修繕プランナー横浜のスタッフブログ 記事一覧

冬季休業(年末年始休み)のお知らせ

冬季休業(年末年始休み)のお知らせ

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼を申し上げます。   誠に勝手ながら、 本年度の冬季休暇を下記の日程とさせていただきます。   休業期間:2023年12月30日(土) ~ 2024年1月4日(木)   ご不便をおかけいたしますが、何かご連絡がございましたら、休業前までにお願いいたします。   どうぞ温かい年末年始をお過ごしください。   ※2024年1月5日(金)より通常業務を開始致します。 ※休暇中のお問い合わせにつきましては、冬季休業以降に対応させていただきます。         横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2023年12月1日 更新
お知らせ
周期は?季節は?外壁塗装工事時期についてのガイドライン

周期は?季節は?外壁塗装工事時期についてのガイドライン

こんにちは! 修繕プランナー横浜の梅津です。   気が付いたら12月も目のまえ、、、! 先日、代表とお付き合いのある方から柿をいただきました!! 今年残り1か月弱も医者いらずで過ごしていきたいですね~。       さて本記事では、外壁塗装工事の「時期についてのガイドライン」についてお伝えします。   大規模修繕工事のガイドラインと一口にいっても、様々な解釈・要点があると思います。   今回は大規模修繕工事や外壁塗装工事を行う年数や、季節的なタイミングが気になる方に向けて 下記の2点について、検討していきますね!   ・外壁塗装(大規模修繕)工事の周期 ・マンションの外壁塗装工事に適した季節       外壁塗装工事のガイドライン 外壁塗装工事を行うべきタイミングっていつでしょうか?   目で見てわかる劣化があれば判断しやすいですが、1つの目安として"12年"があげられます。 (もちろん、12年が義務ではないのでご安心くださいね!!)   これは、国交省のガイドラインを元にして考えられています。       大規模修繕が12年周期とされる4つの理由 外壁塗装工事を含めた、大規模修繕工事は一般的に "12年周期" で行うといわれています。   オーナー様も「なぜ12年?」といった疑問をお持ちかと思います。   理由として、下記の4つをご紹介しますね。   ①国土交通省より 「改修によるマンションの再生手法に関するマニュアル」で記されている。   ②国土交通省より 「長期修繕計画作成ガイドライン」の中で記載がある。   ③建築基準法第8条1項の条文で  新築、改築などから10年が経っている場合、3年以内に外壁の "全面打診調査※" を実施するということが義務付けられている。  ※外壁のタイルと下地の間の隙間の状況を調べるために行われる調査のこと   ④足場の設置費用  外壁の全面打診調査を行うときには、足場を設置しなければならない。  費用削減のため、全面打診調査のタイミングで大規模修繕工事を行うことが多くなる。       国から「12年~15年くらいの周期で行いましょうね」とガイドラインがでていることもあり、"12年" という説が一般的になりました。   以前のブログにも紹介していますので、詳細が知りたい方はぜひご確認ください!         マンション外壁塗装工事の季節はいつが良い? 外壁塗装の際には施工環境も重要です。 天候や風の影響を受けにくい日を選び、周囲の環境にも配慮することで施工のクオリティが向上します!   大規模修繕工事の時期を検討されている方や、外壁塗装に適した季節を確認したい方はぜひご確認ください。       早めの計画が成功の鍵! 外壁塗装工事は季節によって、気象条件に影響を受けます。   ・春 ・秋 この時期が外壁塗装工事に適した季節といえます。   他の季節でも施工はできますが、より計画的に行い、より注意することが必要になります。 そこで関東地方の気候に合わせて、季節ごとの外壁塗装工事の注意点を具体的な事例とともにご紹介しますね!       春は外壁塗装工事のベストシーズン!    春は関東地方では気温が安定し、湿度も適度なため外壁塗装に適しています。   しかし、花粉症の方が多い季節でもあり、花粉が塗膜に付着すると仕上がりに影響を与える可能性があります。 対策として、春先に花粉が舞いやすい関東地方では、徹底的な清掃を行ってもらいましょう! 外壁の下地処理前に清掃を行うことで、花粉の影響を最小限に抑えることができます。       梅雨は要注意!夏は工期がのびやすい 夏は高温多湿の気候のため、塗料が急速に乾燥する反面、気温が高いと塗りムラが生じる可能性があります。   近年では日中の気温が35度を超えることも多いため、適切な塗料の選定と乾燥時間の調整が必要です。 住民の方にとっても工事の期間中、窓の開閉が制限されてしまうので十分な理解が必須になります。   また、梅雨明け後の湿度の高い時期に工事を行う場合は、カビやクラックの防止に湿度対策が必要になります。 梅雨は、施工を避けられる時期であるため、人気のある業者にも比較的頼みやすいという特徴はあります。   台風やお盆休みもあるため、工事が延期や中止になることもあります。 梅雨~夏に行う工事には住民の方とも綿密に打合せを行うようにしましょう。       天候は安定、秋の業者は繁忙期に 秋は関東地方では過ごしやすく、外壁塗装に適した季節です。   しかし、急激な気温の変化に注意が必要です。 例えば、夜間の気温が低い日に外壁塗装を行う場合、昼夜の温度差により塗膜の乾燥が不安定になることがあります。 工事スケジュールを工夫してもらうことで、気温差による影響を最小限に抑えましょう。   夏に比べ施工を行いたい需要が高まるため、思い通りに工期が組めないというケースもでてきます。 塗装工事が決まっているオーナー様は、早めに連絡をとることをお勧めします!       冬は低温と日照時間に注意! 冬は関東地方でも寒冷な季節で、気温が低いと塗料の乾燥が遅れがちです。 日中の気温が5度を下回る冬季に外壁塗装を行う場合、塗装後の硬化が遅れ、耐久性に影響を及ぼす可能性があります。   一方、湿度が低いため晴天の日は塗料の乾燥はしやすい季節ともいえます。   また日照時間が短いため、職人さんの作業時間が短くなりがちです。 日没後の作業には、ムラや塗り残しが生じやすいため他の季節よりも工期が長くなってしまう可能性もあります。         おわりに 大規模修繕工事のガイドラインについて、 「外壁塗装をおこなう時期」という視点でご紹介させていただきました。   内容をまとめますと ・12年周期が1つの目安として一般的である ・春と秋が外壁塗装工事としてはベストシーズン     もちろん、12年を過ぎていても、冬であっても、工事は可能です!   修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。 横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!!         横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2023年11月28日 更新
大規模修繕の豆知識
【修プラ通信10月号】アパートマンションの劣化度セルフチェック!

