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大規模修繕工事用語~ケレン~

大規模修繕工事用語~ケレン~

こんにちは! 修繕プランナー横浜の梅津です。   大規模修繕工事の見積書を見てみると、見慣れない単語がでてくることがあると思います。 今回は塗装工事の欄に書かれている「ケレン」についてご紹介します!     ケレン作業では何をするのか? ケレン作業は、外壁塗装工事における下地処理のことです。 外壁や屋根の古い塗膜や、さび・汚れ、劣化した部分を除去します。   塗装をするときは、いきなり塗料を塗るのではなく下地処理をひと手間いれることが多いんですよ!       ケレンを行う目的 外壁塗装工事におけるケレンは、塗装を長いあいだ美しく保つために欠かせない作業です。 塗料の長寿命化、そして塗装の完成度に直結しています。   塗料を長持ちさせる ケレンによって外壁表面が処理されると、その表面は均一で微細な凹凸が生まれます。   これにより、塗料がしっかりと密着し、均一な仕上がりとなります。   密着性が高まることで、塗膜が外部の影響から守られ、耐久性が向上します。 したがって、ケレンは塗料の密着性を向上させ、外壁の長寿命化につながります。   正しくケレンが行われないと、古い塗膜や汚れが残ってしまいます。 新しい塗料が十分に密着せず、塗料の持ちが悪くなり、劣化が早まる可能性があります。     塗装の完成度 塗料がしっかりと密着した状態でないと、塗装の仕上がりは不均一になります。 また見た目の美しさが損なわれるだけでなく、不均一さが塗膜が剥がれなどの問題につながる可能性があります。         ケレンの種類 1種ケレン 1種ケレンは、主に公共の道路や橋などの公共物の補修において使用される工法の一つです。 これは、腐食やサビが著しく進行した建造物や構造物に対して行われる修復作業です。 一般的には、この種のケレンは一般住宅では行われることが少なく、鉄部や外壁が著しく劣化している場合には、一般に外壁の張り替えなどが行われます。   手法 ブラスト法が一般的に使用されます。 この工法では、機械を使用して研磨剤を塗面に吹き付け、古い塗膜を剥離しながら塗面に傷をつけ、新しい塗料が密着しやすくなるようにします。 この作業は大きな騒音や塗料の飛散などが伴うため、近隣への配慮が必要とされます。   費用 公共工事において採用される1種ケレンの相場は、1平方メートル当たり4,500円から6,000円程度とされています。 2種ケレン 2種ケレンは、1種ケレンと同様に全面の塗料をはがす作業を含みますが、その工法が異なります。 手作業が中心となるため、ブラスト工法に比べて作業効率が低い反面、低い相場価格が特徴です。 2種ケレンも、一般住宅ではあまり使われていません。 この工法は主に公共物のメンテナンスなどに使用されています。   工法の違い 1種ケレンがブラスト工法を使用するのに対し、2種ケレンでは電動工具と手作業によって行われます。 具体的には、電動工具を使って古い塗膜やサビを削り取る作業が主体となります。   相場価格 2種ケレンの相場価格は、1平方メートル当たり1,300円から2,200円程度とされています。 1種ケレンに比べて費用が低い傾向があります。       3種ケレン 3種ケレンは、一般住宅で最も一般的に行われるケレンの一つです。 外壁や屋根に行われます。 汚れのある塗膜のみ除去 3種ケレンでは、劣化していない塗膜である「活膜」を残しつつ、電動工具やワイヤーブラシを使用してサビや汚れのある塗膜を取り除きます。 これにより、外壁などの表面を美しく仕上げつつ、必要な部分だけを補修することが可能です。   使用範囲 3種ケレンは、サビが外壁の5~30%に限定された軽度な損傷に対して使用されることが一般的です。 これにより、全面的な塗り替えよりもコストを抑えながら適切な補修が行えます。   相場価格 1㎡当たりの相場価格としては、500円~1,200円程度になります。 30坪の家の施工面積を120㎡としますと、ケレンにかかる費用は、60,000円~144,000円程になります。       4種ケレン 4種ケレンは、外壁のサビが非常に軽度で、サビの割合が5%以下の場合に使用される補修工法です。 全体を塗り替える必要がない場合に採用されます。   手作業による進行 主に手作業で進められ、サンドペーパーやワイヤーブラシを使用して外壁のサビを取り除きます。 水ぶきなども行い、外壁を清掃し良好な状態を保ちます。   相場価格 4種ケレンの相場価格は、1平方メートル当たり200円から400円程度とされています。 他のケレンに比べて費用が低い傾向があります。   まとめ ケレン作業は、外壁塗装における重要な下地処理で、古い塗膜や汚れを除去して塗料の密着性を高めてくれます。 ケレンには4つの種類があり、外壁の劣化具合に応じて適切な方法を選ぶようにしましょう! 特に3種ケレンは一般住宅でよく使われ、劣化部分のみを除去するためコストを抑えることができます。 横浜市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!   修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。 横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!     横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年9月20日 更新
大規模修繕の豆知識
【管理組合様必見!】マンション共用部分リフォーム融資

