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【全国対象2024年度】断熱リフォーム支援事業は集合住宅も可能な補助金!

【全国対象2024年度】断熱リフォーム支援事業は集合住宅も可能な補助金!

こんにちは! 大規模修繕工事専門店「修繕プランナー横浜」の梅津です。     暑い日がつづいていますね!   現調もとても暑そうです、、、。 現調は、現地調査といって施工前にする下見のことです。   現場監督のファン付き空調服が、活躍してくれることを願います!         0.はじめに 北海道環境財団HPより参照   今回ご紹介するのは、 「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」(二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金)です。 ※以下「断熱リフォーム支援事業」と呼びます。   この事業は、環境省の政策で実施されており、もちろん横浜市でも使える補助金です。   令和6年6月公募は 公募期間 令和6年6月26日(水)~令和6年8月9日(金)となってますが、令和6年度はその後も数回公募予定があるそうです!  ・令和6年9月公募:9月上旬~12月上旬  ・令和7年1月公募:1月下旬~3月上旬   集合住宅(賃貸含む)の場合、1住戸あたり最大20万円の交付が受けられます。 ぜひ活用していきましょう!         1.事業の目的 地球温暖化が大きな問題となり、その原因でもあるCO2を削減する取り組みが世界的に進められています。   その1つにエネルギー消費効率の改善があります。 「断熱リフォーム支援事業」では、 既存住宅の低炭素化、省エネルギー化を促進することを目的としています。   省エネ効果(15%以上)が見込まれる、指定の材料を用いて工事をおこなうことで補助金が交付される事業です。         2.事業の内容 「断熱リフォーム支援事業」には、公募が2種類あります。   1つ目が、住まい全体の改修を行う「トータル断熱」。 2つ目が、生活の中心である居間の窓に改修を行う「居間だけ断熱」です。   事業を利用できる住宅の種類もそれぞれ3種類あります。 ①戸建住宅 ②集合住宅(個別改修) ③集合住宅(全体改修)   まとめると下記のようになります。   本記事では大規模修繕工事を前提にして、青枠で囲った集合住宅(全体)について紹介していきますね! 「トータル断熱」と「居間だけ断熱」は併用できないので、どちらかを選びましょう。         2-1.補助の対象者・住宅 集合住宅(全体改修)の場合、申請をできる人は以下のとおりです。   ①管理組合等の代表者 ②賃貸住宅の所有者(個人or法人) ②については、申請者がその住居を所有していることが条件です。       住宅の条件は、既存の専用住宅であること、全ての対象住居を改修することです。   新築住宅、寮、公営住宅、業務用建築物(店舗・ホテル等)は対象外になります。   また、改修について管理組合総会などで承認決議をとることが必須です。         2-2.補助対象になる工事 この事業では省エネ効果のある製品を使用することで、その購入費や工事に必要な経費に補助がでる事業です。   ①ガラス・窓・断熱材 具体的には高性能建材があげられます。 詳しい商品名は、北海道環境財団補助事業部のHPよりご確認ください。   メーカーや仕様から探すことができる、検索ページがあり便利ですよ!       ②玄関ドア、LED照明 どちらも、ガラス・窓・断熱材による改修と同時に導入する場合のみ、利用ができます。   LED照明に関しては、廊下・階段等(共用部)の蛍光灯などからLED照明へ変更する工事に関して補助がでます。 また、消防法で設置が義務付けられている照明は、補助対象外となるのでご注意ください!         2-3.補助金の金額 高性能建材は、その購入費用と工事に必要な経費の1/3以内が補助率になります。   玄関ドアとLED照明も同様ですが、上限額が異なります。   高性能建材は集合住宅の場合、1戸につき15万円。 玄関ドアも改修する場合は、1戸につき20万円です。 LED照明も改修するときは、1か所あたり8000円が上限となります※。   ※LED照明の上限は、高性能建材を差し引いた金額になります。  補助対象戸数×15万円/戸(玄関ドアも+の場合20万/戸)-高性能建材の補助金額=LED照明の上限額         3.手続きの流れ 提出書類は、財団HPの「様式集」よりダウンロードができます。   電子メールで送付するものと、電子媒体(CD-R等)に格納して、郵送で提出するものがあります。 電子媒体については返却はないため、控えをとっておきましょう。   完了実績報告書の提出には期限がありますので、計画的に進める必要があります。             4.注意点 最後に申請にあたり注意すべき点を3つあげます。   4-1.施工会社との契約タイミング 施工会社の指定は特にありません。 すでにお付き合いのある会社やまずは管理会社等に見積もりをとるのも良いでしょう。   しかし、契約・着工の日付は気をつけましょう。 「交付決定通知書」に記載のある、交付決定通知日より前に取り決めたものについては補助がおりません。       4-2.国の政策の補助金と併用できない 補助対象の部位に、ほかの国庫補助金を受けたものがあると補助が受けられません。 しかし、住宅省エネ2023キャンペーンの「他の補助金との併用」より補助対象が重複しないという条件で「こどもエコすまい支援事業」と「先進的窓リノベ事業」は併用ができます!     例えば、窓を「断熱リフォーム支援事業」で、屋根は「こどもエコすまい支援事業」で行うといった併用ができます。   条件が細かくなってしまいますが、これら事業との併用を考えているオーナー様は検討することができますよ。       4-3.公募期間 公募期間中であっても申請金額が予算に達し次第、募集は終了します。   また集合住宅の全体改修につき、「耐震基準対応状況や断熱改修におけるCO2排出削減効果の高さなどを評価し、事業規模の範囲内で上位のものから順に採択する。」と明記されています。   つまり、応募状況によっては不採択になる場合もあります。 改修の内容によっては不採択になることもあるようですが、予算に達する前には余裕をもって申請をしておきましょう。         5.おわりに 年々外気温の変化が大きくなっていますが、住宅もその影響を受けています。   例えば天井の場合、夏には天井裏が50℃以上に達することがあるそうです。 断熱材を敷くことで、夏は天井からの火照りを抑え、冬は放熱を防ぎ、省エネ効果を高めることができます。     入居者にとっても光熱費が下がるため、メリットになりますね。 空室等でお悩みのオーナー様は、せひご検討ください。     「断熱リフォーム支援事業」には他にも、窓・外壁・床断熱もリフォーム項目にあります! 工事内容などで不明点があれば、お気軽に修繕プランナー横浜までご連絡くださいね。       横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年6月28日 更新
補助金・助成金・ローン
【管理組合様必見!】大規模修繕で使えるローンとは?

