修繕プランナー横浜のスタッフブログ 記事一覧

大規模修繕工事は減価償却できるのか①

大規模修繕工事は減価償却できるのか①

こんにちは! 大規模修繕工事専門店「修繕プランナー横浜」の吉田です。 最近、9月にお迎えした猫ちゃんがやっと慣れてきてくれて嬉しいです。   名前は「コアラ」です! たまにブログにコアラの様子も登場させてもらうので、よろしくお願いします!     今日は、大規模修繕工事で発生した費用は 減価償却することが可能かどうかということについてお話ししたいと思います。     マンション経営をされているオーナー様にとって 大規模修繕工事で発生した費用を経費にできるかどうかという点は、節税面でとても重要なポイントになってくると思います。     しかし、減価償却について 具体的に理解されている方はあんまりいないのではないのでしょうか。     私自身も、減価償却という言葉すら簿記を習うまで知らない言葉でしたから、聞き馴染みがある方の方が少ないように感じます。     そのため、「減価償却とは?」という基礎的なお話から、 「大規模修繕工事でかかる費用を減価償却することは可能かどうか」また、「大規模修繕工事で減価償却するメリット・デメリット」についてお話しさせていただきます!     盛りだくさんな内容なので回数分けるかもしれませんが、どうぞお付き合いよろしくお願いします!         減価償却とは?   まず、減価償却とはなんなのか? また、減価償却の目的とは?ということについてお話しします。     減価償却とは、時間の経過や使用による老朽化によって 価値が減少する資産を、使用期間で按分して費用計上する 会計上の手続きのことを言います。   建物や設備、機械などの資産は 取得価額が比較的大きくなりやすいため、 取得時に一括で費用計上してしまうと取得年度の決算を圧迫してしまいます。   そのため減価償却を行い、 長期間にわたって価値を発揮し続ける固定資産について、購入年度にすべての費用を計上することによって起こりうる費用と収益の対応関係の矛盾を防ぎます。     法人に限ったことですが、減価償却は法人税の節税につながります!   法人税は「所得×税率」で算出します。 減価償却で経費計上すると所得が少なくなります。 それに伴い法人税を抑えられるようになるのです。         減価償却の目的とは? 減価償却の主な目的は、 資産の価値の減少を適切に反映し、企業の財務報告を正確かつ公平に行うことです。     固定資産は通常、時間の経過とともに劣化し、価値が減少します。     この価値の減少を数年単位で経費計上することで、 持ち主は資産の実際の価値を正確に把握し、財務諸表を作成することができます。   正確な利益を計算することで、企業は投資家や利害関係者に対して信頼性のある情報を提供することができます。   減価償却は企業の財務透明性を高め、持続可能な経済活動をサポートする役割も果たしているのです。         減価償却ができる資産とできない資産のちがい 減価償却できる資産 減価償却の対象となるのは、時間の経過や使用とともに減少する資産です。   建物、機械、車両などが含まれます。 代表例を下記にあげますね。       減価償却できない資産 減価償却できない資産とは、時間の経過や使用により価値が減少しない資産です。   代表的なもので、土地と美術品類があります。   土地や骨董品などは、時間の経過で価値は変わらないため減価償却は行うことができません。         おわりに   減価償却の概要はつかめたでしょうか? 減価償却が可能になると、経費計上につながり節税ができることがわかりましたね!   気になる、大規模修繕工事は減価償却ができるのか? という点については、次のブログでお話しします!!     横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 「修繕プランナー横浜」までご相談下さい。   ▼お問い合わせはこちら! 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2023年10月28日 更新
大規模修繕の豆知識
マンション・アパート大規模修繕の防水工事の種類