【管理組合様必見!】マンション共用部分リフォーム融資

こんにちは! 修繕プランナー横浜の梅津です。     大規模修繕工事や耐震改修工事に利用できる、マンション管理組合様向けのローンをご存知でしょうか? 今回のブログでは、公的なローンを紹介します!     住宅金融支援機構が取り扱いをしている「マンション共用部分リフォーム融資」です! このローンのメリット・デメリットは、以前のブログでご紹介しておりますのでご参考ください。   今回は、「マンション共用部分リフォーム融資」についてさらに詳しく解説していきます。 ・対象の管理組合 ・融資額の上限 ・融資金利 ・返済期間 ・提出書類 融資を利用するにはどんな条件があるのか、確認していきましょう!       対象の管理組合 マンションの築年数や規模、管理組合の法人格の有無は問いません。 以下のすべてに当てはまることが必要になります。   工事場所について マンションの共有部分の工事をおこなうこと。 専門家による調査設計の実施、耐震診断の実施、長期修繕計画の作成等に要する費用のみの場合も対象になります。     管理規約、決議について 1. 管理規約で管理組合の組合員、業務、役員、総会、理事会、会計について定められていること。   2. 総会で以下のすべてが決議されていること。  (a)管理組合が共有部分の工事を実施すること。  (b)管理組合が機構から借り入れをすること(借入金額、返済期間及び借入予定利率)。  (c)借入の返済には修繕積立金を充当すること  (d)(公財)マンション管理センターに保証委託すること。  (e)手持金に充当するために一時金を徴収する場合は、その旨と徴収額  (f)修繕積立金を増額する場合は、その旨と増額後の額   3. 決議を行う総会において、パンフレット、「商品概要説明書」又は「マンション共用部分リフォーム融資のご案内【詳細版】」を議案書に添付して配布し、説明したこと。また議事録にその旨を記載すること。   4. 管理規約に管理費又から支出すべき経費※に対して、修繕積立金を充当できるとする定めが書かれていないこと。  ※火災保険(積立保険を除く)、固定資産税等の税金の支払、管理費の補填等。   修繕積立金について 1. 管理費と修繕積立金が区分して経理されていること。   2. 適正に保管されていること(管理組合名義又は管理者(代表者)名義であること。)。   3. 修繕積立金は1年以上定期的に積み立てられており、滞納割合が10%以内であること。   管理者や理事について 管理者(代表者)及び借入申込書に記載のその他理事等が、工事を行うマンションの区分所有者の中から選任されていること。   反社会的勢力について 反社会的勢力と関係がないこと。       融資の上限 融資額の上限は、①と②のいずれかの低い額になります。 ①工事費による計算 ②修繕積立金による計算   ①工事費による計算 融資対象の工事費から補助金等の交付があれば、補助金額を除いた額が上限となる。    融資対象工事費(-補助金)     ②修繕積立金による計算 毎月の返済額が毎月の修繕積立金の80%以内であること。    毎月徴収する修繕積立金×80%以内÷  借入金100万円当たりの毎月の返済額×100万円       融資金利 融資金利は、「全期間固定金利」です。借入申込時の金利が適用されます。 最新の融資金利は機構のホームページから確認ができます。   融資金利の引下げ 次の1.~3.のいずれかに当てはまる場合、融資金利を年0.2%引き下げることができます。 すべてに当てはまる場合は、併用が可能です。 つまり、最大0.6%融資金利を引き下げることができます!   1. ①~③のいずれかの工事を行う場合  ①耐震改修工事  ②浸水対策工事  ③省エネルギー対策工事   2. 機構が発行する「マンションすまい・る債」を積み立てる場合   3. マンション管理計画認定を取得している場合       返済期間 返済期間は、1年以上10年以内です。(1年単位)   また次の①~⑧を行う工事の場合は、20年以内まで延ばすことができます。  ①耐震改修工事  ②浸水対策工事  ③省エネルギー対策工事  ④給排水管取替工事  ⑤玄関又はサッシ取替工事  ⑥エレベーター取替又は新設工事  ⑦アスベスト対策工事  ⑧機械式駐車場解体工事       提出書類 総会の議案書やマンション管理規約の変更をすることがあるので、総会の決議を行う前に早めに事前相談を行いましょう!   また、工事が完了していると申込みができませんので、注意をしてくださいね。   提出書類は次の①~⑨と、工事完了後のⅠ~Ⅳがあります。 Web申込サービスを利用する場合、*の書類は不要になります。   提出書類  ①マンション共用部分リフォーム融資借入及び保証委託契約申込書*  ②マンション共用部分リフォーム融資借入及び保証委託契約申込書 別紙*  ③申込内容別表  ④管理規約(写)  ⑤総会の議事録(写)及び議案書(写)  ⑥見積書(写)及び内訳書等(写)  申し込み手続を管理会社等に委任する場合  ⑦受任者の窓口となる方の本人確認書類、社員証及び名刺  「マンションすまい・る債」を利用している場合  ⑧「マンションすまい・る債」の積立手帳(写)又は残高証明書(写)    マンション管理計画認定を取得している場合  ⑨マンション管理計画認定の認定通知書等、認定を受けていることがわかる書類(写)     工事完了後の提出書類  Ⅰ 共有部分改良工事完了届*  Ⅱ 工事項目ごとの主な工事箇所について、工事中又は工事後の写真  Ⅲ 工事請負契約書の写し   Ⅳ 工事代金領収書又は請求書の写し       まとめ この記事では、「マンション共用部分リフォーム融資」に関する詳しい内容を紹介しました。   対象となる管理組合や、工事内容など細かい規定が多かったですね。 事前相談・申込内容相談を住宅金融支援機構で行っているので、一度問い合わせてみるのも良いと思います。   横浜市の管理組合様でしたら、 【本店 マンション・まちづくり支援部 マンション・まちづくり融資グループ】TEL:03-5800-9366が担当になります!       横浜市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!       修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。 横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!!   横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年8月2日 更新
補助金・助成金・ローン
夏季休業のお知らせ

夏季休業のお知らせ

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼を申し上げます。   誠に勝手ながら、 本年度の夏季休暇を下記の日程とさせていただきます。   休業期間:2024年8月10日(土) ~ 2024年8月18日(日)   ご不便をおかけいたしますが、何かご連絡がございましたら、休業前までにお願いいたします。       ※2024年8月19日(月)より通常業務を開始致します。 ※休暇中のお問い合わせにつきましては、夏季休業以降に対応させていただきます。         横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年7月29日 更新
お知らせ
マンション大規模修繕のアスベスト対策 後編

