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大規模修繕工事は減価償却できるのか②

大規模修繕工事は減価償却できるのか②

こんにちは! 大規模修繕工事専門店「修繕プランナー横浜」の吉田です。     私は、涼しくなるとサウナによく行ってます。 おすすめは、金沢八景にある亀遊舘です!     週4回ほどしか営業してないので行ける日が限られちゃうのですが、温度、雰囲気、外気浴とてもよくてお気に入りです♪       ぜひ行ってみてください!!     はじめに 今日は、大規模修繕工事でかかった費用は減価償却できるのか? ということについてお話しします!   先に結論をお話しすると、 大規模修繕工事でかかった費用は減価償却できます!   マンションの大規模修繕工事でかかる高額な費用は、 「資本的支出」と「修繕費」に分けられます。     資本的支出となる場合は、減価償却として処理することが可能です。             大規模修繕費は減価償却できる 大規模修繕工事の会計の計上方法 マンションなどの大規模修繕工事を行うとき、2種類の計上方法があります。   ・「資本的支出」 ・「修繕費」   「資本的支出」 固定資産の価値や耐久性を高める支出のことです。 会計上は固定資産として考え、資産として減価償却期間に毎年計上します。 →減価償却◎     「修繕費」 通常の維持管理、もしくは壊れた部分を元の状態に戻すことを目的とした工事に支出した費用です。 原状回復を目的とした工事の場合が該当します。 修繕費になる場合は全額をその年の経費に計上します。 →減価償却✖️         大規模修繕費用の仕訳判断   自分たちの大規模修繕工事の費用計上は、どちらになるのか…?   資本的支出と修繕費のどちらかに仕訳するのかは、工事の内容によって決まります!   端的にいうと、マンション等の価値を高める工事などは「資本的支出」になります。 一方、「修繕費」は価値を建物の"現状維持"となる工事に当てはまります。   それぞれ詳しく見ていきましょう!     資本的支出となる場合 資本的支出となる基準としては、下記のような要素が必要です。 ・建物の増築や新たな設備の取り付け ・現状とは違う用途での改装 ・より性能を向上させるための部品への取り替え 入居者のニーズに合った新しい設備の導入、防犯性を高める工事なども該当しますよ!     具体的例を挙げると、 ・防水加工工事 ・耐震補強工事 ・外壁塗装への断熱材を追加 ・リフォームや増改築工事 ・バリアフリー化 ・非常階段の設置 ・オール電化への移行   以上のようなものが資本的支出となる大規模修繕工事の例です。       修繕費となる場合 建物の損傷部分の原状回復や、定期的な維持管理を図るために支出した費用が該当します。     具体的例を挙げると、 ・外壁の塗替え ・部分的な防水改修工事 ・雨漏りの修理 ・電球や壊れた備品などの交換 ・外壁のヒビや亀裂の修復   以上のようなものが、修繕費となる工事の例です。       資本的支出と修繕費の判断基準 大規模修繕が資本的支出となる場合、 減価償却として毎年経費計上していくことになります。   大規模修繕工事の費用が、「資本的支出」なのか「修繕費」なのか判断に迷うこともあると思います。   そんな時は、下記のフローチャートで判断してみてください。 下記の条件を満たす場合、「修繕費」として経費計上されることになります。   ・費用が20万円未満である場合は、修繕費として計上。 ・費用が20万円以上であっても、約3年以内の周期で行われる場合は修繕費として計上。 ・判断が難しい場合であっても、費用が60万円未満であるか、修繕する資産の前期末所得価格の10%未満の場合は修繕費として計上。         資本的支出と修繕費のメリット・デメリット 減価償却(資本的支出)ができるかできないかで、ここまで進めてきましたね。     ですが、一概に減価償却がよいとは言えないんです!   状況によっては、「修繕費」で計上したほうが良いケースもあります。   一例としては 【修繕工事の金額が小さく、税務上の優遇が受けられない】 【即時計上することで、財務諸表の健全性を維持しやすい】等があります。   それぞれのメリット・デメリットを確認しましょう!       減価償却(資本的支出)のメリット 減価償却のメリットは、すばり長期間の節税効果があることです!   資本的支出の場合は、工事にかかった費用を資産として計上します。 そして、減価償却の手続きを複数の年度にわたって処理することができます。 減価償却費は経費として認められ、税金の負担を軽減する効果があります。       減価償却(資本的支出)のデメリット 減価償却のデメリットとしては、工事後の即時的な経済的負担が発生することです。     大規模修繕工事のような、大きな契約金額の工事では、 業者に一括でお支払いを頂くことはほとんどありません。   契約金額の数十%を契約時にお支払い頂き、部分金、精算金と数回に分けてお支払いをお願いすることが多いです。 (理由としては、工事を請け負った会社の都合もあります。材料費や職人さんの労務費などは日々発生するためです。)     それでも、減価償却の恩恵をうけられる節税効果と工事金額の支払いにはタイムラグがあります。   そのため、企業の資金繰りに影響を及ぼす可能性があるのです。       修繕費のメリット 減価償却(資本的支出)と異なり、 修繕費で処理する場合は、会計年度内の経費として一括計上をすることができます。   一括で経費として計上できるので、その年度の支払う税金の額を減らすことにつながります。   減価償却とは反対に、 【その年度の即時的な経済的負担が抑えられる】これがメリットと言えるでしょう。       修繕費のデメリット 修繕費のデメリットとしては、法人の場合、銀行等から融資を受けにくくなる可能性があることです。   収入が少ない年度に、修繕費として一括して費用計上をした場合は、銀行などから融資を受けようとしても、営業不振であるととらえられてしまうことがあります。 その結果、融資を断られてしまう可能性が高くなってしまいます。   事業への融資は、会社の業績が良い時に審査が通ることが多いです。 大規模修繕工事にかかった費用を資本的支出として資産に計上し、減価償却費として調整していったほうが、このような場合には有利になることも考えられます。   近い将来に融資を申込む予定がある場合は、減価償却(資本的支出)を選択しておいた方がメリットになります。         おわりに 大規模修繕工事は、工事内容によって減価償却が可能です。   その費用をどのように処理するかは、オーナー様にとっては大きな問題ですよね。   処理方法によっては、節税にもつながります。     これから大規模修繕工事行おうと考えている場合、工事内容、目的を十分考えて行うことが大切になります。 「減価償却を選択したい」のか? 「修繕になってもいいから早期に補修をしたい」のか?     もし、どのようにすればいいか悩んでしまうようでしたら、大規模修繕業者や税理士などのスペシャリストにあらかじめ相談し、適切なアドバイスをもらうようにすると安心です。     もちろん修繕プランナー横浜でも、少しでもお得に、大規模修繕工事を行えるようお手伝いいたします!     ________________________________________________________ 横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 「修繕プランナー横浜」までご相談下さい。 ▼お問い合わせはこちら! 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2023年11月1日 更新
大規模修繕の豆知識
大規模修繕工事は減価償却できるのか①

