模修繕工事を行うにあたって なるべくトラブルは起こしたくありませんよね。     「どんなトラブルが起こりやすいのだろうか、、、?」 オーナーの皆様もよくわかならいことは、不安に感じると思います。     この記事では 工事の準備段階から完了後までに起こりうるトラブル例と、その対応策について紹介します。     一緒に大規模修繕工事のトラブルを未然に防ぎましょう!       大規模修繕工事の準備期間に起こりやすいトラブル 大規模修繕工事の準備段階では、さまざまなトラブルが起こる可能性があります。 特に修繕業者や入居者との関係といった、 “ 話し合い ” が必要になるケースが多いです。     1. コミュニケーション不足による誤解 マンションの住民やオーナーと工事業者の間でコミュニケーションが不足すると、工事内容やスケジュールに関する誤解が生じてしまいます。   住民にとっては、 バルコニーの使用不可期間や、駐車場の占有など気になる点はたくさんあります。 住民への説明会を開いたり、定期的に情報を共有することで、コミュニケーションのギャップを埋めることが重要です。     2. 見積もりに関する問題 見積もりの内容に不透明な部分があると、予想外の費用が発生することがあります。 見積もりを細かく確認し、不明点は質問するようにしましょう。   複数の修繕業者から見積もりを取ることも、費用の妥当性を確認する上で重要です。 見積のポイントについては過去の記事でも触れていますので、ご参考にしてください。     3. 計画の不備 工事の計画が不十分だと、予期せぬ問題が発生します。 しっかりとした計画を立て、工事の進行をスムーズにするための段取りを整えることが大切です。   計画には、住民の生活への影響を最小限に抑える工夫も含めましょう。     4. 管理組合の意見調整 マンションの管理組合の意見が一致しないと、工事の進行が遅れることがあります。 管理組合内で十分な話し合いを行い、全員の合意を得た上で工事を進めるようにしましょう。       大規模修繕工事の工事中に起こりやすいトラブル 工事中にも、さまざまなトラブルが発生する可能性があります。 この時期は近隣住民、住居者への配慮が重要になってきます。     1. 騒音や振動によるトラブル 工事中の騒音や振動は、住民にとって大きなストレスとなります。 工事の時間帯を配慮したり、騒音対策を行うことで、住民の生活への影響を最小限に抑えることができます。 事前に住民に対して、工事のスケジュールや対策を説明することも大切です。     2. 安全性の問題 工事中に安全性の問題が生じると、重大な事故につながることがあります。 工事現場の安全対策を徹底し、適切な保護措置を講じることが不可欠です。 また、工事中に住民や通行人の安全を確保するために、工事区域の明確化や誘導などの対策を修繕業者に依頼することも有効でしょう。     3.空き巣の被害 マンションの大規模修繕で足場を設置する際には、空き巣被害のリスクが高まることがあります。 足場は、犯罪者にとって侵入の足がかりとなるため、居住者は防犯対策を強化することが重要です。   まず、窓や玄関の施錠を徹底するよう、住民への繰り返しのアナウンスが必要です。 ・防犯カメラの設置 ・センサーライトの設置 ・透過性のある養生シートの使用 ・腕章などで出入り業者の識別する 上記などの追加対策も有効ですよ!     4. 工事スケジュールの遅延 天候や予期せぬ問題によって、工事のスケジュールが遅れることがあります。   スケジュールの柔軟性を確保し、 住民や管理組合に適時情報を提供することで、遅延によるトラブルを最小限に抑えられます。     5. 近隣住民とのトラブル 工事中は、マンションの住民だけでなく、近隣住民とのトラブルも起こりやすいです。   工事による騒音や交通の影響などを最小限に抑える必要があります。 事前に近隣住民ともコミュニケーションを取り、協力を得ることが重要です。 ・いつから ・どこで ・なんの 工事が行われるかをアナウンスしましょう。       大規模修繕工事の工事後に起こりやすいトラブル 工事が完了しても、トラブルが発生することがあります。   工事後のトラブルは、早めに対処することで大きな問題に発展することを防げます。     1. 仕上がりの不備 工事の仕上がりに不満が出た場合、再度工事を依頼する必要が生じます。 