マンション大規模修繕のアスベスト対策 後編

こんにちは!修繕プランナー横浜の倉持です。 前回の記事では、「マンション大規模修繕のアスベスト対策」の前半としてアスベストの基礎をご紹介させていただきました。   後半では、この3つのテーマでアスベスト対策を学びましょう!! ・アスベスト事前調査 ・アスベスト除去方法 ・アスベスト調査・除去に関する補助金   アスベストの調査方法から除去方法、さらに補助金について詳しく紹介します。 この記事を読むことで、アスベスト対策の基本的な知識と実際の対応方法が分かり、賃貸アパートやマンションの管理がスムーズに行えるようになりますよ!     1. アスベスト事前調査 まずはアスベストが使用されているかどうかを確認するための調査方法について説明します!!   1.1 アスベスト調査の必要性   ブログの前半でも説明しましたが、アスベストは過去に広く建材として使用されており、特に築20年以上の建物では高い確率でアスベストが含まれている可能性があります。 アスベストを含む建材が劣化すると、健康に害を及ぼす微細な繊維が空気中に飛散するのです。 したがって、まずはアスベストが実在するかどうかを確認することが重要です。     1.2 事前調査(書面調査)   事前調査の第1段階は書面による調査です。 建物の図面や建材の使用記録を確認したり、オーナ様や過去の経緯をよく知る施設管理者や工事業者等の関係者に対するヒアリング等により情報を入手し、アスベストが使用されている可能性のある箇所を特定します。 書面調査は調査対象建築物に関する情報を理解・把握することにより、次の段階である現地での目視調査の効率性を高めるとともに、調査の質を高める重要な工程です!   1.3 事前調査(現地での目視調査)   設計図書や完成図書等の書面はアスベストを含む建材の使用状況に関する情報を完全に網羅しているものではなく、必ずしも建築物の現状を表したものとは限らないことから、原則として現地に赴き目視調査を行うことが必要になります。 ただし、平成18(2006)年9月1日以後に設置の工事に着手した施設の設備に関しては、書面調査の工事着手日を確認することで、アスベストを含む建材が使用されていないと判断できます。   1.4 事前調査(有無の判断)   現地での目視調査を踏まえ、①書面調査との照合、②分析による判定、③アスベストを有りとみなしと取り扱うこと、この3つのどれかでアスベストの有無を判断します。     2. アスベスト除去方法 次にアスベストが有りの場合、どのように除去していくのかご説明します! アスベストのレベルに合わせて5つの工法に分かれます。   2.1 除去工法 (レベル1~3)   アスベストが含まれる資材・建材を下地からすべて取り除き、新たな資材・建材に入れ替える工法です。 専用の機材を使うので、他の工法と比べると費用が高くなるケースが多いです。 メリットとしては、アスベストを完全に除去するため、一回除去してしまえば、改築後はアスベストの管理をしなくて済みます。     2.2 封じ込め工法 (レベル1~3)   既存のアスベストに溶剤を吹き付けて固着・固定化し、大気中へ飛散しないように覆う工法です。 作業時にアスベストの飛散リスクが低いうえ、短時間で作業できます。   2.3 囲い込み工法 (レベル1~3)   アスベストが含まれる資材・建材はそのままにアスベストを含まない建材で覆って密閉することで飛散を防ぐ工法です。   上記の「封じ込め工法」と「囲い込み工法」は、どちらも短時間で作業は終わりますが、アスベストを除去するわけではないので、定期的な検査やメンテナンスといった管理が必要になります。 さらに、将来建物を解体することになった場合には、結局アスベストの除去が必要になってしまうため、注意が必要です。   2.4 隔離方法 (レベル3)   アスベストが含まれている仕上げ塗材などを薬剤によってやわらかくしてから取り除く工法です。 散水をする必要がないため作業後の処理が楽ですが、取り残しがある場合は他の工法との併用が必要になります。   2.5 ウォータージェット工法 (レベル2)   高い水圧の水を噴射し、湿潤化したうえでアスベストを除去する工法です。 隔離工法と似ていますが、薬剤は使わず水のみを使用するので環境への影響も低いと言われています。 ただ、高圧水の設備を使うため費用が高くなる可能性が高いです。     5つの除去する方法をご紹介しましたが、まずは業者さんと相談し、アスベストのレベルに合わせて適切な工法を提案してもらい、検討していくことが大切です。     3. アスベスト調査・除去に関する補助金 アスベストの調査・除去にかかる費用は高額になることがありますが、補助金を利用することで経済的な負担を軽減できます。 神奈川県と横浜市で行われいる制度をご紹介させていただきます。   3.1 神奈川県の制度   神奈川県では、民間建築物の所有者の方などに対して、アスベスト含有調査に要する費用の補助を行っています。   ・対象建築物 平成元年以前に建築確認を得て着工された、アスベストを含んでいる恐れのある吹付材が施工されている、 (1)不特定多数の方が利用する延べ面積300平方メートル以上1000平方メートル未満の建築物 (2)エレベーターがある建築物(エレベーターの昇降路及び機械室に限る) のいずれかに該当し、これまでアスベスト含有調査を実施していない民間建築物。   ・補助額 補助限度額は一棟当たり25万円です。 ただし、含有調査を1検体のみ行う場合の限度額は16万円となります。   3.2 横浜市の制度   横浜市では、多数の方が利用する民間建築物(店舗、事務所、駐車場等)に施工されている吹付アスベストについて、無料の含有調査や、除去等工事に要する費用の補助を行っています。   〇吹付アスベスト含有調査 横浜市が居たくしている専門業者が訪問し、吹付け建材にアスベストが含まれているかどうかを無料で調査します。   〇吹付アスベスト除去等(工事に要する費用の補助) 「吹付アスベスト」または「アスベスト含有吹付ロックウール」について、除去等など対策工事を行う場合に、費用を補助します。   ・対象建築物 多数の方が利用する民間建築物(店舗、事務所、駐車場、工場、倉庫など) 共同住宅の場合は共用部分のみ(機械室なども対象に含みます。) ・対象外 個人の住宅 除却を予定している建築物 吹付建材以外の建材の調査及び除去等(屋根材に使われる形成板、外壁の仕上げ塗材等) アスベスト含有調査の場合で、過去に本事業によりアスベスト含有調査の補助等を受けた建築物と同一敷地内の建築物 アスベスト除去等の場合で、過去に本事業によりアスベスト除去等の補助等を受けた建築物と同一敷地内の建築物 アスベスト除去等又はアスベスト含有調査に関する他の補助を受けている建築物 建築基準法に違反している建築   ・補助額 含有調査は無料。 除去などの対策工事は、費用の2/3(上限300万円)を補助。   ・対象となる除去方法 ①除去工法 ②封じ込め工法   4. まとめ この記事では、アスベストの調査方法、除去方法、補助金について詳しく解説しました。アスベスト問題は放置すると重大な健康被害を引き起こす可能性がありますので、適切な対策を講じることが重要です。 しっかり管理し、安全な住環境を提供することで、住民の皆さんの信頼を得ることにも繋がります。   横浜市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね! 修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。 横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!!   横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年7月10日 更新
補助金・助成金・ローン大規模修繕の豆知識
マンション大規模修繕のアスベスト対策 前半