大規模修繕工事は減価償却できるのか①

こんにちは! 大規模修繕工事専門店「修繕プランナー横浜」の吉田です。 最近、9月にお迎えした猫ちゃんがやっと慣れてきてくれて嬉しいです。   名前は「コアラ」です! たまにブログにコアラの様子も登場させてもらうので、よろしくお願いします!     今日は、大規模修繕工事で発生した費用は 減価償却することが可能かどうかということについてお話ししたいと思います。     マンション経営をされているオーナー様にとって 大規模修繕工事で発生した費用を経費にできるかどうかという点は、節税面でとても重要なポイントになってくると思います。     しかし、減価償却について 具体的に理解されている方はあんまりいないのではないのでしょうか。     私自身も、減価償却という言葉すら簿記を習うまで知らない言葉でしたから、聞き馴染みがある方の方が少ないように感じます。     そのため、「減価償却とは?」という基礎的なお話から、 「大規模修繕工事でかかる費用を減価償却することは可能かどうか」また、「大規模修繕工事で減価償却するメリット・デメリット」についてお話しさせていただきます!     盛りだくさんな内容なので回数分けるかもしれませんが、どうぞお付き合いよろしくお願いします!         減価償却とは?   まず、減価償却とはなんなのか? また、減価償却の目的とは?ということについてお話しします。     減価償却とは、時間の経過や使用による老朽化によって 価値が減少する資産を、使用期間で按分して費用計上する 会計上の手続きのことを言います。   建物や設備、機械などの資産は 取得価額が比較的大きくなりやすいため、 取得時に一括で費用計上してしまうと取得年度の決算を圧迫してしまいます。   そのため減価償却を行い、 長期間にわたって価値を発揮し続ける固定資産について、購入年度にすべての費用を計上することによって起こりうる費用と収益の対応関係の矛盾を防ぎます。     法人に限ったことですが、減価償却は法人税の節税につながります!   法人税は「所得×税率」で算出します。 減価償却で経費計上すると所得が少なくなります。 それに伴い法人税を抑えられるようになるのです。         減価償却の目的とは? 減価償却の主な目的は、 資産の価値の減少を適切に反映し、企業の財務報告を正確かつ公平に行うことです。     固定資産は通常、時間の経過とともに劣化し、価値が減少します。     この価値の減少を数年単位で経費計上することで、 持ち主は資産の実際の価値を正確に把握し、財務諸表を作成することができます。   正確な利益を計算することで、企業は投資家や利害関係者に対して信頼性のある情報を提供することができます。   減価償却は企業の財務透明性を高め、持続可能な経済活動をサポートする役割も果たしているのです。         減価償却ができる資産とできない資産のちがい 減価償却できる資産 減価償却の対象となるのは、時間の経過や使用とともに減少する資産です。   建物、機械、車両などが含まれます。 代表例を下記にあげますね。       減価償却できない資産 減価償却できない資産とは、時間の経過や使用により価値が減少しない資産です。   代表的なもので、土地と美術品類があります。   土地や骨董品などは、時間の経過で価値は変わらないため減価償却は行うことができません。         おわりに   減価償却の概要はつかめたでしょうか? 減価償却が可能になると、経費計上につながり節税ができることがわかりましたね!   気になる、大規模修繕工事は減価償却ができるのか? という点については、次のブログでお話しします!!     横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 「修繕プランナー横浜」までご相談下さい。   ▼お問い合わせはこちら! 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2023年10月28日 更新
大規模修繕の豆知識
マンション・アパート大規模修繕の防水工事の種類