【修プラ通信10月号】アパートマンションの劣化度セルフチェック!

今月も修プラ通信をお読みいただきありがとうございます。 修プラ通信では賃貸マンション、アパートの物件をお持ちの大家さん向けにお役立ち情報を配信しております。 大家さんの日々の物件に関するお悩みの手助けとなれば幸いです。 さて、今月のコラムではマンション・アパートの適切な修繕時期や建物の劣化度セルフチェックシートをご用意しております。 是非、こちらのシートをご活用いただき、物件の状態を確かめてみてください。     【コラム①】忍び寄る劣化に注意!マンションの適切な修繕時期とは  マンションオーナーは、入居者が快適に過ごせるように外装部分や共用部の修繕義務を負っています。共益費や管理費を徴収していればなおのこと、入居者の安全を確保する意味でも定期的な工事は必要です。  それでは大規模修繕工事はどのタイミングで実施したらよいのでしょうか。一般的に言われている修繕周期は12年です。しかし、12年ごとに大規模な工事をしないといけないわけではありません。重要なことは、各部位の修繕周期を知り、必要な工事だけを必要な時期にすることです。右の図は、各髄の修繕時期を表したものです。下の図を参考に、一度所有する建物の劣化状況を知り、点検・調査をしてみることで、修繕をしないといけないかどうかが分かりますので、ぜひ参考にしてください。       【今月のコラム②】今すぐ実践!劣化度セルフチェック  そもそも修繕が必要かどうかが分からないと正しい修繕はできないと思います。そこで、「劣化度診断セルフチェックシート」を用意しました。このシートで当てはまる部分にチェックを入れていただき、その数が5個以上なら、一度詳しい調査をしたほうがよいでしょう。オーナー様の建物を健康な状態に保つために是非活用してください。                 【今月のコラム③】築20年以上は必ず行う!建物調査のススメ  建物は紫外線や風雨にさらされ、日々劣化していきます。そこで、築20年を過ぎたら一度「大規模調査」をすることをおススメします。「大規模調査」とは、建物の外装全体から、構造レベルに至るまで細かく調査を行うことです。ここでは修繕プランナー横浜で実施している無料の調査の一部をご紹介します。   ☑ドローンによる外壁調査 外壁面全体について剥落、エフロレッセンス、ひび割れ、浮きなどをドローンを用いて調査を行います。ドローンを用いることで、従来では調査出来なかった箇所(高所や裏面)を費用と時間を削減して調査できます。     ☑既存シーリング材の劣化度調査 シーリングなど防水材の劣化度合(剥離・破断・ひび・白亜化・弾力性などの確認)を診断します。また、その他、屋上防水の劣化調査や漏水探査も行います。     ☑タイル浮き打診調査 テストハンマーなどを用いて外壁などの表面(タイル・モルタル・コンクリート・その他の仕上げ材)をたたき、浮き範囲などを異常音により判定する「打診調査」を行います。     2023年11月2日 更新
修プラ通信
大規模修繕工事は減価償却できるのか②