マンション大規模修繕のアスベスト対策 前半

こんにちは! 修繕プランナー横浜の倉持です。     築20年を超えた賃貸アパート・マンションの大家さんの皆様、お困りではありませんか? そんな皆様に向けて、前半・後半に分けて「大規模修繕 アスベスト対策」に関する重要な情報をお届けします。     今回は、この3つのテーマでアスベスト対策を基礎から学びましょう!! ・アスベスト問題とは? ・アスベスト含有建材とは? ・アスベスト対策の義務化!   この記事を読むことで、アスベストの基礎から危険性まで理解を深めることができますよ!     1. アスベスト問題とは? 1.1 アスベストとは?   天然に産する繊維状けい酸塩鉱物のことを言い、よく「せきめん」「いしわた」と呼ばれています。   繊維が極めて細いため、熱・摩擦・酸やアルカリにも強く、丈夫で変化しにくいという特性を持ち、安価であることから、ビル等の建築工事においては、保温断熱の目的で天井や外壁に石綿を吹き付ける作業が行われていたり、私たちの身近な工業製品に使用されてきました。   1.2 アスベストが引き起こす危険性   アスベストは、そこにあること自体は問題ではありません。 吹付時等に飛び散ることで空中に飛散した石綿繊維を肺に吸い込んでしまうことが問題なのです。   吸い込んでしまうと約20年から40年の潜伏期間を経た後に、肺がんや中皮腫の病気を引き起こす確率が高いことが明らかになり、現在では製造及び使用が禁止されています。 一方で、それまで産業利用されたアスベストの8割は建材に集中していると言われており、古いビルや建築物の外壁や壁紙・煙突・天井・スレート屋根には、現在も大量にアスベストが残っているのです。 その建物たちが2020年代以降、一斉に耐用年数を迎えます。 今後、解体工事の激増に伴い、アスベスト対策は避けて通ることはできません。   これがアスベスト問題です。   2. アスベスト含有建材とは?   アスベスト含有建材とは、 住宅や倉庫では、外壁・屋根・軒裏等に成形版として、マンションやビルでは、天井・壁の吸音用等に吹付材として使用される建材のうち、                    アスベストの含有量が0.1%(重量比)を超えるものをいいます。   体内へ侵入する原因でもある「発じん性」の程度に応じてレベル1からレベル3までに作業レベルが定められてます。 レベルごとに、アスベストの種類・使用されている場所や対策を解説します!   2.1 レベル1   もっとも飛散性の高い「アスベスト含有吹付材・アスベスト含有耐火被覆材」がレベル1に分類されます。   使用場所は、鉄筋構造の建築物に使用されている柱やはり、エレベーター周り、ビルの機械室、ボイラ室等の天井・壁、立体駐車場の天井・壁など。   作業の際は、周辺への飛散防止として作業場所の隔離を行い、作業する者は防塵マスク・保護衣を適切に身につけなければなりません。   2.2 レベル2   こちらは、「アスベスト含有保温材」がレベル2に分類されます。   使用場所は、ボイラ本体や、建築物の柱・はり・壁・屋根など。   レベル2の建材は、アスベストの密度が濃く、軽いのが特徴なので、作業する際はレベル1と同じ対策が必要です。   2.3 レベル3   最後は、レベル1とレベル2に該当しない「成形板などのアスベスト含有建材・アスベスト含有仕上げ塗材」がレベル3に分類されます。   使用場所は、建築物の屋根・天井・壁・床、ビニール床のタイル、建物の外壁及び内壁など。   レベル3の建材は、アスベストを含む原料を混ぜて、加工して製造するため、密度が高く硬いことが特徴です。 なので、破ったり砕いたりする作業においては防塵マスクが必要になります。     3.アスベスト対策の義務化!   3.1法令による規制   解体工事などにおけるアスベストの事前調査は、2020年に義務化されました。 さらにさまざまな法律の改正により、2022年4月1日以降に着工する解体・補修等の工事では、アスベスト調査結果の報告も義務付けされています。   3.2 調査不要の建物 しかし、アスベストの飛散のリスクがないと判断される場合は、調査不要になるケースもあります。   一つ目が、木材・金属・石・ガラス・畳・電球などのアスベストが含まれていないことが明らかで、除去または取外し時に周囲の材料を損傷させる恐れのない作業。 二つ目が、工事対象に極めて軽微な損傷しか及ぼさない作業。 三つ目が、現存する材料等の除去は行わず、新たな材料を追加するのみの作業。 最後四つ目が、アスベストが使用されていないことが確認されている特定の工作物の解体・改修の作業。   また、以下の場合は調査は必要ですが報告不要な工事となります。 ・解体部分の延床面積が80㎡以下の建築物の解体工事 ・請負金額が税込100万以下の建築物の改修工事   4. まとめ   以上のように、アスベストは健康被害を引き起こす危険な物質であり、国全体で深刻な問題となっており、いくつもの法律で規制されています。 建物のオーナー様方は、定期的なアスベスト調査や除去を行うことで、入居者の安全を確保する責任があります。 ですので、大規模修繕を行う際にはアスベスト対策が欠かせません!   次回は、調査方法や、アスベスト調査・除去で利用できる補助金などもご紹介します!   ぜひ、横浜市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!   修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。 横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!!   横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年7月1日 更新
大規模修繕の豆知識
【全国対象2024年度】断熱リフォーム支援事業は集合住宅も可能な補助金!