工事が完了したら、必ず仕上がりを確認し、不備があればすぐに業者に連絡して修正を依頼しましょう。   予め、外壁の塗料やタイルなどはサンプルを確認し検討するようにしましょう。     2. 保証期間内の不具合 工事後の一定期間は、保証期間として業者が修理や補修を行う責任があります。 保証期間を確認し、その期間内に問題が生じた場合は、速やかに業者に連絡して修理を依頼してください。   修繕業者によって、保証期間は異なることが多いです。 大規模修繕工事の業者選びのポイントもぜひ、ご確認ください。     3. 住民の不満 工事後に住民の不満が生じることがあります。   工事によって住民の生活環境が改善されるよう、事前に住民の要望を把握し、工事後もフォローアップを行うことが重要です。     4. 漏水などの施工不良 大規模修繕を行って数年しか経過していないにもかかわらず、漏水が発生することがあります。   このような場合、原因として考えられるのは、 コンクリートのひび割れを補修した部分に再びひび割れが生じたこと等が挙げられます。   こうしたケースでは、施工会社の責任が問われることが多いため、施工会社に対応を依頼しましょう。     まとめ   大規模修繕工事は、アパートやマンションのオーナー様にとって大きなイベントです。   準備期間、工事中、工事後に起こりやすいトラブルを把握しておくことで、スムーズな工事を実現できます。   事前に適切な対策を講じ、コミュニケーションを徹底することで、トラブルを最小限に抑え、住民や近隣住民との良好な関係を築くことができます。     横浜市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!   修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。 横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!!       横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年5月10日 更新
大規模修繕の豆知識
見積書がわかる!【外壁塗装工事の全工程】

見積書がわかる!【外壁塗装工事の全工程】

こんにちは! 修繕プランナー横浜の梅津です。   少し前ですが、施工が完了しリニューアルオープンしたお客様にお花を贈らせていただきました。 そろそろクリスマスですが、 たまには自分を労うプレゼントも良いかもしれませんね!       さて本記事では、「外壁塗装の工程」に焦点を当て、その詳細な手順について解説します。 工程を理解することで、工事期間中の注意点や、施工中の進捗の確認に役立ちますよ!   マンションやアパートで行われる外壁塗装工事の工程を、全7ステップで紹介します。           防水工事を同時に行うときなどは、工程の追加等もあるので一例としてご理解ください。         1. 外部足場設置   まず、高所での作業を安全にするために外部足場を設置します。 外部足場設置は、アパートに住む方々にとって一時的な騒音や居住スペースの制約を伴うことがあります。 住人の方の理解と協力が得られるよう、事前に十分な説明と注意喚起が必要です。   また足場の設置は、国家資格(足場の組立て等作業主任者)が必要です。 そのため足場専門の施工業者も出入りすることになります。 ・足場設置の予定期間 ・騒音が出る日 ・駐車場やエレベーターの制約期間 ・出入りする業者   これらの点を、マンション・アパートの居住者にあらかじめ伝えると安心につながります。 もちろん施工業者も近隣挨拶をしますので、協力をしてもらいましょう。       2. 高圧洗浄   外壁塗装工事において、高圧洗浄は欠かせない作業の一環です。 目的は、建物を美しく保つだけでなく、耐候性や耐久性を向上させることです。 外壁塗装工事における高圧洗浄の目的と効果について解説しますね!   高圧洗浄の目的 1. 塗膜の密着性向上 古い汚れや塗膜を効果的に取り除くことで、新しい塗膜の密着性が向上します。 これにより、塗装がより長持ちし、外壁の耐久性が向上します。   2. 表面のクリーニング 外壁は汚れやカビ、藻、花粉などが付着しやすい場所です。 