マンション・アパート大規模修繕の防水工事の種類

こんにちは! 大規模修繕工事専門店「修繕プランナー横浜」の吉田です。         1.はじめに 雨や長い年月で生じる建物の劣化は、避けられない現象です。   今回はマンションやアパートには不可欠な、防水工事の種類についてご紹介します!   まずは具体的な劣化事例をあげるので、あてはまるものがないか確認してみてください。 劣化については、こちらの記事でも紹介しているので気になる方はチェックしてくださいね。     外壁にサビやクラック(ひび割れ)が生じた場合は、 防水工事や外壁の補修が必要です。   クラックが進行すると「爆裂」という状態になってしまいます。 建物に深刻なダメージを与えるため、補修工事が必須になります。   屋根材にひび割れ、浮き、変色、腐食などの劣化が見られる場合は、防水工事や屋根の修理・交換が必要です。   目地やシーリングの劣化が見られる場合は、 雨水の浸入や漏水のリスクが高まるため、早めの補修が必要です。   共用部分の壁や床に水シミやひび割れが見られる場合は、防水工事や補修が必要です。   特に隣接する住戸や下の階への浸水リスクがある場合は、早急な対応が必要です。         2.マンション屋上防水工事を4種類ご紹介 防水工事で使われる方法は主に4種類あります。   本記事ではこれらの防水工事について、それぞれの特徴を紹介しますね!           2-1.アスファルト防水工事   アスファルト防水工事は、最も古い防水工法であり、信頼性も高いと言われています。 アスファルト防水工事のメリットは ・水密性や耐久性の高さ ・施行時の不具合の発生率の低さ   が挙げられます。 元々は、アスファルトを高温で溶かしたものを 流して固めるといった方法が一般的でしたが、 火を使うことで工事に危険を伴うためらシート状になったものを火で炙って貼り付けるトーチ工法などを用いることが多くなりました。 アスファルト防水工事は、新築工事の際に用いられることが多いです。     2-2.ウレタン防水工事   ウレタン樹脂を化学反応で硬化させて防水層を作っていく方法です。   ウレタン防水工事のメリットとしては、 ・施行コストが低い ・液状の樹脂を塗りつけることで、つなぎ目のない防水膜を形成できる ・他の防水材料との組み合わせが可能   といった点が挙げられます。 特に、他の防水材料と組み合わせることができるため、 防水機能の向上や、その地域の気候性に合わせた防水処理を行えることが特徴です。 以前は、化学反応の際に有害物質が発生してしまうという問題もありましたが、現在では、それらの有害物質を含んでいないウレタン防水剤も発売され、便利になってきています。       2-3.塩ビシート防水工事   塩化ビニルで作られた防水シートを貼って施工する工法です。 工場ですでに防水機能が完成しているため、防水機能及び品質が安定しています。   塩ビシート防水工事のメリットは、   ・シートを接着剤で貼り付けるだけで施工性が優れる ・紫外線や熱に対する耐久性の高さ ・短工事期間・低コスト   が挙げられます。 耐久性やコスト面が特に優れています。     2-4.FRP防水工事   FRP防水工事は、 ガラス繊維などで強化されたプラスチックによる防水工事です。   ・硬くて軽い ・信頼性が高い   この2点がメリットとして挙げられます。 一般的には、お風呂や船などに利用されていますが、 ベランダやバルコニーの防水にもよく利用されることがあります。         3.業者選びのポイント 3-1.創業年数や施工実績で選ぶ   業者を選ぶときは、創業年数や実績を確認するようにしましょう!   あなたが行いたい修繕の経験や実績を持っているかも、重視するポイントです。   理由としては、下記のようなことがあります。 ・大規模修繕工事は住民等が住んだまま行うため、トラブルが発生しやすい。 ・工期が長い傾向にあるため、天候等の影響を受けやすい。     このような問題に柔軟に対応したり、予め対策を行うには 長年の経験や現場を熟知している必要があります。         3-2.施工の品質で選ぶ   施工の品質とは、何でしょう、、、?   もちろん建築物の出来栄えや安全性などがあてはまります。 しかし、その業者の工事現場に実際に赴くことは難しいですよね。       そこで1つの指標としてお伝えしたいのが、 「有資格者の有無」「建設業の許可」の2つです!   有資格者とは、例えば国家資格である下記の資格です。 ・建築施工管理技士(1級・2級)   建築現場での施工監理や品質管理、安全管理など、さまざまな業務を行います。そして、計画通りに建物を完成させる役割を担っています。     ・建築士(1級・2級)   建築物の設計と工事計画を担当します。建築基準や規制に適合した設計を行い、必要な許可や承認を取得する役割を担います。   建築施工管理技士と建築士は、名称は似ていますが役割がことなり両者が協力して工事を行うことになります。 修繕プランナー横浜では、どちらも上級の資格をもった知識豊富なスタッフが在籍していますよ!         次に建設業の許可ですが「軽微な建設工事」のみを行う場合、許可はいりません。 具体的には、工事価格が500万円未満の小規模な工事があてはまります。 (詳しくは、国土交通省のHPをご確認ください。)   しかし、建設業の許可を取得するには資格の保有、実務経験が必要になります。 たとえ軽微な工事であったとしても、許可をもった業者は信頼できる会社といえるでしょう。       3-3.アフターフォローで選ぶ 大規模修繕では、アフターフォローの充実も重要になります。   外気に晒される外壁や屋根には、専門家でないとわからない変化が数年単位で起こります。   ・定期的な点検を引き受けているか。 ・数年間の保証はついているか。 ・不具合が生じたとき対応はしてくれるか。   こんな点に注意して、契約をすると長い目で見て安心です。     修繕プランナー横浜では、最長10年の保証を設けています。 他にもアフターフォローで心配な点があればお気軽にお問い合わせくださいね!         4.おわりに 防水工事には、上記のように、様々な工法があります。   信頼できる業者に、点検やメンテナンスを依頼した上で、 ご自身の建物に最適な防水工事の方法を選択することが大切です。     防水工事は、建物維持のために欠かせない重要な工事なので、 よく状況を相談した上で、適切な工事を行っていきましょう。   _________________________________________________________ 横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 「修繕プランナー横浜」までご相談下さい。 ▼お問い合わせはこちら! 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140   2023年10月12日 更新
業者選びのポイント防水工事
【横浜市2023年度】締切は10月末!ブロック塀の撤去・新設に使える補助金