大規模修繕工事は減価償却できるのか②

こんにちは! 大規模修繕工事専門店「修繕プランナー横浜」の吉田です。     私は、涼しくなるとサウナによく行ってます。 おすすめは、金沢八景にある亀遊舘です!     週4回ほどしか営業してないので行ける日が限られちゃうのですが、温度、雰囲気、外気浴とてもよくてお気に入りです♪       ぜひ行ってみてください!!     はじめに 今日は、大規模修繕工事でかかった費用は減価償却できるのか? ということについてお話しします!   先に結論をお話しすると、 大規模修繕工事でかかった費用は減価償却できます!   マンションの大規模修繕工事でかかる高額な費用は、 「資本的支出」と「修繕費」に分けられます。     資本的支出となる場合は、減価償却として処理することが可能です。             大規模修繕費は減価償却できる 大規模修繕工事の会計の計上方法 マンションなどの大規模修繕工事を行うとき、2種類の計上方法があります。   ・「資本的支出」 ・「修繕費」   「資本的支出」 固定資産の価値や耐久性を高める支出のことです。 会計上は固定資産として考え、資産として減価償却期間に毎年計上します。 →減価償却◎     「修繕費」 通常の維持管理、もしくは壊れた部分を元の状態に戻すことを目的とした工事に支出した費用です。 原状回復を目的とした工事の場合が該当します。 修繕費になる場合は全額をその年の経費に計上します。 →減価償却✖️         大規模修繕費用の仕訳判断   自分たちの大規模修繕工事の費用計上は、どちらになるのか…?   資本的支出と修繕費のどちらかに仕訳するのかは、工事の内容によって決まります!   端的にいうと、マンション等の価値を高める工事などは「資本的支出」になります。 一方、「修繕費」は価値を建物の"現状維持"となる工事に当てはまります。   それぞれ詳しく見ていきましょう!     資本的支出となる場合 資本的支出となる基準としては、下記のような要素が必要です。 ・建物の増築や新たな設備の取り付け ・現状とは違う用途での改装 ・より性能を向上させるための部品への取り替え 入居者のニーズに合った新しい設備の導入、防犯性を高める工事なども該当しますよ!     具体的例を挙げると、 ・防水加工工事 ・耐震補強工事 ・外壁塗装への断熱材を追加 ・リフォームや増改築工事 ・バリアフリー化 ・非常階段の設置 ・オール電化への移行   以上のようなものが資本的支出となる大規模修繕工事の例です。       修繕費となる場合 建物の損傷部分の原状回復や、定期的な維持管理を図るために支出した費用が該当します。     具体的例を挙げると、 ・外壁の塗替え ・部分的な防水改修工事 ・雨漏りの修理 ・電球や壊れた備品などの交換 ・外壁のヒビや亀裂の修復   以上のようなものが、修繕費となる工事の例です。       資本的支出と修繕費の判断基準 大規模修繕が資本的支出となる場合、 減価償却として毎年経費計上していくことになります。   大規模修繕工事の費用が、「資本的支出」なのか「修繕費」なのか判断に迷うこともあると思います。   そんな時は、下記のフローチャートで判断してみてください。 下記の条件を満たす場合、「修繕費」として経費計上されることになります。   ・費用が20万円未満である場合は、修繕費として計上。 ・費用が20万円以上であっても、約3年以内の周期で行われる場合は修繕費として計上。 ・判断が難しい場合であっても、費用が60万円未満であるか、修繕する資産の前期末所得価格の10%未満の場合は修繕費として計上。         資本的支出と修繕費のメリット・デメリット 減価償却(資本的支出)ができるかできないかで、ここまで進めてきましたね。     ですが、一概に減価償却がよいとは言えないんです!   状況によっては、「修繕費」で計上したほうが良いケースもあります。   一例としては 【修繕工事の金額が小さく、税務上の優遇が受けられない】 【即時計上することで、財務諸表の健全性を維持しやすい】等があります。   それぞれのメリット・デメリットを確認しましょう!       減価償却(資本的支出)のメリット 減価償却のメリットは、すばり長期間の節税効果があることです!   資本的支出の場合は、工事にかかった費用を資産として計上します。 そして、減価償却の手続きを複数の年度にわたって処理することができます。 減価償却費は経費として認められ、税金の負担を軽減する効果があります。       減価償却(資本的支出)のデメリット 減価償却のデメリットとしては、工事後の即時的な経済的負担が発生することです。     大規模修繕工事のような、大きな契約金額の工事では、 業者に一括でお支払いを頂くことはほとんどありません。   契約金額の数十%を契約時にお支払い頂き、部分金、精算金と数回に分けてお支払いをお願いすることが多いです。 (理由としては、工事を請け負った会社の都合もあります。材料費や職人さんの労務費などは日々発生するためです。)     それでも、減価償却の恩恵をうけられる節税効果と工事金額の支払いにはタイムラグがあります。   そのため、企業の資金繰りに影響を及ぼす可能性があるのです。       修繕費のメリット 減価償却(資本的支出)と異なり、 修繕費で処理する場合は、会計年度内の経費として一括計上をすることができます。   一括で経費として計上できるので、その年度の支払う税金の額を減らすことにつながります。   減価償却とは反対に、 【その年度の即時的な経済的負担が抑えられる】これがメリットと言えるでしょう。       修繕費のデメリット 修繕費のデメリットとしては、法人の場合、銀行等から融資を受けにくくなる可能性があることです。   収入が少ない年度に、修繕費として一括して費用計上をした場合は、銀行などから融資を受けようとしても、営業不振であるととらえられてしまうことがあります。 その結果、融資を断られてしまう可能性が高くなってしまいます。   事業への融資は、会社の業績が良い時に審査が通ることが多いです。 大規模修繕工事にかかった費用を資本的支出として資産に計上し、減価償却費として調整していったほうが、このような場合には有利になることも考えられます。   近い将来に融資を申込む予定がある場合は、減価償却(資本的支出)を選択しておいた方がメリットになります。         おわりに 大規模修繕工事は、工事内容によって減価償却が可能です。   その費用をどのように処理するかは、オーナー様にとっては大きな問題ですよね。   処理方法によっては、節税にもつながります。     これから大規模修繕工事行おうと考えている場合、工事内容、目的を十分考えて行うことが大切になります。 「減価償却を選択したい」のか? 「修繕になってもいいから早期に補修をしたい」のか?     もし、どのようにすればいいか悩んでしまうようでしたら、大規模修繕業者や税理士などのスペシャリストにあらかじめ相談し、適切なアドバイスをもらうようにすると安心です。     もちろん修繕プランナー横浜でも、少しでもお得に、大規模修繕工事を行えるようお手伝いいたします!     ________________________________________________________ 横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 「修繕プランナー横浜」までご相談下さい。 ▼お問い合わせはこちら! 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2023年11月1日 更新
大規模修繕の豆知識
大規模修繕工事は減価償却できるのか①