【全国対象2024年度】断熱リフォーム支援事業は集合住宅も可能な補助金!

こんにちは! 大規模修繕工事専門店「修繕プランナー横浜」の梅津です。     暑い日がつづいていますね!   現調もとても暑そうです、、、。 現調は、現地調査といって施工前にする下見のことです。   現場監督のファン付き空調服が、活躍してくれることを願います!         0.はじめに 北海道環境財団HPより参照   今回ご紹介するのは、 「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」(二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金)です。 ※以下「断熱リフォーム支援事業」と呼びます。   この事業は、環境省の政策で実施されており、もちろん横浜市でも使える補助金です。   令和6年6月公募は 公募期間 令和6年6月26日(水)~令和6年8月9日(金)となってますが、令和6年度はその後も数回公募予定があるそうです!  ・令和6年9月公募:9月上旬~12月上旬  ・令和7年1月公募:1月下旬~3月上旬   集合住宅(賃貸含む)の場合、1住戸あたり最大20万円の交付が受けられます。 ぜひ活用していきましょう!         1.事業の目的 地球温暖化が大きな問題となり、その原因でもあるCO2を削減する取り組みが世界的に進められています。   その1つにエネルギー消費効率の改善があります。 「断熱リフォーム支援事業」では、 既存住宅の低炭素化、省エネルギー化を促進することを目的としています。   省エネ効果(15%以上)が見込まれる、指定の材料を用いて工事をおこなうことで補助金が交付される事業です。         2.事業の内容 「断熱リフォーム支援事業」には、公募が2種類あります。   1つ目が、住まい全体の改修を行う「トータル断熱」。 2つ目が、生活の中心である居間の窓に改修を行う「居間だけ断熱」です。   事業を利用できる住宅の種類もそれぞれ3種類あります。 ①戸建住宅 ②集合住宅(個別改修) ③集合住宅(全体改修)   まとめると下記のようになります。   本記事では大規模修繕工事を前提にして、青枠で囲った集合住宅(全体)について紹介していきますね! 「トータル断熱」と「居間だけ断熱」は併用できないので、どちらかを選びましょう。         2-1.補助の対象者・住宅 集合住宅(全体改修)の場合、申請をできる人は以下のとおりです。   ①管理組合等の代表者 ②賃貸住宅の所有者(個人or法人) ②については、申請者がその住居を所有していることが条件です。       住宅の条件は、既存の専用住宅であること、全ての対象住居を改修することです。   新築住宅、寮、公営住宅、業務用建築物(店舗・ホテル等)は対象外になります。   また、改修について管理組合総会などで承認決議をとることが必須です。         2-2.補助対象になる工事 この事業では省エネ効果のある製品を使用することで、その購入費や工事に必要な経費に補助がでる事業です。   ①ガラス・窓・断熱材 具体的には高性能建材があげられます。 詳しい商品名は、北海道環境財団補助事業部のHPよりご確認ください。   メーカーや仕様から探すことができる、検索ページがあり便利ですよ!       ②玄関ドア、LED照明 どちらも、ガラス・窓・断熱材による改修と同時に導入する場合のみ、利用ができます。   LED照明に関しては、廊下・階段等(共用部)の蛍光灯などからLED照明へ変更する工事に関して補助がでます。 また、消防法で設置が義務付けられている照明は、補助対象外となるのでご注意ください!         2-3.補助金の金額 高性能建材は、その購入費用と工事に必要な経費の1/3以内が補助率になります。   玄関ドアとLED照明も同様ですが、上限額が異なります。   高性能建材は集合住宅の場合、1戸につき15万円。 玄関ドアも改修する場合は、1戸につき20万円です。 LED照明も改修するときは、1か所あたり8000円が上限となります※。   ※LED照明の上限は、高性能建材を差し引いた金額になります。  補助対象戸数×15万円/戸(玄関ドアも+の場合20万/戸)-高性能建材の補助金額=LED照明の上限額         3.手続きの流れ 提出書類は、財団HPの「様式集」よりダウンロードができます。   電子メールで送付するものと、電子媒体(CD-R等)に格納して、郵送で提出するものがあります。 電子媒体については返却はないため、控えをとっておきましょう。   完了実績報告書の提出には期限がありますので、計画的に進める必要があります。             4.注意点 最後に申請にあたり注意すべき点を3つあげます。   4-1.施工会社との契約タイミング 施工会社の指定は特にありません。 すでにお付き合いのある会社やまずは管理会社等に見積もりをとるのも良いでしょう。   しかし、契約・着工の日付は気をつけましょう。 「交付決定通知書」に記載のある、交付決定通知日より前に取り決めたものについては補助がおりません。       4-2.国の政策の補助金と併用できない 補助対象の部位に、ほかの国庫補助金を受けたものがあると補助が受けられません。 しかし、住宅省エネ2023キャンペーンの「他の補助金との併用」より補助対象が重複しないという条件で「こどもエコすまい支援事業」と「先進的窓リノベ事業」は併用ができます!     例えば、窓を「断熱リフォーム支援事業」で、屋根は「こどもエコすまい支援事業」で行うといった併用ができます。   条件が細かくなってしまいますが、これら事業との併用を考えているオーナー様は検討することができますよ。       4-3.公募期間 公募期間中であっても申請金額が予算に達し次第、募集は終了します。   また集合住宅の全体改修につき、「耐震基準対応状況や断熱改修におけるCO2排出削減効果の高さなどを評価し、事業規模の範囲内で上位のものから順に採択する。」と明記されています。   つまり、応募状況によっては不採択になる場合もあります。 改修の内容によっては不採択になることもあるようですが、予算に達する前には余裕をもって申請をしておきましょう。         5.おわりに 年々外気温の変化が大きくなっていますが、住宅もその影響を受けています。   例えば天井の場合、夏には天井裏が50℃以上に達することがあるそうです。 断熱材を敷くことで、夏は天井からの火照りを抑え、冬は放熱を防ぎ、省エネ効果を高めることができます。     入居者にとっても光熱費が下がるため、メリットになりますね。 空室等でお悩みのオーナー様は、せひご検討ください。     「断熱リフォーム支援事業」には他にも、窓・外壁・床断熱もリフォーム項目にあります! 工事内容などで不明点があれば、お気軽に修繕プランナー横浜までご連絡くださいね。       横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年6月28日 更新
補助金・助成金・ローン
【管理組合様必見!】大規模修繕で使えるローンとは?