マンション・アパート大規模修繕の防水工事の種類

こんにちは! 大規模修繕工事専門店「修繕プランナー横浜」の吉田です。         1.はじめに 雨や長い年月で生じる建物の劣化は、避けられない現象です。   今回はマンションやアパートには不可欠な、防水工事の種類についてご紹介します!   まずは具体的な劣化事例をあげるので、あてはまるものがないか確認してみてください。 劣化については、こちらの記事でも紹介しているので気になる方はチェックしてくださいね。     外壁にサビやクラック(ひび割れ)が生じた場合は、 防水工事や外壁の補修が必要です。   クラックが進行すると「爆裂」という状態になってしまいます。 建物に深刻なダメージを与えるため、補修工事が必須になります。   屋根材にひび割れ、浮き、変色、腐食などの劣化が見られる場合は、防水工事や屋根の修理・交換が必要です。   目地やシーリングの劣化が見られる場合は、 雨水の浸入や漏水のリスクが高まるため、早めの補修が必要です。   共用部分の壁や床に水シミやひび割れが見られる場合は、防水工事や補修が必要です。   特に隣接する住戸や下の階への浸水リスクがある場合は、早急な対応が必要です。         2.マンション屋上防水工事を4種類ご紹介 防水工事で使われる方法は主に4種類あります。   本記事ではこれらの防水工事について、それぞれの特徴を紹介しますね!           2-1.アスファルト防水工事   アスファルト防水工事は、最も古い防水工法であり、信頼性も高いと言われています。 アスファルト防水工事のメリットは ・水密性や耐久性の高さ ・施行時の不具合の発生率の低さ   が挙げられます。 元々は、アスファルトを高温で溶かしたものを 流して固めるといった方法が一般的でしたが、 火を使うことで工事に危険を伴うためらシート状になったものを火で炙って貼り付けるトーチ工法などを用いることが多くなりました。 アスファルト防水工事は、新築工事の際に用いられることが多いです。     2-2.ウレタン防水工事   ウレタン樹脂を化学反応で硬化させて防水層を作っていく方法です。   ウレタン防水工事のメリットとしては、 ・施行コストが低い ・液状の樹脂を塗りつけることで、つなぎ目のない防水膜を形成できる ・他の防水材料との組み合わせが可能   といった点が挙げられます。 特に、他の防水材料と組み合わせることができるため、 防水機能の向上や、その地域の気候性に合わせた防水処理を行えることが特徴です。 以前は、化学反応の際に有害物質が発生してしまうという問題もありましたが、現在では、それらの有害物質を含んでいないウレタン防水剤も発売され、便利になってきています。       2-3.塩ビシート防水工事   塩化ビニルで作られた防水シートを貼って施工する工法です。 工場ですでに防水機能が完成しているため、防水機能及び品質が安定しています。   塩ビシート防水工事のメリットは、   ・シートを接着剤で貼り付けるだけで施工性が優れる ・紫外線や熱に対する耐久性の高さ ・短工事期間・低コスト   が挙げられます。 耐久性やコスト面が特に優れています。     2-4.FRP防水工事   FRP防水工事は、 ガラス繊維などで強化されたプラスチックによる防水工事です。   ・硬くて軽い ・信頼性が高い   この2点がメリットとして挙げられます。 一般的には、お風呂や船などに利用されていますが、 ベランダやバルコニーの防水にもよく利用されることがあります。         3.業者選びのポイント 3-1.創業年数や施工実績で選ぶ   業者を選ぶときは、創業年数や実績を確認するようにしましょう!   あなたが行いたい修繕の経験や実績を持っているかも、重視するポイントです。   理由としては、下記のようなことがあります。 ・大規模修繕工事は住民等が住んだまま行うため、トラブルが発生しやすい。 ・工期が長い傾向にあるため、天候等の影響を受けやすい。     このような問題に柔軟に対応したり、予め対策を行うには 長年の経験や現場を熟知している必要があります。         3-2.施工の品質で選ぶ   施工の品質とは、何でしょう、、、?   もちろん建築物の出来栄えや安全性などがあてはまります。 しかし、その業者の工事現場に実際に赴くことは難しいですよね。       そこで1つの指標としてお伝えしたいのが、 「有資格者の有無」「建設業の許可」の2つです!   有資格者とは、例えば国家資格である下記の資格です。 ・建築施工管理技士(1級・2級)   建築現場での施工監理や品質管理、安全管理など、さまざまな業務を行います。そして、計画通りに建物を完成させる役割を担っています。     ・建築士(1級・2級)   建築物の設計と工事計画を担当します。建築基準や規制に適合した設計を行い、必要な許可や承認を取得する役割を担います。   建築施工管理技士と建築士は、名称は似ていますが役割がことなり両者が協力して工事を行うことになります。 修繕プランナー横浜では、どちらも上級の資格をもった知識豊富なスタッフが在籍していますよ!         次に建設業の許可ですが「軽微な建設工事」のみを行う場合、許可はいりません。 具体的には、工事価格が500万円未満の小規模な工事があてはまります。 (詳しくは、国土交通省のHPをご確認ください。)   しかし、建設業の許可を取得するには資格の保有、実務経験が必要になります。 たとえ軽微な工事であったとしても、許可をもった業者は信頼できる会社といえるでしょう。       3-3.アフターフォローで選ぶ 大規模修繕では、アフターフォローの充実も重要になります。   外気に晒される外壁や屋根には、専門家でないとわからない変化が数年単位で起こります。   ・定期的な点検を引き受けているか。 ・数年間の保証はついているか。 ・不具合が生じたとき対応はしてくれるか。   こんな点に注意して、契約をすると長い目で見て安心です。     修繕プランナー横浜では、最長10年の保証を設けています。 他にもアフターフォローで心配な点があればお気軽にお問い合わせくださいね!         4.おわりに 防水工事には、上記のように、様々な工法があります。   信頼できる業者に、点検やメンテナンスを依頼した上で、 ご自身の建物に最適な防水工事の方法を選択することが大切です。     防水工事は、建物維持のために欠かせない重要な工事なので、 よく状況を相談した上で、適切な工事を行っていきましょう。   _________________________________________________________ 横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 「修繕プランナー横浜」までご相談下さい。 ▼お問い合わせはこちら! 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140   2023年10月12日 更新
業者選びのポイント防水工事
見積書とプレゼンの精査で防ぐ!大規模修繕の「談合・不当吊り上げ」回避ルール