大規模修繕工事は減価償却できるのか①

こんにちは! 大規模修繕工事専門店「修繕プランナー横浜」の吉田です。 最近、9月にお迎えした猫ちゃんがやっと慣れてきてくれて嬉しいです。   名前は「コアラ」です! たまにブログにコアラの様子も登場させてもらうので、よろしくお願いします!     今日は、大規模修繕工事で発生した費用は 減価償却することが可能かどうかということについてお話ししたいと思います。     マンション経営をされているオーナー様にとって 大規模修繕工事で発生した費用を経費にできるかどうかという点は、節税面でとても重要なポイントになってくると思います。     しかし、減価償却について 具体的に理解されている方はあんまりいないのではないのでしょうか。     私自身も、減価償却という言葉すら簿記を習うまで知らない言葉でしたから、聞き馴染みがある方の方が少ないように感じます。     そのため、「減価償却とは?」という基礎的なお話から、 「大規模修繕工事でかかる費用を減価償却することは可能かどうか」また、「大規模修繕工事で減価償却するメリット・デメリット」についてお話しさせていただきます!     盛りだくさんな内容なので回数分けるかもしれませんが、どうぞお付き合いよろしくお願いします!         減価償却とは?   まず、減価償却とはなんなのか? また、減価償却の目的とは?ということについてお話しします。     減価償却とは、時間の経過や使用による老朽化によって 価値が減少する資産を、使用期間で按分して費用計上する 会計上の手続きのことを言います。   建物や設備、機械などの資産は 取得価額が比較的大きくなりやすいため、 取得時に一括で費用計上してしまうと取得年度の決算を圧迫してしまいます。   そのため減価償却を行い、 長期間にわたって価値を発揮し続ける固定資産について、購入年度にすべての費用を計上することによって起こりうる費用と収益の対応関係の矛盾を防ぎます。     法人に限ったことですが、減価償却は法人税の節税につながります!   法人税は「所得×税率」で算出します。 減価償却で経費計上すると所得が少なくなります。 それに伴い法人税を抑えられるようになるのです。         減価償却の目的とは? 減価償却の主な目的は、 資産の価値の減少を適切に反映し、企業の財務報告を正確かつ公平に行うことです。     固定資産は通常、時間の経過とともに劣化し、価値が減少します。     この価値の減少を数年単位で経費計上することで、 持ち主は資産の実際の価値を正確に把握し、財務諸表を作成することができます。   正確な利益を計算することで、企業は投資家や利害関係者に対して信頼性のある情報を提供することができます。   減価償却は企業の財務透明性を高め、持続可能な経済活動をサポートする役割も果たしているのです。         減価償却ができる資産とできない資産のちがい 減価償却できる資産 減価償却の対象となるのは、時間の経過や使用とともに減少する資産です。   建物、機械、車両などが含まれます。 代表例を下記にあげますね。       減価償却できない資産 減価償却できない資産とは、時間の経過や使用により価値が減少しない資産です。   代表的なもので、土地と美術品類があります。   土地や骨董品などは、時間の経過で価値は変わらないため減価償却は行うことができません。         おわりに   減価償却の概要はつかめたでしょうか? 減価償却が可能になると、経費計上につながり節税ができることがわかりましたね!   気になる、大規模修繕工事は減価償却ができるのか? という点については、次のブログでお話しします!!     横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 「修繕プランナー横浜」までご相談下さい。   ▼お問い合わせはこちら! 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2023年10月28日 更新
大規模修繕の豆知識
マンション・アパート大規模修繕の防水工事の種類