【横浜市2023年度】締切は10月末!ブロック塀の撤去・新設に使える補助金

こんにちは! 大規模修繕工事専門店「修繕プランナー横浜」の梅津です。 暑い日がつづいていますね、、、。 お中元で頂いた三浦市のスイカです~! (いつもありがとうございます!) スタッフ、お得意様でおいしく食べています。 夏の暑さにも負けぬ、丈夫な体と心を保ちたいですね!       0.はじめに 今回ご紹介するのは、 横浜市で受付中の補助金「ブロック塀等改善事業」についてです。   対象は高さが1m以上で、道路等に面する倒壊の危険性があるブロック塀等になります。   また駐車場など住宅に付随していないものも対象になります。 そのため、大規模修繕の際に 駐車場の撤去整備・新設をご検討中のオーナー様にはぜひ見ていただきたい補助金です!   なお、補助金・助成金の違い等をくわしく確認したい方はこちらの記事をご覧くださいね。       1.事業の目的 平成30年6月18日に発生した大阪府北部の地震で、ブロック塀の倒壊が発生。 倒壊が原因で小学生が亡くなっています。   この被害をうけ横浜市では、 地震などによるブロック塀等の倒壊を防止し、安全を確保するために、ブロック塀等の改善工事費を一部補助することになりました。   以降、横浜市HP (https://www.city.yokohama.lg.jp/ business/bunyabetsu/kenchiku/bosai/ blockbei/blockbei.html)を参照しています。       2.ブロック塀等改善事業の内容 2-1.補助の対象   ※1 「道路等」とは、避難場所等に通ずる道路等で以下のもの ・道路法による道路 ・建築基準法第42条に規定する道路または第43条第2項に基づく空地 ・その他これらに類するもので市長が認めるもの   ※2 「ブロック塀等」とは、コンクリートブロック塀、コンクリート製の塀、石積塀、万年塀その他これらに類する塀   ※3 事前相談を受けた後、市職員または市が委託する専門家が現地を調査し判定。   ※4 「狭あい道路拡幅整備事業」の対象となる場合は、「ブロック塀等改善事業」を原則利用できない。 「狭あい道路拡幅整備事業」は、道路の中心から2mの範囲にある支障物の撤去や移設費用の助成をおこなう横浜市の事業です。       2-2.補助対象になる工事   ※5 「軽量なフェンス等」とは、ネットフェンス、アルミフェンス、その他これらに類する塀。   ※6 補助対象となる軽量なフェンス等には、基礎の高さ等の条件があります。   ※7 幅員が4m未満の道路の場合、軽量なフェンス等または生垣を新設する費用は、原則補助対象外です。       2-3.補助金の金額 除却と新設をどちらも行う場合は、上限が決まっています。   《ブロック塀等の除却工事》  補助対象となる工事費×9/10     または  長さ×13,000円/m   のいずれか低い額   《軽量なフェンス等の新設工事》  補助対象となる工事費×1/2     または  基礎を新設する場合    長さ×37,000円/m  既存の基礎を使用する場合 長さ×18,000円/m  生垣を設置する場合    長さ×13,000円/m   のいずれか低い額       3.手続きの流れ 詳細は横浜市のHPに記載がありますので、 こちらでは概要と時間のながれを確認いただければと思います。   ポイントは、2つです! ①事前相談から申請ができるようになるまで  2か月かかること ②申請の締め切りが12月末のため  事前相談は10月末までにおこなうこと   申請には書類が十数種類必要なため、 早めの対応がおすすめですよ!   事前相談 締め切り:2023年10月末 「事前相談書」を郵送にて提出。 横浜市による現地調査の後、回答書を受けとります。 回答までに2か月程度要します。   施工業者の選定 市内に本社がある事業者から見積もりを依頼し、選定します。 契約金額が100万円以上になる場合は、2者以上の見積書が必要になります。   申請 締め切り:2023年12月末 「補助金交付申請書」、その他書類の提出。 横浜市より、「補助金交付決定通知書」を受領します。   施工業者との契約 施工業者と契約をします。 必ず「補助金交付決定通知書」を受け取ってから契約をしましょう。   工事 工事の実施、「完了報告書」の作成をします。   完了の報告 締め切り:2023年2月末 「完了報告書」を提出し、横浜市より「補助金額確定通知書」を受領します。   補助金の請求・受領 「請求書」の提出をし、横浜市が内容確認をし入金が行われます。 請求から受領までは、1か月ほどとなります。       4.おわりに 事前相談後の調査や工事対象など条件がいくつかありますね、、、。 また、書類等を揃えるのはお忙しいオーナー様には手間のかかる作業ですが、この補助金は事故が起きる前に一度検討する余地があります。   工事のことでご不明点などございましたら、お気軽に修繕プランナー横浜までご連絡くださいね!   なお、補助金制度についての問い合わせは、 横浜市の建築局建築防災課(045-671-2930)で受け付けていますよ!     横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2023年7月28日 更新
補助金・助成金・ローン
横浜市のオーナー様必見!横浜市で使える大規模修繕の補助金とは?

横浜市のオーナー様必見!横浜市で使える大規模修繕の補助金とは?