高圧洗浄によってこれらの汚れをしっかりとクリーニングすることで、美しい外観を保つことができます。   3. 下地の整備 外壁の下地が不均一だと、塗料がムラになりやすく、仕上がりに質感が出ません。 高圧洗浄を行うことで、下地を均一に整備し、美しい仕上がりを実現します。         3.養生   塗装前に、塗料やゴミの侵入を防ぐため、塗装を施さない部分を養生シートなどで覆います。 窓や玄関ドア、床、植物など汚れそうな箇所はすべて養生をします。   住民の方は、窓の開閉、エアコン(室外機)の使用が制限されてしまいます。   事前に窓やエアコンの使用可能な時間や時期を確認しておくようにしましょう。 場合によっては、使用を考慮して養生をしてくれることもあります。 ぜひ修繕業者に相談してみましょう。         4. 下地処理   外壁表面を高圧洗浄した後は、下地処理が行われます。 下地処理は外壁材や劣化の状態に応じて異なりますが、主な作業としては補修や補強が挙げられます。   ・クラックの補修:  外壁にひび割れがある場合、これを補修します。  クラックの補修工事については過去の記事にて紹介しているので参考にしてみてくださいね。   ・ケレン(旧塗膜の剥離):  古い塗膜がはがれている場合、これを剥離して新しい塗料の密着をサポートします。   ・下地処理剤の塗布:  下地に密着性を向上させる下地処理剤を塗布します。  これにより、塗料と建物の素材との接着が強化されます。         5. 下塗り、中塗り、上塗り   外壁の下地処理が完了したら、実際の塗装作業が始まります。 一般的には下塗り、中塗り、上塗りの3つの工程が行われます。 また使用する塗料によって工程は変わるため、必ず3度塗装が行われるとは限りません。 「うちの見積もりは中塗りが書いてなかった…!!」としても、心配しなくて大丈夫ですよ!   ・下塗り  下塗りは外壁の表面を整えるために行われます。  下地処理として施工されることもあります。  下塗りに使用する塗料は、下地の状態や塗り替えの履歴に応じて選定しましょう。 ・中塗り  下塗りの塗膜がしっかりと乾燥し、密着しているか確認後中塗りをします。  中塗りは色調の調整や密着性の向上を担います。 ・上塗り  上塗りは外壁の最終仕上げとして、美しい見た目と耐久性を兼ね備えることが目的です。  塗料によって雨風や紫外線から外壁を保護し、耐久性が向上します。         6. 完了検査   すべての塗装が完了したら、施工の品質を確認するための完了検査が行われます。 色の均一性や塗膜の密着など、細かな点まで確認しましょう。   完了検査のポイント 完了検査には施主であるオーナー様の立ち合いが求められます。 この時に気になった点があれば、伝えて手直しをしてもらいましょう。   検査に立ち会わず、外部足場解体後に気になる所がみつかってもすぐに対応をしてもらえない可能性があります。 そのため、完了検査にはできるだけ参加するようにしましょう。         7. 足場解体 塗装が完了し、最終的な検査が終わったら、外部足場が解体されます。   足場の解体には、設置の時と同様に大きな音がでることがあります。 あらかじめ、住民の方に周知しておくと良いでしょう。 修繕業者から保証書などが渡されることがあります。 忘れずに受け取り、保管をしましょう。         おわりに 外壁塗装工程は、外部足場の設置から足場解体までいくつもの手順がありましたね。   なんとなくでも工程がわかっていると、 「大きな音がでるとき」 「窓を開けられない時期」など 住民の方も対応ができますし、工事の進捗状況も把握できます。   見積書の内容の理解にもつながるのでぜひ参考にしてみてくださいね。   横浜市で外壁塗装をお考えのオーナーの皆様、見積もりや塗料選びに悩まれた際は、ぜひ修繕プランナー横浜にご相談くださいね!       横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2023年12月18日 更新
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株式会社エスワイシー
吉田 俊介

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