マンション・アパート大規模修繕の防水工事の種類

こんにちは! 大規模修繕工事専門店「修繕プランナー横浜」の吉田です。         1.はじめに 雨や長い年月で生じる建物の劣化は、避けられない現象です。   今回はマンションやアパートには不可欠な、防水工事の種類についてご紹介します!   まずは具体的な劣化事例をあげるので、あてはまるものがないか確認してみてください。 劣化については、こちらの記事でも紹介しているので気になる方はチェックしてくださいね。     外壁にサビやクラック(ひび割れ)が生じた場合は、 防水工事や外壁の補修が必要です。   クラックが進行すると「爆裂」という状態になってしまいます。 建物に深刻なダメージを与えるため、補修工事が必須になります。   屋根材にひび割れ、浮き、変色、腐食などの劣化が見られる場合は、防水工事や屋根の修理・交換が必要です。   目地やシーリングの劣化が見られる場合は、 雨水の浸入や漏水のリスクが高まるため、早めの補修が必要です。   共用部分の壁や床に水シミやひび割れが見られる場合は、防水工事や補修が必要です。   特に隣接する住戸や下の階への浸水リスクがある場合は、早急な対応が必要です。         2.マンション屋上防水工事を4種類ご紹介 防水工事で使われる方法は主に4種類あります。   本記事ではこれらの防水工事について、それぞれの特徴を紹介しますね!           2-1.アスファルト防水工事   アスファルト防水工事は、最も古い防水工法であり、信頼性も高いと言われています。 アスファルト防水工事のメリットは ・水密性や耐久性の高さ ・施行時の不具合の発生率の低さ   が挙げられます。 元々は、アスファルトを高温で溶かしたものを 流して固めるといった方法が一般的でしたが、 火を使うことで工事に危険を伴うためらシート状になったものを火で炙って貼り付けるトーチ工法などを用いることが多くなりました。 アスファルト防水工事は、新築工事の際に用いられることが多いです。     2-2.ウレタン防水工事   ウレタン樹脂を化学反応で硬化させて防水層を作っていく方法です。   ウレタン防水工事のメリットとしては、 ・施行コストが低い ・液状の樹脂を塗りつけることで、つなぎ目のない防水膜を形成できる ・他の防水材料との組み合わせが可能   といった点が挙げられます。 特に、他の防水材料と組み合わせることができるため、 防水機能の向上や、その地域の気候性に合わせた防水処理を行えることが特徴です。 以前は、化学反応の際に有害物質が発生してしまうという問題もありましたが、現在では、それらの有害物質を含んでいないウレタン防水剤も発売され、便利になってきています。       2-3.塩ビシート防水工事   塩化ビニルで作られた防水シートを貼って施工する工法です。 工場ですでに防水機能が完成しているため、防水機能及び品質が安定しています。   塩ビシート防水工事のメリットは、   ・シートを接着剤で貼り付けるだけで施工性が優れる ・紫外線や熱に対する耐久性の高さ ・短工事期間・低コスト   が挙げられます。 耐久性やコスト面が特に優れています。     2-4.FRP防水工事   FRP防水工事は、 ガラス繊維などで強化されたプラスチックによる防水工事です。   ・硬くて軽い ・信頼性が高い   この2点がメリットとして挙げられます。 一般的には、お風呂や船などに利用されていますが、 ベランダやバルコニーの防水にもよく利用されることがあります。         3.業者選びのポイント 3-1.創業年数や施工実績で選ぶ   業者を選ぶときは、創業年数や実績を確認するようにしましょう!   あなたが行いたい修繕の経験や実績を持っているかも、重視するポイントです。   理由としては、下記のようなことがあります。 ・大規模修繕工事は住民等が住んだまま行うため、トラブルが発生しやすい。 ・工期が長い傾向にあるため、天候等の影響を受けやすい。     このような問題に柔軟に対応したり、予め対策を行うには 長年の経験や現場を熟知している必要があります。         3-2.施工の品質で選ぶ   施工の品質とは、何でしょう、、、?   もちろん建築物の出来栄えや安全性などがあてはまります。 しかし、その業者の工事現場に実際に赴くことは難しいですよね。       そこで1つの指標としてお伝えしたいのが、 「有資格者の有無」「建設業の許可」の2つです!   有資格者とは、例えば国家資格である下記の資格です。 ・建築施工管理技士(1級・2級)   建築現場での施工監理や品質管理、安全管理など、さまざまな業務を行います。そして、計画通りに建物を完成させる役割を担っています。     ・建築士(1級・2級)   建築物の設計と工事計画を担当します。建築基準や規制に適合した設計を行い、必要な許可や承認を取得する役割を担います。   建築施工管理技士と建築士は、名称は似ていますが役割がことなり両者が協力して工事を行うことになります。 修繕プランナー横浜では、どちらも上級の資格をもった知識豊富なスタッフが在籍していますよ!         次に建設業の許可ですが「軽微な建設工事」のみを行う場合、許可はいりません。 具体的には、工事価格が500万円未満の小規模な工事があてはまります。 (詳しくは、国土交通省のHPをご確認ください。)   しかし、建設業の許可を取得するには資格の保有、実務経験が必要になります。 たとえ軽微な工事であったとしても、許可をもった業者は信頼できる会社といえるでしょう。       3-3.アフターフォローで選ぶ 大規模修繕では、アフターフォローの充実も重要になります。   外気に晒される外壁や屋根には、専門家でないとわからない変化が数年単位で起こります。   ・定期的な点検を引き受けているか。 ・数年間の保証はついているか。 ・不具合が生じたとき対応はしてくれるか。   こんな点に注意して、契約をすると長い目で見て安心です。     修繕プランナー横浜では、最長10年の保証を設けています。 他にもアフターフォローで心配な点があればお気軽にお問い合わせくださいね!         4.おわりに 防水工事には、上記のように、様々な工法があります。   信頼できる業者に、点検やメンテナンスを依頼した上で、 ご自身の建物に最適な防水工事の方法を選択することが大切です。     防水工事は、建物維持のために欠かせない重要な工事なので、 よく状況を相談した上で、適切な工事を行っていきましょう。   _________________________________________________________ 横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 「修繕プランナー横浜」までご相談下さい。 ▼お問い合わせはこちら! 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140   2023年10月12日 更新
業者選びのポイント防水工事
【横浜市2023年度】締切は10月末!ブロック塀の撤去・新設に使える補助金