【管理組合様必見!】大規模修繕で使えるローンとは?

こんにちは! 修繕プランナー横浜の梅津です。     数十年に一度といった頻度で発生する大規模修繕工事では、何千万円といった修繕費がかかってきます。   それに向けて修繕積立金を積み立てている、マンション・アパートの管理組合様が多いかと思います。   しかし、修繕積立金が不足してしまうケースも少なくありません。 そこで活用したいのが、公的なローンや修繕積立金の資産運用です。   今回は、不足時期によって上手に活用したい3種類のプランについて解説します! ・マンション共用部分リフォーム融資 ・つなぎ融資 ・マンションすまい・る債   この記事を読むことで、大規模修繕にむけてどのようなローンが利用できるのか理解を深めることができますよ!       マンション共用部分リフォーム融資   「マンション共用部分リフォーム融資」は、住宅金融支援機構が扱っている公的なローンで、マンション管理組合が申し込むことができます。     住宅金融支援機構とは、資本金の全額を政府が出資する独立行政法人です。 住宅ローン「フラット35」などの金融商品を提供しています。     大規模修繕工事に利用でき、融資金利を最大0.6%引き下げることもできるローンです。     マンション共用部分リフォーム融資のポイント ・全期間固定金利  金利は、住宅金融支援機構のHPで確認可能。   ・担保は必要なし  (公財)マンション管理センターの保証を利用することにより。   ・融資金利は年0.2%引き下げ可  「マンションすまい・る債」の積み立てをする場合。   ・融資金利は年0.2%引き下げ可  マンション管理計画認定を取得している場合。       マンション共用部分リフォーム融資の注意点 このローンの注意点は、融資がおりるタイミングです。   融資がおりるのは、工事が完了し届出をしてから、約1か月半後となっています。 しかし当社を含めほとんどの修繕業者では、分割して請負代金の請求を行います。   大規模修繕工事などの大きな工事は「契約時の前払金」・「中間金」・「精算金」と、工事が完成する前に代金を工事業者に支払わなければならないのです。   融資と業者からの請求に“ ズレ ”があるため、「修繕積立金がまったく足りない!」という場合は利用が難しくなります。 どうしても融資を使いたい!といったケースでは、「つなぎ融資」の検討をしてみてください。       つなぎ融資【リコーリース】 つなぎ融資は、大規模修繕を計画しているが、まだ資金が完全に揃っていない場合に利用できる融資です。 短期間での資金調達が可能であり、修繕計画を円滑に進めるために役立ちます。   今回は東京、神奈川、千葉、埼玉の4都県に限定されてしまいますが、リコーリースを紹介しますね!   大手リコーグループのリース会社であるリコーリースは、マンション管理組合向けに「マンション管理組合ローン」というサービスを提供しています。(2024年6月時点)   リコーリースのメリット ・工事完了前の融資ができる ・保証料や融資手数料が不要 ・修繕積立金だけでなく、幅広い用途に利用可能   公的な融資に比べ、つなぎ融資は民間のローンのため以下のデメリットも考えて慎重に検討しましょう。   つなぎ融資のデメリット ・高金利  つなぎ融資は一般的に金利が公的なものより高くなり、返済負担が大きくなる可能性がある。   ・短期間の返済義務  商品によっては短期間での返済が求められるため、資金繰りに慎重さが求められる。   ・利用の制限  金融機関によっては、利用目的や利用条件に制限がある場合がある。         マンションすまい・る債 「マンションすまい・る債」は、住宅金融支援機構が発行する利付10年債券です。   マンションの大規模修繕に向けた、修繕積立金の計画的な積み立てを支援するために設けられた制度です。       マンションすまい・る債のポイント ・1口50万円から購入可能  最大10回継続購入して積み立てが可能。   ・手数料なしで中途換金OK  初回債券発行日から1年以上経過していることが条件。   ・新規応募債券の利率UP  「マンション管理計画認定」の認定により。   ・マンション共用部分リフォーム融資がお得に  積み立て中に、融資を利用すると融資金利・保証料が下がる。       マンションすまい・る債のデメリット ・10年間保有することが難しい  1年に1回の積立のため、すべての債権を満期まで保有するのが難しい。   ・途中で解約すると金利は低い  2024年度発行の10年満期時平均利率は0.500%(税引前)。経年によって利率は上昇するため、保有期間が短いとわずかな金利しか受け取れない。   ・元本割れのリスク  国が認定しているとはいえ、元本割れする可能性がゼロとはいえない。     大規模修繕工事まで保有が可能なのか、 債権のリスク、中途解約の可能性を十分に考えたうえで購入をしましょう。       まとめ この記事では、「大規模修繕のローン」に関するさまざまな選択肢を紹介しました。   「マンション共用部分リフォーム融資」、 「つなぎ融資」、 「マンションすまい・る債」、 それぞれの利点と注意点を理解し、最適な選択をすることで、大規模修繕をスムーズに進めることができます。   横浜市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!       修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。 横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!!   横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年6月20日 更新
補助金・助成金・ローン
【排水管高圧洗浄】立ち合い率UPのための3つの方法