こんにちは。   大規模修繕工事専門店「修繕プランナー横浜」の吉田です。   3月になりましたね~! 昨日一昨日は、ポカポカ陽気でもう春かな? と感じていたのに今日はまた冬に戻りましたね、、。 みなさん風邪をひかないようお出かけの際はしっかり防寒してくださいね! 家でまったり過ごすのもいいですね。     0.はじめに  さて!今日は、前回お話ししていた 「大規模修繕工事の補助金・助成金について」の続きです。     前回のブログで、名前だけお伝えしていた 「横浜市再生支援制度」や、 「分譲マンション計画修繕調査支援制度」 「アスベスト対策費助成制度」 「マンション耐震診断助成制度」 「バリアフリー整備助成制度」 「屋上・壁面緑化助成」の内容について紹介したいと思います。     上記の中でも、 今回は「横浜市再生支援制度」に絞ってお話しさせていただきます。     横浜市内で、 大規模修繕工事を検討中のオーナー様は、ぜひお付き合いください!     ~2023年7月21日追記~ 令和5年度分は終了しています! 次回の募集時に申請がスムーズにできるように こまめに横浜市のHPをチェックしておきましょう! https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/jutaku/sien/manshon/saisei.html 以降に申請の手順を記載したので、 募集があったときに慌てないように予習しておくのがおすすめですよ!         1.大規模修繕工事の補助金とは? ~横浜市再生支援制度の目的~ この制度の目的は、 マンションの良好な居住環境を確保するとともに、 市街地環境を向上させることとされています。 そのためにマンションの再生活動※を行おうとする、 横浜市内のマンション管理組合等に対して、 その業務に要する費用を横浜市が一部補助する取り組みです。   以下、再生活動の内容です。 横浜市HP(https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/jutaku/sien/manshon/saisei.html)より引用しています。 検討中の物件が補助の対象となるか確認しましょう。       2.横浜市の大規模修繕の補助金について 2-1.補助金申請手続きの流れ 2-1-1.再生活動前 ①事前相談  電話(045-671-2954)またはメール(kc-jutakusaisei@city.yokohama.jp)にて相談する。   ②横浜市マンション登録制度への登録  事務局へ指定のExcelデータを入力・提出する。  郵送、FAX、メールで受付可能。   ③補助金交付申請  指定のWordデータを入力、その他資料とともに提出。  外部サイトまたは、郵送にて受付。   ④市より交付決定通知     ⑤再生活動実施   これでひとまず、登録申請完了です! 補助金交付申請のための提出資料が多いため 早めに準備をしておくと安心ですよ。       2-1-2.再生活動終了後 下記事業報告をすることで、補助金が交付されます。 詳細やダウンロード書類は、横浜市のHPに記載があるのでチェックしてみましょう。     ⑥事業実績の報告  指定のWordデータを入力、その他領収証等資料を提出。   ⑦市より補助金額の確定通知   ⑧補助金の交付請求  指定のWordデータを入力・提出。   ⑨市から補助金の交付         2-2.補助金の金額 補助は、 要件を満たす横浜市内のマンション管理組合が行うマンション再生活動に対し、行われます。   ・マンション再生活動を行うこと及びその経費について管理組合で議決していること。 ・横浜市マンション登録制度へ登録すること。     以上の要件を満たしているマンションに対し、 当該年度(4月1日から翌年3月31日)における検討活動費用の1/2以内、かつ30万円(複数のマンション管理組合等が行う活動は60万円)を上限として補助を行われます。     また大規模改修、耐震改修又は建替等に関する検討に 追加して省エネルギー化に関する検討を行う場合には、 省エネルギー化に関する検討活動費用の 2分の1以内かつ15万円(複数のマンション管理組合等が行う場合は30万円)を限度に追加で補助が行われます。     2-3.補助の期間   同一のマンション管理組合に補助を行う期間は、 原則として5年間を限度と規定されています。 ただし、最後の補助年度から5年度が経過している場合、通算年度はゼロとなります。       3.おわりに   以上が、「横浜市再生支援制度」の概要です。 横浜市内で大規模修繕工事を行う際には、 ご自身のマンションが該当しているか確認し、お得に工事を行いましょうね。   募集が上限に達し次第、終了するので 補助を検討しているオーナー様は早めの申し込みがおすすめですよ!     横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 「修繕プランナー横浜」までご相談下さい。 ▼お問い合わせはこちら! 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140   2023年7月21日 更新
補助金・助成金・ローン
クラックの補修工事 シール工法・Uカット・エポキシ樹脂