見積書とプレゼンの精査で防ぐ!大規模修繕の「談合・不当吊り上げ」回避ルール

こんにちは。 大規模修繕工事専門店「修繕プランナー横浜」の吉田です。 新年になり、会社の掲示板がお正月バージョンに変わっています。     季節ごとにディスプレイが可愛く変化するので、近くを通る際には、ぜひチェックしてみてください!!     前回まで、大規模修繕工事の内容や費用、周期についてお話ししてきました。   大規模修繕工事の概要や費用感、工事周期について把握できても、次に直面するのが「一体どこへ依頼すべきなのか?」という施工会社選びの壁です。   大規模修繕工事は長期間に及び、動く資金も大きいため、建物の資産価値を守り抜いてくれるパートナー選びが成功の成否を分かちます。     そこで、今回は、大規模修繕工事をする際の会社選びの方法をお話ししたいと思います。                 マンション・アパート大規模修繕:業者選びの4つの基準 1. 「居住者様がいる状態」での施工実績 マンションやアパートの大規模修繕は、更地に建物を建てる工事とは異なり、「生活の場」の中で進行します。そのため、安全確保や騒音・匂いへの配慮など、居住者様のストレスを最小限に抑える高度なノウハウが求められます。   予定通りのスケジュール管理はもちろん、現場でのトラブルを未然に防ぐ施工ノウハウや類似物件での実態に即した実績があるかを事前に確かめましょう。   ・関連記事:マンション大規模修繕工事のスケジュールを徹底解説! ・関連記事:マンション大規模修繕でよくあるトラブル例とその対策       2. アフターフォロー・保証制度の透明性と充実度   大規模修繕は「引き渡して終わり」ではありません。建物を長持ちさせるためには、引き渡し後の定期点検や長期的なサポート体制が不可欠です。   工事後のアフターメンテナンス制度がどう設計されているか、保証範囲の適用基準が明確かを必ず確認してください。施工品質に絶対的な自信を持つ会社ほど、手厚いアフターフォロー体制を整えています。   ちなみに修繕プランナー横浜では、工事完了後も安心してお過ごしいただけるよう、最長10年の施工保証と定期点検体制で長期的に建物をサポートしています。   ・関連記事:アパートの防水工事で失敗しない!保証・アフターフォローの確認ポイントと業者選びの決定版 ・関連記事:瑕疵保険はどのような工事が対象になる?「保証対応業者」を選ぶ際のポイントは?       3. 現場監督の質と「内訳まで透明な見積書」   高額な資金を投じる大規模修繕だからこそ、誠実で迅速な対応をしてくれる業者を選びたいものです。特に、現場を仕切る「現場監督」の対応力や人柄、技術的説明の分かりやすさは重要な判断材料となります。   また、対応力と合わせて「見積書の精度の高さ」も見逃せません。詳細な数量や単価を明記せず「一式」でまとめられた見積書は、工事中の不透明な追加費用請求につながるリスクがあります。     さらに、業界内で問題視される「不透明な談合(業者同士の裏での口裏合わせやバックマージン)」を防ぐ観点からも、明細の透明化は必須です。施工会社が自社で責任をもって施工し、根拠のある価格提示をしているか、明細まで細かく開示して疑問点に答えてくれるかを確認することが、不当なコスト吊り上げを回避する鍵となります。     ・関連記事: 初めての大規模修繕、何から始める?談合に巻き込まれないための最初の一歩 ・関連記事:管理会社と施工会社の違いとは?大規模修繕で公開しない選び方       4. 会社紹介プレゼンテーションでの見極め 実績や保証内容で候補を数社に絞り込んだ後、最終決定を「提示金額の安さだけ」で行うのは非常に危険です。配慮に欠ける施工会社を選んでしまうと、工事中のクレーム対応に追われ、管理組合様やオーナー様の負担が急増してしまいます。   また、プレゼンテーションを直接受けることは、前述した「談合や馴れ合いによる公募の形式形骸化」を見抜く絶好の機会にもなります。事前に選定プロセスを透明化し、候補社すべてを公平に理事会や修繕委員会へ招いてプレゼンテーション(ヒアリング)を行いましょう。   提案資料の内容だけでなく、以下のポイントに着目してください。   ・他社と横並びの提案ではなく、自社ならではの安全対策や品質管理体制が盛り込まれているか   ・提案内容や見積もりの根拠を、自らの言葉で熱意と根拠をもって説明できているか   ・発表者の人柄や、実際の居住者様への配慮姿勢を感じ取れるか     プレゼンテーションからは、形式的な営業ではない「企業の真摯な姿勢」がダイレクトに伝わります。自分たちの価値観や方針に納得できる会社を自らの目で見極めることが、満足度の高い大規模修繕を実現する秘訣です。     ・関連記事: トラブルを防ぐ大規模修繕の進め方!管理組合がやるべき準備とは? ・関連記事: 工事説明会のクレームを減らすためのノウハウとは?       よくある質問FAQ Q1. 見積書に「数量一式」が多い業者と「詳細寸法・数量」が書かれた業者の違いは何ですか? A. 「一式」が多用された見積書は、事前実測を行わず概算で算出しているか、足場設置後に「想定外の補修が必要だった」として追加増額請求を行うリスクを孕んでいます。 一方で、実測数値(平米数やメートル数)や下地補修の実数精算ルール(「〇箇所までは定額、それ以上は1箇所あたり〇円」等)が明記された見積書は、施工精度が高く、工事中の不透明な予算オーバーを防ぐ体制が整っている証拠です。     Q2. プレゼンテーションには「営業担当者」と「現場監督予定者」のどちらが説明に来るべきですか? A. 理想的なのは「実際に現場に入る現場監督(施工管理技士)」が同席・説明する会社です。営業担当のみのプレゼンでは、契約後に現場との引き継ぎ漏れや「言った言わない」のトラブルが起きやすくなります。 工事中の住居者様対応や安全対策について具体的な質問をした際、技術的な裏付けを持って即答できる現場監理者が同席しているかは、その会社の誠実さを見極める大きなポイントです。   Q3. 特定のコンサルタントや管理会社から推奨された業者を選ぶ際、談合(出来レース)を疑うべきサインはありますか? A. 公募条件(資格要件や売上規模など)が特定の数社にしか合致しないよう極端に限定されている場合や、各社の見積提出時期が不自然に揃っている場合などは注意が必要です。 また、他社見積もりの内訳項目や単位が不自然に統一されている場合も、裏で価格調整が行われている可能性があります。 完全な第三者の施工店を自ら1〜2社公募に混ぜて直接比較(直接見積)させることが、不透明な談合構造を排除する最も有効な手立てです。     Q4. 製品メーカーの保証書があれば、施工会社の保証は気にしなくても大丈夫でしょうか? A. いいえ、「材料メーカー保証」と「施工保証」は全く別物です。例えば塗料メーカーの保証は「塗料自体の品質(製品不良)」に対する保証であり、施工不良による雨漏りや剥がれには対応しません。 防水・塗装工事の不具合の多くは「下地処理の不足」など施工プロセスに起因するため、施工会社自身が工事内容に対して出す連帯保証やアフター定期点検の仕組みがどれだけ確立されているかが非常に重要となります。   ・関連記事: 長尺シートとシーリングの保証はどう決まる?防水工事で失敗しないための重要ポイント         まとめ 大規模修繕工事の成功は、「どの業者をパートナーに選ぶか」でほぼ決まると言っても過言ではありません。談合や不透明な契約構造に惑わされず、今回ご紹介した4つのポイントを軸に、大切な建物を安心して任せられる優良施工会社を見極めていきましょう。   横浜市内でマンション・アパートの大規模修繕工事や防水工事をご検討中の方は、ぜひ「修繕プランナー横浜」へご相談ください。 実物サンプルを見ながら施工内容を相談できる体験型ショールームでお待ちしております。       横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 「修繕プランナー横浜」までご相談下さい。 ▼お問い合わせはこちら! 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2023年8月25日 更新
業者選びのポイント
クラックの補修工事 シール工法・Uカット・エポキシ樹脂