【横浜市2023年度】締切は10月末!ブロック塀の撤去・新設に使える補助金

こんにちは! 大規模修繕工事専門店「修繕プランナー横浜」の梅津です。 暑い日がつづいていますね、、、。 お中元で頂いた三浦市のスイカです~! (いつもありがとうございます!) スタッフ、お得意様でおいしく食べています。 夏の暑さにも負けぬ、丈夫な体と心を保ちたいですね!       0.はじめに 今回ご紹介するのは、 横浜市で受付中の補助金「ブロック塀等改善事業」についてです。   対象は高さが1m以上で、道路等に面する倒壊の危険性があるブロック塀等になります。   また駐車場など住宅に付随していないものも対象になります。 そのため、大規模修繕の際に 駐車場の撤去整備・新設をご検討中のオーナー様にはぜひ見ていただきたい補助金です!   なお、補助金・助成金の違い等をくわしく確認したい方はこちらの記事をご覧くださいね。       1.事業の目的 平成30年6月18日に発生した大阪府北部の地震で、ブロック塀の倒壊が発生。 倒壊が原因で小学生が亡くなっています。   この被害をうけ横浜市では、 地震などによるブロック塀等の倒壊を防止し、安全を確保するために、ブロック塀等の改善工事費を一部補助することになりました。   以降、横浜市HP (https://www.city.yokohama.lg.jp/ business/bunyabetsu/kenchiku/bosai/ blockbei/blockbei.html)を参照しています。       2.ブロック塀等改善事業の内容 2-1.補助の対象   ※1 「道路等」とは、避難場所等に通ずる道路等で以下のもの ・道路法による道路 ・建築基準法第42条に規定する道路または第43条第2項に基づく空地 ・その他これらに類するもので市長が認めるもの   ※2 「ブロック塀等」とは、コンクリートブロック塀、コンクリート製の塀、石積塀、万年塀その他これらに類する塀   ※3 事前相談を受けた後、市職員または市が委託する専門家が現地を調査し判定。   ※4 「狭あい道路拡幅整備事業」の対象となる場合は、「ブロック塀等改善事業」を原則利用できない。 「狭あい道路拡幅整備事業」は、道路の中心から2mの範囲にある支障物の撤去や移設費用の助成をおこなう横浜市の事業です。       2-2.補助対象になる工事   ※5 「軽量なフェンス等」とは、ネットフェンス、アルミフェンス、その他これらに類する塀。   ※6 補助対象となる軽量なフェンス等には、基礎の高さ等の条件があります。   ※7 幅員が4m未満の道路の場合、軽量なフェンス等または生垣を新設する費用は、原則補助対象外です。       2-3.補助金の金額 除却と新設をどちらも行う場合は、上限が決まっています。   《ブロック塀等の除却工事》  補助対象となる工事費×9/10     または  長さ×13,000円/m   のいずれか低い額   《軽量なフェンス等の新設工事》  補助対象となる工事費×1/2     または  基礎を新設する場合    長さ×37,000円/m  既存の基礎を使用する場合 長さ×18,000円/m  生垣を設置する場合    長さ×13,000円/m   のいずれか低い額       3.手続きの流れ 詳細は横浜市のHPに記載がありますので、 こちらでは概要と時間のながれを確認いただければと思います。   ポイントは、2つです! ①事前相談から申請ができるようになるまで  2か月かかること ②申請の締め切りが12月末のため  事前相談は10月末までにおこなうこと   申請には書類が十数種類必要なため、 早めの対応がおすすめですよ!   事前相談 締め切り:2023年10月末 「事前相談書」を郵送にて提出。 横浜市による現地調査の後、回答書を受けとります。 回答までに2か月程度要します。   施工業者の選定 市内に本社がある事業者から見積もりを依頼し、選定します。 契約金額が100万円以上になる場合は、2者以上の見積書が必要になります。   申請 締め切り:2023年12月末 「補助金交付申請書」、その他書類の提出。 横浜市より、「補助金交付決定通知書」を受領します。   施工業者との契約 施工業者と契約をします。 必ず「補助金交付決定通知書」を受け取ってから契約をしましょう。   工事 工事の実施、「完了報告書」の作成をします。   完了の報告 締め切り:2023年2月末 「完了報告書」を提出し、横浜市より「補助金額確定通知書」を受領します。   補助金の請求・受領 「請求書」の提出をし、横浜市が内容確認をし入金が行われます。 請求から受領までは、1か月ほどとなります。       4.おわりに 事前相談後の調査や工事対象など条件がいくつかありますね、、、。 また、書類等を揃えるのはお忙しいオーナー様には手間のかかる作業ですが、この補助金は事故が起きる前に一度検討する余地があります。   工事のことでご不明点などございましたら、お気軽に修繕プランナー横浜までご連絡くださいね!   なお、補助金制度についての問い合わせは、 横浜市の建築局建築防災課(045-671-2930)で受け付けていますよ!     横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2023年7月28日 更新
補助金・助成金・ローン
横浜市のオーナー様必見!横浜市で使える大規模修繕の補助金とは?

横浜市のオーナー様必見!横浜市で使える大規模修繕の補助金とは?