クラックの補修工事 シール工法・Uカット・エポキシ樹脂

こんにちは! 大規模修繕工事専門店「修繕プランナー横浜」の梅津です。   すっかり夏ですね! みなさまは夏のご予定はお決まりですか?     私は少しまえに内房に遊びにいきました。 鋸山は大人気で、 地獄のぞきは行列を眺めて満足しました(笑)       さて今回は外壁にできるひび割れ (クラック)シリーズのの3本目です! ・クラックの形成から爆裂に至る過程 ・クラックと防水の関係 ・クラックの補修(本記事)       下記の3つを特に詳しく紹介しますので ヘアークラックや構造的クラックで実際にどのような工事を行うのか気になる方はぜひご覧ください!   ・シーリング(シール工法) ・カット工法(Uカット・Vカット) ・フィラー処理(エポキシ樹脂)       表面クラック(ヘアークラック) 表面に浅く広がる細かなクラックです。 一般的にひび割れの幅が0.3mm以下とされています。 通常、このタイプのクラックは構造的な問題を引き起こさない場合がありますが、外観上の美観や防水性を損なう可能性があります。     シーリング(シール工法) そもそもシーリングとは何でしょうか? イメージとしては、窓のサッシなどの継ぎ目にある 触るとぷにぷにしている…あれです!   クラックや接合部分にシール(密封)を行うことで、 構造体の強度や耐久性を回復させる手法です。   シール材料は一般的にポリマーやシーラントと呼ばれる合成物質であり、液体やペースト状のものです。   これらの材料をクラックに注入したり、 表面に塗布することで、クラックを埋めたり、水や空気の浸入を防ぐ役割を果たします。   この写真はエキスパッションという 構造上の継ぎ目ですがシーリングを充填している様子です。         構造的クラック(幅1mm以上) 表面クラックより深く、幅広く、 構造に影響を及ぼす可能性があるクラックです。   このタイプのクラックは構造物の安全性や耐久性に悪影響を与える可能性があるため、より専門的な補修が必要となります。 今回は外壁が鉄筋コンクリート・モルタルの場合と サイディングの時に分けて補修方法をご紹介します!   外壁 鉄筋コンクリート・モルタル カット工法 (Uカット・Vカット) カット工法はクラックの両側に U(V)字形の切り込みを入れることで、クラックの補強と補修を行う方法です。   ~カットの目的~ ・クラックに沿って切り込みを入れることで、  クラックの周囲の強度を向上させることができる。 ・U(V)カットによってクラックの幅が広がることで、補修材料の充填が容易になる。     ~手順~   1.クラックの準備 クラックの周囲をきれいに清掃し、埃や不要な材料を取り除きます。 これによってUカットを行うためのクリアな作業領域を確保します。   2.Uカットの切り込み クラックの両側にU字形の切り込みを入れます。 切り込みはクラックに沿って直線的に行われ、 深さや幅はクラックの状態や補修の要件に応じて決定します。 一般的に、切り込みの幅はクラックの幅の約2倍程度とされます。 こちらはサンダーを用いている様子です。       3.カット面の処理 Uカットによって形成されたカット面をきれいに整えます。 埃や不要な材料を取り除き、カット面を平滑に仕上げます。 また、カット面にプライマーや接着剤を塗布することで、補修材料との接着性を向上させます。     4.シーリング充填 シーリングと呼ばれる柔軟性のあるシーラント材料を使用して補修します。 ヘラ押えをして完成です。             フィラー処理 (エポキシ樹脂) ~シーリングとの違い~ エポキシ樹脂は、高い強度、接着性、浸透性が特徴です。 そのため、深いクラックや構造的な補修に適しています。     一方、クラックの外観や表面の美観の回復が主な目的の場合、シーリングが適していることがあります。   クラックの深さ、幅、長さ、進行度などを評価することで、適切な補修方法を選択できますよ!       ~処理の目的~ ・クラックの防水性確保、強度回復、耐久性向上など     ~手順~ 1.カット工法  カット工法のシーリング充填まで同様に行います。 カット面にプライマーや接着剤を塗布することで、接着性を向上させます。   2.補修材料の充填 カット面にエポキシ樹脂を充填します。 充填材料が硬化することで、クラックの補修と補強が行われます。 3.仕上げ 充填材料が硬化した後、仕上げ工程が行われます。 このままだと補修したところが目立ってしまうため、 塗装工事を行うときにクラック補修もするのがおすすめです。         外壁 サイディング シーリング・サイディング交換 クラック部分のサイディングの交換や、シーリングを使用してクラックを密閉する方法が一般的です。   理由としては、サイディングは一般的に交換が比較的容易であるためです。   エポキシ樹脂は一般的にコンクリートや金属などの硬い材料に使用されることが多いです。 一方、サイディングはプラスチックや木材などの柔軟な材料で作られることが多く、接着や充填ができない可能性があります。         深刻な構造ダメージ 重度のクラックは、広範囲にわたる深刻なひび割れで、 建物や構造物の安全性に重大な影響を及ぼす可能性があります。   このようなクラックの補修方法は、以下のようなものがあります。   構造体の再構築 構造的なダメージが深刻な場合、クラックの補修だけでは不十分な場合があります。 構造体の一部または全体を解体し、再構築することが必要になることがあります。   補強と補修の組み合わせ 補強材料やステッチを使用して構造体を補強し、クラック部分をパッチングやインジェクションによって修復します。 このような組み合わせにより、構造の安全性と強度を回復させることが可能です。           クラック補修はDIY可能か? 一口にクラックの補修と言っても 外壁の種類やひび割れの進行度によって 処理方法の種類が異なることがわかりますね。     ホームセンターではDIY用の材料が販売されていたりもします。 ヘアークラックレベルでは、修復可能なものもありますが 誤った修復方法になると、問題を悪化させる可能性もあります。   DIY修復に取り組む前に、 とりあえずでも状態の確認のため専門家の助言を仰ぐことがおすすめですよ!     横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2023年7月7日 更新
防水工事
クラック補修は必要?防水対策になる?