クラックの補修工事 シール工法・Uカット・エポキシ樹脂

こんにちは! 大規模修繕工事専門店「修繕プランナー横浜」の梅津です。   すっかり夏ですね! みなさまは夏のご予定はお決まりですか?     私は少しまえに内房に遊びにいきました。 鋸山は大人気で、 地獄のぞきは行列を眺めて満足しました(笑)       さて今回は外壁にできるひび割れ (クラック)シリーズのの3本目です! ・クラックの形成から爆裂に至る過程 ・クラックと防水の関係 ・クラックの補修(本記事)       下記の3つを特に詳しく紹介しますので ヘアークラックや構造的クラックで実際にどのような工事を行うのか気になる方はぜひご覧ください!   ・シーリング(シール工法) ・カット工法(Uカット・Vカット) ・フィラー処理(エポキシ樹脂)       表面クラック(ヘアークラック) 表面に浅く広がる細かなクラックです。 一般的にひび割れの幅が0.3mm以下とされています。 通常、このタイプのクラックは構造的な問題を引き起こさない場合がありますが、外観上の美観や防水性を損なう可能性があります。     シーリング(シール工法) そもそもシーリングとは何でしょうか? イメージとしては、窓のサッシなどの継ぎ目にある 触るとぷにぷにしている…あれです!   クラックや接合部分にシール(密封)を行うことで、 構造体の強度や耐久性を回復させる手法です。   シール材料は一般的にポリマーやシーラントと呼ばれる合成物質であり、液体やペースト状のものです。   これらの材料をクラックに注入したり、 表面に塗布することで、クラックを埋めたり、水や空気の浸入を防ぐ役割を果たします。   この写真はエキスパッションという 構造上の継ぎ目ですがシーリングを充填している様子です。         構造的クラック(幅1mm以上) 表面クラックより深く、幅広く、 構造に影響を及ぼす可能性があるクラックです。   このタイプのクラックは構造物の安全性や耐久性に悪影響を与える可能性があるため、より専門的な補修が必要となります。 今回は外壁が鉄筋コンクリート・モルタルの場合と サイディングの時に分けて補修方法をご紹介します!   外壁 鉄筋コンクリート・モルタル カット工法 (Uカット・Vカット) カット工法はクラックの両側に U(V)字形の切り込みを入れることで、クラックの補強と補修を行う方法です。   ~カットの目的~ ・クラックに沿って切り込みを入れることで、  クラックの周囲の強度を向上させることができる。 ・U(V)カットによってクラックの幅が広がることで、補修材料の充填が容易になる。     ~手順~   1.クラックの準備 クラックの周囲をきれいに清掃し、埃や不要な材料を取り除きます。 これによってUカットを行うためのクリアな作業領域を確保します。   2.Uカットの切り込み クラックの両側にU字形の切り込みを入れます。 切り込みはクラックに沿って直線的に行われ、 深さや幅はクラックの状態や補修の要件に応じて決定します。 一般的に、切り込みの幅はクラックの幅の約2倍程度とされます。 こちらはサンダーを用いている様子です。       3.カット面の処理 Uカットによって形成されたカット面をきれいに整えます。 埃や不要な材料を取り除き、カット面を平滑に仕上げます。 また、カット面にプライマーや接着剤を塗布することで、補修材料との接着性を向上させます。     4.シーリング充填 シーリングと呼ばれる柔軟性のあるシーラント材料を使用して補修します。 ヘラ押えをして完成です。             フィラー処理 (エポキシ樹脂) ~シーリングとの違い~ エポキシ樹脂は、高い強度、接着性、浸透性が特徴です。 そのため、深いクラックや構造的な補修に適しています。     一方、クラックの外観や表面の美観の回復が主な目的の場合、シーリングが適していることがあります。   クラックの深さ、幅、長さ、進行度などを評価することで、適切な補修方法を選択できますよ!       ~処理の目的~ ・クラックの防水性確保、強度回復、耐久性向上など     ~手順~ 1.カット工法  カット工法のシーリング充填まで同様に行います。 カット面にプライマーや接着剤を塗布することで、接着性を向上させます。   2.補修材料の充填 カット面にエポキシ樹脂を充填します。 充填材料が硬化することで、クラックの補修と補強が行われます。 3.仕上げ 充填材料が硬化した後、仕上げ工程が行われます。 このままだと補修したところが目立ってしまうため、 塗装工事を行うときにクラック補修もするのがおすすめです。         外壁 サイディング シーリング・サイディング交換 クラック部分のサイディングの交換や、シーリングを使用してクラックを密閉する方法が一般的です。   理由としては、サイディングは一般的に交換が比較的容易であるためです。   エポキシ樹脂は一般的にコンクリートや金属などの硬い材料に使用されることが多いです。 一方、サイディングはプラスチックや木材などの柔軟な材料で作られることが多く、接着や充填ができない可能性があります。         深刻な構造ダメージ 重度のクラックは、広範囲にわたる深刻なひび割れで、 建物や構造物の安全性に重大な影響を及ぼす可能性があります。   このようなクラックの補修方法は、以下のようなものがあります。   構造体の再構築 構造的なダメージが深刻な場合、クラックの補修だけでは不十分な場合があります。 構造体の一部または全体を解体し、再構築することが必要になることがあります。   補強と補修の組み合わせ 補強材料やステッチを使用して構造体を補強し、クラック部分をパッチングやインジェクションによって修復します。 このような組み合わせにより、構造の安全性と強度を回復させることが可能です。           クラック補修はDIY可能か? 一口にクラックの補修と言っても 外壁の種類やひび割れの進行度によって 処理方法の種類が異なることがわかりますね。     ホームセンターではDIY用の材料が販売されていたりもします。 ヘアークラックレベルでは、修復可能なものもありますが 誤った修復方法になると、問題を悪化させる可能性もあります。   DIY修復に取り組む前に、 とりあえずでも状態の確認のため専門家の助言を仰ぐことがおすすめですよ!     横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2023年7月7日 更新
防水工事
クラック補修は必要?防水対策になる?

クラック補修は必要?防水対策になる?