こんにちは。   大規模修繕工事専門店「修繕プランナー横浜」の吉田です。   3月になりましたね~! 昨日一昨日は、ポカポカ陽気でもう春かな? と感じていたのに今日はまた冬に戻りましたね、、。 みなさん風邪をひかないようお出かけの際はしっかり防寒してくださいね! 家でまったり過ごすのもいいですね。     0.はじめに  さて!今日は、前回お話ししていた 「大規模修繕工事の補助金・助成金について」の続きです。     前回のブログで、名前だけお伝えしていた 「横浜市再生支援制度」や、 「分譲マンション計画修繕調査支援制度」 「アスベスト対策費助成制度」 「マンション耐震診断助成制度」 「バリアフリー整備助成制度」 「屋上・壁面緑化助成」の内容について紹介したいと思います。     上記の中でも、 今回は「横浜市再生支援制度」に絞ってお話しさせていただきます。     横浜市内で、 大規模修繕工事を検討中のオーナー様は、ぜひお付き合いください!     ~2023年7月21日追記~ 令和5年度分は終了しています! 次回の募集時に申請がスムーズにできるように こまめに横浜市のHPをチェックしておきましょう! https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/jutaku/sien/manshon/saisei.html 以降に申請の手順を記載したので、 募集があったときに慌てないように予習しておくのがおすすめですよ!         1.大規模修繕工事の補助金とは? ~横浜市再生支援制度の目的~ この制度の目的は、 マンションの良好な居住環境を確保するとともに、 市街地環境を向上させることとされています。 そのためにマンションの再生活動※を行おうとする、 横浜市内のマンション管理組合等に対して、 その業務に要する費用を横浜市が一部補助する取り組みです。   以下、再生活動の内容です。 横浜市HP(https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/jutaku/sien/manshon/saisei.html)より引用しています。 検討中の物件が補助の対象となるか確認しましょう。       2.横浜市の大規模修繕の補助金について 2-1.補助金申請手続きの流れ 2-1-1.再生活動前 ①事前相談  電話(045-671-2954)またはメール(kc-jutakusaisei@city.yokohama.jp)にて相談する。   ②横浜市マンション登録制度への登録  事務局へ指定のExcelデータを入力・提出する。  郵送、FAX、メールで受付可能。   ③補助金交付申請  指定のWordデータを入力、その他資料とともに提出。  外部サイトまたは、郵送にて受付。   ④市より交付決定通知     ⑤再生活動実施   これでひとまず、登録申請完了です! 補助金交付申請のための提出資料が多いため 早めに準備をしておくと安心ですよ。       2-1-2.再生活動終了後 下記事業報告をすることで、補助金が交付されます。 詳細やダウンロード書類は、横浜市のHPに記載があるのでチェックしてみましょう。     ⑥事業実績の報告  指定のWordデータを入力、その他領収証等資料を提出。   ⑦市より補助金額の確定通知   ⑧補助金の交付請求  指定のWordデータを入力・提出。   ⑨市から補助金の交付         2-2.補助金の金額 補助は、 要件を満たす横浜市内のマンション管理組合が行うマンション再生活動に対し、行われます。   ・マンション再生活動を行うこと及びその経費について管理組合で議決していること。 ・横浜市マンション登録制度へ登録すること。     以上の要件を満たしているマンションに対し、 当該年度(4月1日から翌年3月31日)における検討活動費用の1/2以内、かつ30万円(複数のマンション管理組合等が行う活動は60万円)を上限として補助を行われます。     また大規模改修、耐震改修又は建替等に関する検討に 追加して省エネルギー化に関する検討を行う場合には、 省エネルギー化に関する検討活動費用の 2分の1以内かつ15万円(複数のマンション管理組合等が行う場合は30万円)を限度に追加で補助が行われます。     2-3.補助の期間   同一のマンション管理組合に補助を行う期間は、 原則として5年間を限度と規定されています。 ただし、最後の補助年度から5年度が経過している場合、通算年度はゼロとなります。       3.おわりに   以上が、「横浜市再生支援制度」の概要です。 横浜市内で大規模修繕工事を行う際には、 ご自身のマンションが該当しているか確認し、お得に工事を行いましょうね。   募集が上限に達し次第、終了するので 補助を検討しているオーナー様は早めの申し込みがおすすめですよ!     横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 「修繕プランナー横浜」までご相談下さい。 ▼お問い合わせはこちら! 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140   2023年7月21日 更新
補助金・助成金・ローン
クラックの補修工事 シール工法・Uカット・エポキシ樹脂