クラック補修は必要?防水対策になる?

こんにちは! 大規模修繕工事専門店「修繕プランナー横浜」の梅津です。 こちらツバメの巣箱キャッチです! 弊社の社員のお手製です。 (でも今年、家主は帰ってこなかったそうで…。) 準備万端でご帰国をお待ちしてますよ~!       さて今回は外壁にできるひび割れ (クラック)シリーズのの2本目です!   ・クラックの形成から爆裂に至る過程 ・クラックと防水の関係(本記事) ・クラックの補修     前回はクラックの形成から爆裂までの 過程を紹介しました。     大きなクラックや爆裂は、 建物の構造にまで損傷を与える可能性があることがわかりましたね。     今回は、クラックを補修する意義を 防水の観点からお伝えします!   結論としては、   1.建物の耐久性向上と長寿命化につながる 2.室内環境の改善 3.修繕コストの削減 4.エネルギー効率の向上 5.建物の価値と安全性の維持   こちらの5つがあげられます。   1つずつ紹介していきますね!     1.耐久性向上と長寿命化 クラックは、外部からの水や湿気が建物内部に浸入する経路となります。 これにより、内壁や床、構造材料が損傷し、 建物の耐久性が低下する可能性があります。   (例) 雨水がクラックから入り、内部の鉄筋が錆びてしまう。     クラック補修によって水の侵入を防ぐことで、 建物の耐久性を向上させ、長い間安全に使用できるようになります。         2.室内環境の改善 クラックからの水の浸入は、 室内の湿度上昇やカビ菌の発生を引き起こす可能性があります。 これにより、室内環境が悪化し、 居住環境や健康に悪影響を及ぼすことがあります。     クラック補修によって水の侵入を防ぐことで、 室内の快適性と健康環境を改善し、快適な生活を送ることができますね。         3.修繕コストの削減 クラックが進行し損傷が拡大すると、 補修規模が大きくなり修復にかかる費用も増加します。 ≪進行 軽度≫ 例:シール工法 シール材料をクラックに注入したり、 表面に塗布することで、クラックをシール(密閉)し、水や空気の浸入を防ぐ役割を果たします。   ≪進行 中度≫ 例:低圧注入工法 液体やゲル状の材料を低圧下で注入し、 クラックや空洞を充填して強度を回復させます。   ≪進行 重度≫ 例:継ぎ目の再構築 クラックのある部分を取り除き、 新しいコンクリートや補修材料を使用して継ぎ目を再構築します。   クラック補修は、早期に行うことで、 修繕コストを削減することができます。   定期的な点検とクラックの早期発見、補修が重要です!         4.エネルギー効率の向上 クラックからの水の浸入は、断熱材や気密性に悪影響を与えることがあります。 結果として、冷暖房効果が低下し、 エネルギーの浪費を招く可能性があります。   クラック補修によって建物をしっかりと密閉し、エネルギー効率を向上させることができます。         5.建物の価値と安全性の維持 クラックは、建物の外観にも影響を与えます。 放置されたクラックは美観を損ない、建物の価値を低下させる可能性があります。   また、クラックが深刻化すると、 建物の安全性にも悪影響を及ぼす可能性があります。     クラック補修によって、 建物の美観と価値を維持し、安全性を確保することができます。       以上が、防水のためにクラックを補修する理由でした!   いくつか修繕方法を挙げましたが、 次回でさらに詳しく紹介したいと思います。   最後までご覧いただき、ありがとうございました!     横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 「修繕プランナー横浜」までご相談下さい。 2023年6月16日 更新
防水工事
爆裂とは?クラックの形成は侮れない!

爆裂とは?クラックの形成は侮れない!