こんにちは! 大規模修繕工事専門店「修繕プランナー横浜」の梅津です。 こちらツバメの巣箱キャッチです! 弊社の社員のお手製です。 (でも今年、家主は帰ってこなかったそうで…。) 準備万端でご帰国をお待ちしてますよ~!       さて今回は外壁にできるひび割れ (クラック)シリーズのの2本目です!   ・クラックの形成から爆裂に至る過程 ・クラックと防水の関係(本記事) ・クラックの補修     前回はクラックの形成から爆裂までの 過程を紹介しました。     大きなクラックや爆裂は、 建物の構造にまで損傷を与える可能性があることがわかりましたね。     今回は、クラックを補修する意義を 防水の観点からお伝えします!   結論としては、   1.建物の耐久性向上と長寿命化につながる 2.室内環境の改善 3.修繕コストの削減 4.エネルギー効率の向上 5.建物の価値と安全性の維持   こちらの5つがあげられます。   1つずつ紹介していきますね!     1.耐久性向上と長寿命化 クラックは、外部からの水や湿気が建物内部に浸入する経路となります。 これにより、内壁や床、構造材料が損傷し、 建物の耐久性が低下する可能性があります。   (例) 雨水がクラックから入り、内部の鉄筋が錆びてしまう。     クラック補修によって水の侵入を防ぐことで、 建物の耐久性を向上させ、長い間安全に使用できるようになります。         2.室内環境の改善 クラックからの水の浸入は、 室内の湿度上昇やカビ菌の発生を引き起こす可能性があります。 これにより、室内環境が悪化し、 居住環境や健康に悪影響を及ぼすことがあります。     クラック補修によって水の侵入を防ぐことで、 室内の快適性と健康環境を改善し、快適な生活を送ることができますね。         3.修繕コストの削減 クラックが進行し損傷が拡大すると、 補修規模が大きくなり修復にかかる費用も増加します。 ≪進行 軽度≫ 例:シール工法 シール材料をクラックに注入したり、 表面に塗布することで、クラックをシール(密閉)し、水や空気の浸入を防ぐ役割を果たします。   ≪進行 中度≫ 例:低圧注入工法 液体やゲル状の材料を低圧下で注入し、 クラックや空洞を充填して強度を回復させます。   ≪進行 重度≫ 例:継ぎ目の再構築 クラックのある部分を取り除き、 新しいコンクリートや補修材料を使用して継ぎ目を再構築します。   クラック補修は、早期に行うことで、 修繕コストを削減することができます。   定期的な点検とクラックの早期発見、補修が重要です!         4.エネルギー効率の向上 クラックからの水の浸入は、断熱材や気密性に悪影響を与えることがあります。 結果として、冷暖房効果が低下し、 エネルギーの浪費を招く可能性があります。   クラック補修によって建物をしっかりと密閉し、エネルギー効率を向上させることができます。         5.建物の価値と安全性の維持 クラックは、建物の外観にも影響を与えます。 放置されたクラックは美観を損ない、建物の価値を低下させる可能性があります。   また、クラックが深刻化すると、 建物の安全性にも悪影響を及ぼす可能性があります。     クラック補修によって、 建物の美観と価値を維持し、安全性を確保することができます。       以上が、防水のためにクラックを補修する理由でした!   いくつか修繕方法を挙げましたが、 次回でさらに詳しく紹介したいと思います。   最後までご覧いただき、ありがとうございました!     横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 「修繕プランナー横浜」までご相談下さい。 2023年6月16日 更新
防水工事
爆裂とは?クラックの形成は侮れない!

爆裂とは?クラックの形成は侮れない!

こんにちは!     大規模修繕工事専門店「修繕工事プランナー横浜」の梅津です。   先週末、うめ仕事をしました! ヘタを取って梅酒作りの様子です。 飲めるのは1年後…楽しみです!     前回は、防水工事が必要なのか?劣化のサインを お伝えしました。   その中でいくつか用語がでてきたので 数回に分けて詳しく補足をしたいと思います!     今回は 【外壁クラックの形成から爆裂】についてです。 クラックとは、建物の外壁に生じる亀裂や割れのことを指します。   このクラックについて 下記の3つの視点からアプローチしていきますね。      ・クラックの形成から爆裂に至る過程(本記事) ・クラックと防水の関係 ・クラックの補修   爆裂(バクレツ)とちょっと物騒な単語がでてきましたね。 今回はこの爆裂についてです。   爆裂は、建物の防水工事にも関わってくる現象なのでこれを機に詳しくなっていきましょう~!         クラックの形成から爆裂に至る過程 1.クラックの形成 外壁クラックの爆裂は、まず最初にクラックの形成から始まります。 原因の例として、建物の老朽化、地震、地盤の沈下、建物の拡張や収縮、または誤った建築材料や施工などが原因となります。     2.クラックの初期段階 クラックが形成された後、初期段階では通常は小さな亀裂として現れます。 この段階では、クラックの長さや幅は限定的であり、外壁の表面にのみ存在する場合があります。       3.クラックの拡大 時間の経過とともに、クラックは拡大する傾向があります。 これは、外部要因(気候変動や自然災害)や内部要因(建物の収縮や振動)によって引き起こされる可能性があります。 クラックが拡大すると、長さや幅が増加し、深さが進行して内部の壁材に達することもあります。       4.クラックの分岐 クラックが拡大すると、一つのクラックが複数の分岐クラックに分かれることがあります。 分岐したクラックは、建物の外壁上に複雑なパターンを形成することがあります。       5.クラックの深化 クラックが深化すると、建物の内部の壁材にまで到達することがあります。 これは、クラックの拡大と共に起こる場合や、初期段階でクラックが内部に伸びる場合があります。 クラックが内部の壁材に到達すると、建物の構造に影響を与える可能性があります。       6.クラックの拡散 クラックが深化し、内部の壁材に到達すると、 クラックはさらに拡散する可能性があります。 拡散には、周囲の壁材への影響や他のクラックの形成が含まれる場合があります。 これにより、爆裂に至るまでのクラックのネットワークが形成されることがあります。       7.クラックの爆裂 最終的に、クラックの爆裂が起こる可能性があります。 これは、クラックが建物の構造的な強度を超えるまで拡大し、壁材や接合部が完全に分離する状態を指します。 クラックの爆裂は、建物の安全性に重大な懸念を引き起こし、修復や補強が必要となります。       以上が一般的な、外壁クラックの爆裂の過程の概要です。 小さいひび割れと思いきや、建物の構造にも関わってくることがわかりますね。 建物の安全性や耐久性を確保するためには、 専門家による定期的な点検や、適切な補修を検討すると良いでしょう。     次回はクラックと防水の関係について お伝え出来たらなと思います!       横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 「修繕プランナー横浜」までご相談下さい。 ▼お問い合わせはこちら! 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2023年6月9日 更新
大規模修繕の豆知識
防水工事が必要?劣化のサインを紹介