クラックの補修工事 シール工法・Uカット・エポキシ樹脂

こんにちは! 大規模修繕工事専門店「修繕プランナー横浜」の梅津です。   すっかり夏ですね! みなさまは夏のご予定はお決まりですか?     私は少しまえに内房に遊びにいきました。 鋸山は大人気で、 地獄のぞきは行列を眺めて満足しました(笑)       さて今回は外壁にできるひび割れ (クラック)シリーズのの3本目です! ・クラックの形成から爆裂に至る過程 ・クラックと防水の関係 ・クラックの補修(本記事)       下記の3つを特に詳しく紹介しますので ヘアークラックや構造的クラックで実際にどのような工事を行うのか気になる方はぜひご覧ください!   ・シーリング(シール工法) ・カット工法(Uカット・Vカット) ・フィラー処理(エポキシ樹脂)       表面クラック(ヘアークラック) 表面に浅く広がる細かなクラックです。 一般的にひび割れの幅が0.3mm以下とされています。 通常、このタイプのクラックは構造的な問題を引き起こさない場合がありますが、外観上の美観や防水性を損なう可能性があります。     シーリング(シール工法) そもそもシーリングとは何でしょうか? イメージとしては、窓のサッシなどの継ぎ目にある 触るとぷにぷにしている…あれです!   クラックや接合部分にシール(密封)を行うことで、 構造体の強度や耐久性を回復させる手法です。   シール材料は一般的にポリマーやシーラントと呼ばれる合成物質であり、液体やペースト状のものです。   これらの材料をクラックに注入したり、 表面に塗布することで、クラックを埋めたり、水や空気の浸入を防ぐ役割を果たします。   この写真はエキスパッションという 構造上の継ぎ目ですがシーリングを充填している様子です。         構造的クラック(幅1mm以上) 表面クラックより深く、幅広く、 構造に影響を及ぼす可能性があるクラックです。   このタイプのクラックは構造物の安全性や耐久性に悪影響を与える可能性があるため、より専門的な補修が必要となります。 今回は外壁が鉄筋コンクリート・モルタルの場合と サイディングの時に分けて補修方法をご紹介します!   外壁 鉄筋コンクリート・モルタル カット工法 (Uカット・Vカット) カット工法はクラックの両側に U(V)字形の切り込みを入れることで、クラックの補強と補修を行う方法です。   ~カットの目的~ ・クラックに沿って切り込みを入れることで、  クラックの周囲の強度を向上させることができる。 ・U(V)カットによってクラックの幅が広がることで、補修材料の充填が容易になる。     ~手順~   1.クラックの準備 クラックの周囲をきれいに清掃し、埃や不要な材料を取り除きます。 これによってUカットを行うためのクリアな作業領域を確保します。   2.Uカットの切り込み クラックの両側にU字形の切り込みを入れます。 切り込みはクラックに沿って直線的に行われ、 深さや幅はクラックの状態や補修の要件に応じて決定します。 一般的に、切り込みの幅はクラックの幅の約2倍程度とされます。 こちらはサンダーを用いている様子です。       3.カット面の処理 Uカットによって形成されたカット面をきれいに整えます。 埃や不要な材料を取り除き、カット面を平滑に仕上げます。 また、カット面にプライマーや接着剤を塗布することで、補修材料との接着性を向上させます。     4.シーリング充填 シーリングと呼ばれる柔軟性のあるシーラント材料を使用して補修します。 ヘラ押えをして完成です。             フィラー処理 (エポキシ樹脂) ~シーリングとの違い~ エポキシ樹脂は、高い強度、接着性、浸透性が特徴です。 そのため、深いクラックや構造的な補修に適しています。     一方、クラックの外観や表面の美観の回復が主な目的の場合、シーリングが適していることがあります。   クラックの深さ、幅、長さ、進行度などを評価することで、適切な補修方法を選択できますよ!       ~処理の目的~ ・クラックの防水性確保、強度回復、耐久性向上など     ~手順~ 1.カット工法  カット工法のシーリング充填まで同様に行います。 カット面にプライマーや接着剤を塗布することで、接着性を向上させます。   2.補修材料の充填 カット面にエポキシ樹脂を充填します。 充填材料が硬化することで、クラックの補修と補強が行われます。 3.仕上げ 充填材料が硬化した後、仕上げ工程が行われます。 このままだと補修したところが目立ってしまうため、 塗装工事を行うときにクラック補修もするのがおすすめです。         外壁 サイディング シーリング・サイディング交換 クラック部分のサイディングの交換や、シーリングを使用してクラックを密閉する方法が一般的です。   理由としては、サイディングは一般的に交換が比較的容易であるためです。   エポキシ樹脂は一般的にコンクリートや金属などの硬い材料に使用されることが多いです。 一方、サイディングはプラスチックや木材などの柔軟な材料で作られることが多く、接着や充填ができない可能性があります。         深刻な構造ダメージ 重度のクラックは、広範囲にわたる深刻なひび割れで、 建物や構造物の安全性に重大な影響を及ぼす可能性があります。   このようなクラックの補修方法は、以下のようなものがあります。   構造体の再構築 構造的なダメージが深刻な場合、クラックの補修だけでは不十分な場合があります。 構造体の一部または全体を解体し、再構築することが必要になることがあります。   補強と補修の組み合わせ 補強材料やステッチを使用して構造体を補強し、クラック部分をパッチングやインジェクションによって修復します。 このような組み合わせにより、構造の安全性と強度を回復させることが可能です。           クラック補修はDIY可能か? 一口にクラックの補修と言っても 外壁の種類やひび割れの進行度によって 処理方法の種類が異なることがわかりますね。     ホームセンターではDIY用の材料が販売されていたりもします。 ヘアークラックレベルでは、修復可能なものもありますが 誤った修復方法になると、問題を悪化させる可能性もあります。   DIY修復に取り組む前に、 とりあえずでも状態の確認のため専門家の助言を仰ぐことがおすすめですよ!     横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2023年7月7日 更新
防水工事

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吉田 俊介

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