こんにちは!     大規模修繕工事専門店「修繕工事プランナー横浜」の梅津です。   先週末、うめ仕事をしました! ヘタを取って梅酒作りの様子です。 飲めるのは1年後…楽しみです!     前回は、防水工事が必要なのか?劣化のサインを お伝えしました。   その中でいくつか用語がでてきたので 数回に分けて詳しく補足をしたいと思います!     今回は 【外壁クラックの形成から爆裂】についてです。 クラックとは、建物の外壁に生じる亀裂や割れのことを指します。   このクラックについて 下記の3つの視点からアプローチしていきますね。      ・クラックの形成から爆裂に至る過程(本記事) ・クラックと防水の関係 ・クラックの補修   爆裂(バクレツ)とちょっと物騒な単語がでてきましたね。 今回はこの爆裂についてです。   爆裂は、建物の防水工事にも関わってくる現象なのでこれを機に詳しくなっていきましょう~!         クラックの形成から爆裂に至る過程 1.クラックの形成 外壁クラックの爆裂は、まず最初にクラックの形成から始まります。 原因の例として、建物の老朽化、地震、地盤の沈下、建物の拡張や収縮、または誤った建築材料や施工などが原因となります。     2.クラックの初期段階 クラックが形成された後、初期段階では通常は小さな亀裂として現れます。 この段階では、クラックの長さや幅は限定的であり、外壁の表面にのみ存在する場合があります。       3.クラックの拡大 時間の経過とともに、クラックは拡大する傾向があります。 これは、外部要因(気候変動や自然災害)や内部要因(建物の収縮や振動)によって引き起こされる可能性があります。 クラックが拡大すると、長さや幅が増加し、深さが進行して内部の壁材に達することもあります。       4.クラックの分岐 クラックが拡大すると、一つのクラックが複数の分岐クラックに分かれることがあります。 分岐したクラックは、建物の外壁上に複雑なパターンを形成することがあります。       5.クラックの深化 クラックが深化すると、建物の内部の壁材にまで到達することがあります。 これは、クラックの拡大と共に起こる場合や、初期段階でクラックが内部に伸びる場合があります。 クラックが内部の壁材に到達すると、建物の構造に影響を与える可能性があります。       6.クラックの拡散 クラックが深化し、内部の壁材に到達すると、 クラックはさらに拡散する可能性があります。 拡散には、周囲の壁材への影響や他のクラックの形成が含まれる場合があります。 これにより、爆裂に至るまでのクラックのネットワークが形成されることがあります。       7.クラックの爆裂 最終的に、クラックの爆裂が起こる可能性があります。 これは、クラックが建物の構造的な強度を超えるまで拡大し、壁材や接合部が完全に分離する状態を指します。 クラックの爆裂は、建物の安全性に重大な懸念を引き起こし、修復や補強が必要となります。       以上が一般的な、外壁クラックの爆裂の過程の概要です。 小さいひび割れと思いきや、建物の構造にも関わってくることがわかりますね。 建物の安全性や耐久性を確保するためには、 専門家による定期的な点検や、適切な補修を検討すると良いでしょう。     次回はクラックと防水の関係について お伝え出来たらなと思います!       横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 「修繕プランナー横浜」までご相談下さい。 ▼お問い合わせはこちら! 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2023年6月9日 更新
大規模修繕の豆知識
防水工事が必要?劣化のサインを紹介

防水工事が必要?劣化のサインを紹介

こんにちは! 大規模修繕工事専門店「修繕プランナー横浜」の梅津です。   天候がコロコロ変わる時期ですね。 曇り空ですが、工事も着々と進んでいます!     前回は、防水工事の耐用年数を知ろう! ということで、防水工事の一般的な目安を紹介しました。   「そうは言っても、工事が必要な状態なのかわからない!!」 という方も多いと思います。   今回は下記の3種類の住宅ごとに、 屋根、外壁等の防水工事が必要になる可能性があるサインをお伝えします!   ・戸建て住宅 ・マンション、集合住宅 ・木造住宅   ぜひ、業者や管理会社に相談する前にわかる範囲だけでもチェックしてみましょう!           戸建て住宅 屋根 漏水やシーリングからの浸水の兆候: 屋根裏や天井に水シミや水滴が現れる、 壁や天井のクラック(ひび割れ)が生じるなど、 漏水や浸水のサインが見られる場合は防水工事が必要です。 ↑幅が0.3mm以下のひび割れのことをヘアークラックと呼びます。 国土交通省の基準では、ヘアークラック程度だと 瑕疵が存在する可能性が「低い」とされています。       屋根材の劣化: 屋根材にひび割れ、浮き、変色、腐食などの劣化が見られる場合は、防水工事や屋根の修理・交換が必要です。     外壁 サビやひび割れ: 外壁にサビが生じたり、ひび割れが現れたりする場合は、防水工事や外壁の補修が必要です。     目地やシーリングの劣化: 目地やシーリングの劣化が見られる場合は、 雨水の浸入や漏水のリスクが高まるため、早めの補修が必要です。 ↑これはシーリングがひび割れてしまっています。     地下室 湿気やカビの発生: 地下室内に湿気やカビが生じる場合は、 地下室の防水工事や湿気対策が必要です。 壁や床に水滴や水シミが見られる場合も注意が必要です。     浴室 湿気やカビの発生: 浴室内に湿気やカビが見られる場合は、 浴室の防水工事や換気対策が必要です。 床や壁にひび割れや浸水の兆候がある場合も早急な対応が必要です。         マンション・集合住宅 屋上 漏水やシーリングからの浸水の兆候: 屋上の通路やバルコニーに水滴や水シミが見られる場合は、防水工事が必要です。     屋上防水の劣化: 屋上の防水層にひび割れや浮き、変色が見られる場合は、早めの防水工事や修復が必要です。   外壁 サビやひび割れ: 外壁にサビやひび割れが生じた場合は、 防水工事や外壁の補修が必要です。隙間や目地の劣化も早急な対応が必要です。 ↑こちらは目地の劣化があり、 タイルの落下を危惧して、あえて剥がしている状態です。       浴室 漏水や浸水の兆候: 隣の階や下の階に漏水や浸水が報告された場合、 浴室の防水工事や漏水箇所の修理が必要です。 ↑これはトイレですが、漏水が確認されます。     共用部分 壁や床の水シミやひび割れ: 共用部分の壁や床に水シミやひび割れが見られる場合は、防水工事や補修が必要です。   特に隣接する住戸や下の階への浸水リスクがある場合は、早急な対応が必要です。       木造住宅 屋根 葺き替え時期の到来: 屋根材の寿命は一般的に約20〜30年です。 屋根材の劣化や老朽化が進んでいる場合は、屋根の葺き替えや防水工事が必要です。     外壁 木部の腐食や腐朽: 外壁の木部に腐食や腐朽が見られる場合は、早急な修理や防水処理が必要です。         これらは一般的なサインですが、 建物の状態や環境条件によって異なる場合があります。   建物の定期的な点検やメンテナンスが重要であり、プロの建築士や防水専門業者による評価や相談を受けることもおすすめですよ!     横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 「修繕プランナー横浜」までご相談下さい。 ▼お問い合わせはこちら! 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140   2023年6月2日 更新
防水工事
防水工事の耐用年数を知ろう!