【排水管高圧洗浄】立ち合い率UPのための3つの方法

こんにちは!修繕プランナー横浜の梅津です。 前回の記事では、「マンション排水管の高圧洗浄の必要性」についてご紹介しました。     しかし、 「不在者が多くて実施率が悪い」 こんなお悩みをもつオーナー様や管理組合の皆様もいらっしゃると思います。   そんな皆さんのために、今回は排水管洗浄を効率よく実施し、立ち合い率を高める方法について詳しく解説します! 1.排水管清掃のお知らせを掲示・ポスティングする 2.口頭で協力依頼をする 3.事前に賃貸借契約書に盛り込む   この記事を読むことで、どのように告知し協力を得るか、事前準備の重要性などがわかりますよ!       1.排水管清掃のお知らせを掲示・ポスティングする 排水管洗浄を効果的に行うためには、事前の告知(1か月以上前がマスト!)が欠かせません。   まず、建物内の目立つ場所にお知らせを掲示することが重要です。 掲示物には、洗浄の日程、必要な準備、排水管洗浄の重要性を明記しましょう。 また、実施しないことで生じるリスクを記すことで、住民の理解を得やすくなります。     ポスティングの重要性 掲示物だけでなく、各戸に直接配布するポスティングも併用すると効果的です。   ポスティングは、住民の方が自宅でじっくりと情報を確認できるため、告知内容の浸透率が高まります。 また、ポスティング物には、掲示物と同様の情報を掲載し、住民の方が質問や不明点を解消できる連絡先を明記しましょう。   下記にサンプルを記載しますので、参考にしてみてください。 高圧洗浄業者から、より詳細な説明事項があれば一緒に投函しましょう。   令和〇年〇月〇日 居住者各位 〇〇マンション管理組合 配水管清掃のお知らせ 平素より、当マンションの管理運営にご協力いただき、誠にありがとうございます。この度、定期的な配水管清掃を以下の日時で実施することとなりましたのでお知らせいたします。 ◆日時: 20〇〇年〇月〇日(〇) 9:00~17:00 ◆各住戸の作業予定時間: ・1階: 9:00~10:30 ・2階: 10:30~12:00 ・3階: 12:00~13:30 ・4階: 13:30~15:00 ・5階: 15:00~16:30 漏水防止のため、階下の部屋より実施いたします。多少の時間差はご了承ください。 ◆作業範囲 台所、洗面、風呂場、洗濯場 ◆お願い ・清掃時に入居者の方は、ご在宅くださるようお願いいたします。 ・台所、洗面台、洗濯パン付近は片づけておいてください。   ご多忙のところ大変恐縮ではございますが、作業予定時間の間は各住戸にお立ち会いいただきますようお願い申し上げます。不在の場合は、作業ができない可能性があり、その結果、配水管の詰まりや故障などの問題が発生する恐れがございます。万が一、配水管清掃を実施しなかったことが原因で事故が発生した場合、賠償責任を負っていただくことになりますので、どうかご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。   なお、やむを得ず不在にされる場合は、事前に管理人までご連絡いただければ、対応方法についてご相談させていただきます。 ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。   ◆お問い合わせ先 管理人室: [管理人の連絡先] Email: [管理人のメールアドレス] 本件に関するご質問やご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。     2.口頭で協力依頼をする 掲示物やポスティングに加え、口頭での協力依頼も効果的です。 管理人や管理組合のメンバーに住民が直接質問できる場をもうけることで、排水管高圧洗浄に対する理解を深める効果があります。   説明会の開催 説明会を開催することで、多くの住民に直接説明を行うことができます。 説明会では、洗浄の具体的な作業内容やその必要性、立ち合いの重要性について詳しく説明しましょう。       個別訪問の効果 特に前回の清掃時に実施ができなかった世帯には、個別訪問が有効です。   個別訪問は、住民一人ひとりに対して丁寧に説明することで、協力を得るチャンスとなります。 清掃の意義や、不在によるリスクを理解してもらいましょう。 前回の記事でリスクについては、紹介していますので参考にしてみてくださいね!       3.事前に賃貸借契約書に盛り込む 排水管洗浄の実施と立ち合いをスムーズに行うためには、事前準備が重要です。 その一環として、賃貸借契約書に排水管洗浄に関する条項を盛り込むこともお勧めです。 これにより、新たに入居する住民の方にも排水管洗浄の重要性を周知することができます。   契約書に盛り込むべき内容 賃貸借契約書には、定期的な排水管洗浄の実施について明記しましょう。   (例)本物件において、全戸一斉に排水管清掃、消防点検、その他建物の維持管理に必要な作業が実施される際、入居者はこれを拒否することができません。万一、これを拒否した場合に生じた損害については、入居者がその責任を負うものとします。   さらに、具体的な実施頻度や、住民が協力すべき事項も記載することで、入居時点から洗浄の必要性を認識してもらえます。 また、立ち合いの重要性についても明記し、協力しもらいやすい環境を整えましょう。     新規入居者への説明 新規入居者には、契約書の内容を説明する際に、排水管洗浄の重要性と協力の必要性を口頭で伝えます。 この時点でしっかりと説明することで、後々のトラブルを防ぎ、スムーズな協力体制を築くことができます。       まとめ 排水管洗浄の立ち合い率を高めるためには、早めの告知、口頭での協力依頼、そして事前の準備が欠かせません。   掲示物やポスティングでの情報提供、 説明会や個別訪問での直接説明、 さらに賃貸借契約書への明記と新規入居者への説明を通じて、住民の理解と協力を得ることができますよ!   横浜市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね! 修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。 横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!!   横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年5月24日 更新
大規模修繕の豆知識
マンション排水管の高圧洗浄の必要性