防水工事が必要?劣化のサインを紹介

こんにちは! 大規模修繕工事専門店「修繕プランナー横浜」の梅津です。   天候がコロコロ変わる時期ですね。 曇り空ですが、工事も着々と進んでいます!     前回は、防水工事の耐用年数を知ろう! ということで、防水工事の一般的な目安を紹介しました。   「そうは言っても、工事が必要な状態なのかわからない!!」 という方も多いと思います。   今回は下記の3種類の住宅ごとに、 屋根、外壁等の防水工事が必要になる可能性があるサインをお伝えします!   ・戸建て住宅 ・マンション、集合住宅 ・木造住宅   ぜひ、業者や管理会社に相談する前にわかる範囲だけでもチェックしてみましょう!           戸建て住宅 屋根 漏水やシーリングからの浸水の兆候: 屋根裏や天井に水シミや水滴が現れる、 壁や天井のクラック(ひび割れ)が生じるなど、 漏水や浸水のサインが見られる場合は防水工事が必要です。 ↑幅が0.3mm以下のひび割れのことをヘアークラックと呼びます。 国土交通省の基準では、ヘアークラック程度だと 瑕疵が存在する可能性が「低い」とされています。       屋根材の劣化: 屋根材にひび割れ、浮き、変色、腐食などの劣化が見られる場合は、防水工事や屋根の修理・交換が必要です。     外壁 サビやひび割れ: 外壁にサビが生じたり、ひび割れが現れたりする場合は、防水工事や外壁の補修が必要です。     目地やシーリングの劣化: 目地やシーリングの劣化が見られる場合は、 雨水の浸入や漏水のリスクが高まるため、早めの補修が必要です。 ↑これはシーリングがひび割れてしまっています。     地下室 湿気やカビの発生: 地下室内に湿気やカビが生じる場合は、 地下室の防水工事や湿気対策が必要です。 壁や床に水滴や水シミが見られる場合も注意が必要です。     浴室 湿気やカビの発生: 浴室内に湿気やカビが見られる場合は、 浴室の防水工事や換気対策が必要です。 床や壁にひび割れや浸水の兆候がある場合も早急な対応が必要です。         マンション・集合住宅 屋上 漏水やシーリングからの浸水の兆候: 屋上の通路やバルコニーに水滴や水シミが見られる場合は、防水工事が必要です。     屋上防水の劣化: 屋上の防水層にひび割れや浮き、変色が見られる場合は、早めの防水工事や修復が必要です。   外壁 サビやひび割れ: 外壁にサビやひび割れが生じた場合は、 防水工事や外壁の補修が必要です。隙間や目地の劣化も早急な対応が必要です。 ↑こちらは目地の劣化があり、 タイルの落下を危惧して、あえて剥がしている状態です。       浴室 漏水や浸水の兆候: 隣の階や下の階に漏水や浸水が報告された場合、 浴室の防水工事や漏水箇所の修理が必要です。 ↑これはトイレですが、漏水が確認されます。     共用部分 壁や床の水シミやひび割れ: 共用部分の壁や床に水シミやひび割れが見られる場合は、防水工事や補修が必要です。   特に隣接する住戸や下の階への浸水リスクがある場合は、早急な対応が必要です。       木造住宅 屋根 葺き替え時期の到来: 屋根材の寿命は一般的に約20〜30年です。 屋根材の劣化や老朽化が進んでいる場合は、屋根の葺き替えや防水工事が必要です。     外壁 木部の腐食や腐朽: 外壁の木部に腐食や腐朽が見られる場合は、早急な修理や防水処理が必要です。         これらは一般的なサインですが、 建物の状態や環境条件によって異なる場合があります。   建物の定期的な点検やメンテナンスが重要であり、プロの建築士や防水専門業者による評価や相談を受けることもおすすめですよ!     横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 「修繕プランナー横浜」までご相談下さい。 ▼お問い合わせはこちら! 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140   2023年6月2日 更新
防水工事
「まだ雨漏りしてないから安心」は危険?耐用年数の落とし穴とプロが見る修繕タイミング