防水工事の耐用年数を知ろう!

こんにちは!   大規模修繕プランナー横浜の梅津です。   梅雨が近づいて来ましたね! ジメジメして洗濯が進まないので、あまり好きな時期ではないです…。 個人的にアサガオが好きなので、梅雨特有の楽しみもあります!       雨が多くなると気になるのが、住宅の防水機能です!!       …ということで、若干こじつけ感がありますが 今回は防水工事を行うタイミングを知るために 【住宅防水の耐用年数】について紹介します。     住宅の防水の耐用年数は、様々な要素によって異なります。 本記事では、大規模修繕の参考になるように 下記の2点にしぼって耐用年数と具体的な例を挙げていきます。   ・屋根防水 ・外壁防水 一般的な防水材料や部位ごとに紹介していきますね!       1.屋根防水 一般的な屋根防水材料としては、 防水シート、アスファルトシングル、 金属板、セラミックタイルなどがあります。   ・防水シート 耐用年数は約10〜20年程度です。 例えば、高品質の防水シートを使用し、適切な施工が行われた場合、20年以上の耐用年数が期待されます。     ・アスファルトシングル アスファルトシングルは、住宅でよく使用される屋根材料です。 耐用年数は約20〜30年程度です。 藻やカビの成長を防ぐために、 定期的な洗浄や点検を行いましょう。  修理や交換が必要な箇所を早めに対応することで、耐用年数を延ばすことができます。     ・金属屋根(鋼板、アルミニウム、銅など) 耐用年数は約30年以上です。 金属板は耐久性が高く、錆びにくいため、 長期間の使用が期待されます。 ただし、塗装の劣化や破損部分の修理が必要な場合もあります。     ・セラミックタイル 耐用年数は50年以上です。 セラミックタイルは耐久性が高く、耐候性にも優れています。 適切な施工と定期的なメンテナンスにより、長期間の使用が可能です。 雨漏りやタイルの破損などの 早期発見と修正は重要になってきます。       2.外壁防水 外壁の防水には、防水塗料や外壁パネル、サイディングなどの材料が使用されます。   ・防水塗料 耐用年数は約5〜10年程度です。 防水塗料は外壁に塗布することで防水効果を持たせますが、太陽光や雨風などの外部要因により、劣化しやすくなります。 定期的な塗り替えやメンテナンスが必要です。       ・外壁パネルやサイディング 耐用年数は約20〜30年程度です。 外壁パネルやサイディングは耐久性が高く、メンテナンスが比較的容易です。 ただし、破損や腐食が生じた場合は早めの修理や交換が必要です。       ~外壁パネルとサイディングを詳しく~ 外壁パネル 大型のパネル状の材料で、一般的にコンクリート、金属、木材などの素材で作られています。 外壁パネルは個別のパネルを組み立てて外壁を形成します。 外壁パネルは、専門の施工業者によって設置されることが一般的です。 大規模な建築物や特殊なデザインが求められる場合に適しています。     サイディング プラスチック、木材、金属などの素材で作られることが多いです。 サイディングは一枚ずつ外壁に重ねて施工され、建物の外観を構成します。   住宅や小規模な建物によく使用され、手軽に取り扱えることが特徴です。 DIYプロジェクトとしても取り組むことができる場合があります。         これらは一般的な目安であり、 実際の耐用年数は建物の環境条件、施工品質、 メンテナンスの頻度と質などに影響を受けます。   定期的な点検や適切なメンテナンスを行うことで、防水材料の寿命を延ばすことができます。 建物の材料メーカーや専門家に相談し、 適切なメンテナンススケジュールを立てることがお勧めですよ!         横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 「修繕プランナー横浜」までご相談下さい。 ▼お問い合わせはこちら! 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2023年5月31日 更新
防水工事

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株式会社エスワイシー
吉田 俊介

大規模修繕・マンション修繕
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