マンション排水管の高圧洗浄の必要性

こんにちは!修繕プランナー横浜の梅津です。   マンションのオーナーの皆様、排水管の高圧洗浄についてご存知でしょうか?   今回は「排水管の高圧洗浄」の必要性に関する情報をお伝えします。   この記事を読むことで、 なぜ排水管高圧洗浄が必要なのか、 具体的な作業内容、 そして清掃を怠ると生じるリスクについて理解していただけると思います!        排水管高圧洗浄はなぜ必要か? 排水管が詰まると、水が流れずに不衛生な状態になります。 特に古い建物では、排水管内に汚れや固まった物が溜まりやすく、定期的な清掃が欠かせません。 ここでは、なぜ排水管高圧洗浄が必要なのか、その理由を解説します。     古い建物の排水管は汚れが溜まりやすい!   築20年を超えたアパート・マンションでは、 排水管内に錆や汚れ、そして根の侵入など、様々な問題が発生します。   これらの汚れが放置されると、排水の流れが悪くなり、最悪の場合、詰まりや水漏れなどのトラブルを引き起こします。     健康被害のリスクがある!   排水管内の汚れは雑菌やカビの繁殖源となり、 室内環境の悪化や住民の健康被害を引き起こす可能性があります。   特に食事をする場所や水回りでは、 清潔な環境が求められますので、定期的な排水管清掃は欠かせません。       マンション高圧洗浄の具体的な作業内容 マンションの排水管高圧洗浄は、専門の業者によって行われます。 具体的な作業内容を知ることで、作業の進行や効果を確認しましょう。 下記に一例をあげますので、参考にしてみてください。     1.作業場所の保護 - 作業前に、シートを敷くなど、周囲の家具や床を保護します。   2. 排水口の確認 - キッチン、浴室、洗濯パン、洗面所など、各排水口を確認します。 - 異常がないか、詰まりや汚れが見られるかをチェックします。   2. ファイバースコープ確認 - ファイバースコープを使用して、排水管内の状況を確認します。 - 排水管内を撮影し、詰まりや汚れの位置や状態を把握します。   3. 高圧洗浄作業 - 各排水口から高圧洗浄機を使用して、排水管内を洗浄します。 - 高圧水で汚れや詰まりを除去します。   4. 排水管詰まり除去 - 必要に応じて、ドレンクリーナーを使用して、室内の排水口から作業を行います。 - 手動または機械的に詰まりを取り除きます。   5. ファイバースコープ確認 - 最後にもう一度ファイバースコープを使用して、排水管内の状況を確認します。 - 洗浄後の状態を確認し、問題がなくなったことを確認します。       なぜ階下の部屋から作業するのか?   なぜ階下の部屋から作業するのでしょうか? 理由として、漏水のリスクを抑えることがあります。   高圧洗浄の際には大量の水が使用されます。 階下の部屋から作業を行うことで、汚れや髪の毛が階下の排水管を詰まらせてしまうことを防ぐことができます。   万が一水漏れや汚水の流出が発生してしまい、階下の部屋が被害を受けてしまっても、部屋に被害を及ぼすリスクを最小限に抑えることができます。       排水管清掃を行わないことによるリスク   排水管の定期的な清掃は重要ですが、住民の不在などによって実施ができないケースもあるでしょう。   しかし、清掃をしないことによるリスクも忘れてはなりません。 居住者の方に排水管高圧洗浄の意義を理解してもらい、参加を促しましょう。   以下に、排水管清掃を実施しないことで生じるリスクをご紹介します。     1. 住民間トラブル 上の部屋のトラブルによって、下の階で漏水が生じてしまうこともあります。   マンションの排水管は、全ての居住者で共有されています。   そのため、排水管が詰まると、 その影響は個々の住戸だけにとどまらず、全体に広がる可能性があります。   例えば、自室の排水管清掃を怠った場合、詰まりが他の部屋にまで影響を及ぼし、排水不良や悪臭が発生することがあります。 これにより、居住者同士のトラブルが発生することも考えられます。     2. 健康被害のリスク 排水管内の汚れが増えることで、 室内環境の悪化や住民の健康被害が生じるリスクが高まります。   特に、食事をする場所や水回りでは、清潔な環境が重要です。     3. 清掃費の自己負担 特に排水管の詰まりが発生して個別に清掃を依頼する場合、その費用は自己負担となります。   個別に排水管清掃を依頼すると費用が割高になることがあります。   清掃業者によって料金には差がありますが、おおよその相場は30,000円程度です。 一方で、マンション全体での清掃を実施する場合、 複数の戸数での一括実施となるため、割安に済むことが多いです。   そのため、排水管清掃は可能な限り マンション全体での定期清掃に合わせてもらうようにしましょう。       まとめ 今回は、「マンションの高圧洗浄の必要性」に関する重要な情報をご紹介しました。   たくさんの人が暮らすマンションでは、排水管の汚れや詰まりが発生しやすく、定期的な清掃が欠かせません。 オーナー様が配水管の洗浄を手配する際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。   また、不在がちであったり、部屋にあがってほしくない、 といった理由で立ち入りの清掃を後ろ向きに感じる入居者の方もいるかもしれません。   次回の記事では、どうしたら排水管洗浄の立ち合い率をUPできるかをお伝えします!     横浜市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね! 修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。 横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!!     横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年5月17日 更新
大規模修繕の豆知識

私たち修繕プランナー横浜は、横浜市地域密着の大規模修繕・マンション修繕専門店として近隣地域の皆さまに信頼され安心して修繕工事を依頼できる会社作りを目指し、取り組んでおります!

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株式会社エスワイシー
吉田 俊介

大規模修繕・マンション修繕
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