「まだ雨漏りしてないから安心」は危険?耐用年数の落とし穴とプロが見る修繕タイミング

こんにちは!   大規模修繕プランナー横浜の梅津です。   梅雨が近づいて来ましたね! ジメジメして洗濯が進まないので、あまり好きな時期ではないです…。 個人的にアサガオが好きなので、梅雨特有の楽しみもあります!       さて、雨が多くなるこの時期にどうしても気になるのが「お住まいの防水機能」です。 「うちの建物はあと何年くらい防水が持つのだろう?」と疑問に思われたことはありませんか?       そこで今回は、適切な工事タイミングを見極めるための目安となる【住宅防水の耐用年数】について、プロの現場視点から詳しく解説します。   大規模修繕計画の参考になるよう、今回は特に重要な以下の2つの部位に絞ってお伝えしていきます。   ・屋根防水 ・外壁防水         1.屋根防水の耐用年数と特徴 屋根は日差しや雨風をダイレクトに受けるため、お住まいの中で最も過酷な環境に晒されている部位です。代表的な仕上げ・工法ごとに耐用年数の目安を見ていきましょう。   ・防水シート 耐用年数:約10〜20年 高品質なシートを使用し、適切な施工が行われていれば20年近く耐えうるケースもあります。ただし、接合部の剥がれやシートの浮きには注意が必要です。     ・アスファルトシングル 耐用年数:約20〜30年 ガラス繊維などにアスファルトをコーティングした屋根材です。定期的な洗浄で藻やカビを防ぎ、ひび割れなどの初期症状に早めに対処することで寿命を大きく延ばせます。     ・金属屋根(鋼板、アルミニウムなど) 耐用年数:約30年以上 耐久性が高く軽量で錆びにくいのが特徴です。長持ちしやすい素材ですが、塗膜の劣化やボルト周りの腐食などは定期的な点検と補修が欠かせません。     ・セラミックタイル(瓦など) 耐用年数:約50年以上   非常に優れた耐久性と耐候性を持ちます。本体自体は半永久的ですが、瓦の下にある防水紙(ルーフィング)の劣化や目地の破損による雨漏り対策が重要になります。     あわせて読みたい工法の選び方↓ 耐用年数は材料によって様々ですが、建物の構造(ウレタン・シート・FRPなど)との相性を見極めないと本来の寿命を発揮できません。アパート・マンションの構造に合わせた防水工法の選び方は、こちらで比較・解説しています。 関連記事:マンション・アパート大規模修繕の防水工事の種類       2.外壁防水の耐用年数と特徴 外壁の防水性が切れると、構造体内部へ水が回り、建物自体の寿命を縮める原因になります。   ・防水塗料(外壁塗装) 耐用年数:約5〜10年 (※塗料樹脂の種類により異なります) 塗膜によって雨水の浸入を防ぎますが、紫外線や直射日光によって年数とともに劣化が進行します。定期的(約10年前後)な塗り替えメンテナンスが基本です。       ・外壁パネルやサイディング 耐用年数:約20〜30年 デザイン性が高く耐久性にも優れています。ただし、ボード自体よりも「目地のシーリング(コーキング)」が先に劣化(約7〜10年)するため、目地の打ち替え・増し打ちメンテナンスが必須となります。       ~外壁パネルとサイディングの違い~ 外壁パネル コンクリート(ALCなど)や金属から作られる比較的大きなパネル状の材料です。強度が高く大規模な建築物に多く用いられ、専門の職人による正確な施工が求められます。     サイディング 窯業系・金属系などがあり、板状の部材を1枚ずつ重ねて施工します。デザインが豊富で一般的な住宅やアパートで広く普及しています。   足場を無駄にしないポイント! 屋根と外壁で耐用年数のタイミングがズレることがありますが、別々に工事するとその都度高額な「足場費用」が発生してしまいます。一度の足場設置でまとめるコスト削減のノウハウも併せて知っておくと失敗しません。   関連記事:外壁塗装と防水工事は「同時」が正解!〜足場代を1回分節約する賢いリフォーム〜         耐用年数は「あくまで目安」!寿命を縮めないために 今回ご紹介した年数は一般的なメーカー公表値や施工目安です。 実際の寿命は、建物の置かれている立地環境(日当たりや潮風の影響など)、施工品質、そして過去のメンテナンス履歴によって大きく変動します。   耐用年数を迎える前であっても、早期に異変を察知することが大切です。   危険なSOSサインを見逃さないために 耐用年数はあくまで目安です。実際には年数が経っていなくても、雨漏りにつながる「危険なSOSサイン」が表面に表れることがあります。今すぐ確認できる劣化症状のチェックリストをまとめておきました。 関連記事:防水工事が必要?劣化のサインを紹介   また、工事を検討される際にぜひ知っておいていただきたいのが「見えない部分の施工精度」です。   防水性能を決定づける裏側 実は、どんなに高級な防水塗料を使っても、施工前の「下地補修」を雑にされると数年で剥がれてしまう現実があります。防水の寿命を決定づける「見えない工程」の裏側については、現場目線で詳しく明かしています。   関連記事:防水工事の寿命は「下地」で決まる!プロが教える、絶対に手を抜けないポイント         よくある質問FAQ Q1. 「10年保証」がついている防水工事なら、10年間は完全にメンテナンスフリーで放置して大丈夫ですか? A1. 実は「完全ほったらかし」はちょっと危険です…! 保証をつける条件として「定期的にお手入れされていること」が前提になっていることがほとんどなんです。例えば、排水口に葉っぱやゴミが詰まって水たまりができると、想像以上の水圧がかかって防水の傷みが一気に進み、保証の対象外になっちゃうこともあります。半年に1回排水口をさっと掃除したり、台風のあとにチラッと見たりするだけでも、防水のモチがガラッと変わりますよ!     Q2. 前回の工事から15年経つけど、まだ雨漏りしてません。これなら急いで工事しなくても平気ですよね? A2. 「雨漏りしていない=大丈夫」とは言い切れないのが、防水の怖いところなんです。 お部屋の中にポタポタ落ちてくる頃には、すでに建物の大事な骨組みやコンクリートの中にまで水が染み込んでいて、直すのにドカンと大きな費用がかかる状態になっていることがよくあります。「雨漏りを直すため」というより、「後から高額な修理代を出さないための予防」として、表面にひび割れや膨らみを見つけたタイミングでプロに見てもらうのが、一番お財布に優しい選び方です。     Q3. 屋上にエアコンの室外機や太陽光パネルがたくさんあるんですが、こういうのも寿命や工事費用に関わってきますか? A3. はい、実はかなり大きく関わってきます! モノが多い屋上は、隙間をピタッと埋める「ウレタン塗装」や、特殊なシートの敷き方を組み合わせる工夫が必要です。また、室外機やパネルの脚を少し持ち上げながら作業する職人技が必要になることもあります。事前にお見積もりの段階で「屋上にいろいろ置いてあるよ!」と教えていただけると、後からの「思わぬ追加費用」を防げて安心です。     Q4. 外壁のパネル自体はキレイだけど、継ぎ目のゴム(シーリング)だけ固くてボロボロです。ここだけ先に直すのってアリですか? A4. 大アリです!むしろ建物長持ちのための大正解テクです。 外壁のパネル自体は20〜30年持ちますが、継ぎ目のゴムは7〜10年くらいで固くなってひび割れてきます。ここを放っておくと、隙間から雨水が入ってパネル自体が反り返ったり腐ったりして、丸ごと張り替える羽目に…。高所作業で足場が必要になる場合は「ゴムの打ち替えと一緒に壁の塗り替えもまとめるか」をシミュレーションしてみるのがおすすめです。         まとめ:長持ちさせるカギは専門家への早めの相談と保証の確認 建物の資産価値を守り、長期的に余計な修繕費を抑えるためには、適切な時期での点検と計画的なメンテナンスが不可欠です。     横浜市で大規模修繕や屋上・ベランダの防水工事についてお悩みや不安がございましたら、ぜひ「修繕プランナー横浜」まで気軽にご相談ください!     ▼お問い合わせはこちら! 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2023年5月31日 更新
防水工事

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吉田 俊介

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