【管理組合様必見!】大規模修繕で使えるローンとは?

こんにちは! 修繕プランナー横浜の梅津です。     数十年に一度といった頻度で発生する大規模修繕工事では、何千万円といった修繕費がかかってきます。   それに向けて修繕積立金を積み立てている、マンション・アパートの管理組合様が多いかと思います。   しかし、修繕積立金が不足してしまうケースも少なくありません。 そこで活用したいのが、公的なローンや修繕積立金の資産運用です。   今回は、不足時期によって上手に活用したい3種類のプランについて解説します! この記事を読むことで、大規模修繕にむけてどのようなローンが利用できるのか理解を深めることができますよ!       マンション共用部分リフォーム融資   「マンション共用部分リフォーム融資」は、住宅金融支援機構が扱っている公的なローンで、マンション管理組合が申し込むことができます。     住宅金融支援機構とは、資本金の全額を政府が出資する独立行政法人です。 住宅ローン「フラット35」などの金融商品を提供しています。     大規模修繕工事に利用でき、融資金利を最大0.6%引き下げることもできるローンです。     マンション共用部分リフォーム融資のポイント ・全期間固定金利  金利は、住宅金融支援機構のHPで確認可能。   ・担保は必要なし  (公財)マンション管理センターの保証を利用することにより。   ・融資金利は年0.2%引き下げ可  「マンションすまい・る債」の積み立てをする場合。   ・融資金利は年0.2%引き下げ可  マンション管理計画認定を取得している場合。       マンション共用部分リフォーム融資の注意点 このローンの注意点は、融資がおりるタイミングです。   融資がおりるのは、工事が完了し届出をしてから、約1か月半後となっています。 しかし当社を含めほとんどの修繕業者では、分割して請負代金の請求を行います。   大規模修繕工事などの大きな工事は「契約時の前払金」・「中間金」・「精算金」と、工事が完成する前に代金を工事業者に支払わなければならないのです。   融資と業者からの請求に“ ズレ ”があるため、「修繕積立金がまったく足りない!」という場合は利用が難しくなります。 どうしても融資を使いたい!といったケースでは、「つなぎ融資」の検討をしてみてください。       つなぎ融資【リコーリース】 つなぎ融資は、大規模修繕を計画しているが、まだ資金が完全に揃っていない場合に利用できる融資です。 短期間での資金調達が可能であり、修繕計画を円滑に進めるために役立ちます。   今回は東京、神奈川、千葉、埼玉の4都県に限定されてしまいますが、リコーリースを紹介しますね!   大手リコーグループのリース会社であるリコーリースは、マンション管理組合向けに「マンション管理組合ローン」というサービスを提供しています。(2024年6月時点)   リコーリースのメリット ・工事完了前の融資ができる ・保証料や融資手数料が不要 ・修繕積立金だけでなく、幅広い用途に利用可能   公的な融資に比べ、つなぎ融資は民間のローンのため以下のデメリットも考えて慎重に検討しましょう。   つなぎ融資のデメリット ・高金利  つなぎ融資は一般的に金利が公的なものより高くなり、返済負担が大きくなる可能性がある。   ・短期間の返済義務  商品によっては短期間での返済が求められるため、資金繰りに慎重さが求められる。   ・利用の制限  金融機関によっては、利用目的や利用条件に制限がある場合がある。         マンションすまい・る債 「マンションすまい・る債」は、住宅金融支援機構が発行する利付10年債券です。   マンションの大規模修繕に向けた、修繕積立金の計画的な積み立てを支援するために設けられた制度です。       マンションすまい・る債のポイント ・1口50万円から購入可能  最大10回継続購入して積み立てが可能。   ・手数料なしで中途換金OK  初回債券発行日から1年以上経過していることが条件。   ・新規応募債券の利率UP  「マンション管理計画認定」の認定により。   ・マンション共用部分リフォーム融資がお得に  積み立て中に、融資を利用すると融資金利・保証料が下がる。       マンションすまい・る債のデメリット ・10年間保有することが難しい  1年に1回の積立のため、すべての債権を満期まで保有するのが難しい。   ・途中で解約すると金利は低い  2024年度発行の10年満期時平均利率は0.500%(税引前)。経年によって利率は上昇するため、保有期間が短いとわずかな金利しか受け取れない。   ・元本割れのリスク  国が認定しているとはいえ、元本割れする可能性がゼロとはいえない。     大規模修繕工事まで保有が可能なのか、 債権のリスク、中途解約の可能性を十分に考えたうえで購入をしましょう。       まとめ この記事では、「大規模修繕のローン」に関するさまざまな選択肢を紹介しました。   「マンション共用部分リフォーム融資」、 「つなぎ融資」、 「マンションすまい・る債」、 それぞれの利点と注意点を理解し、最適な選択をすることで、大規模修繕をスムーズに進めることができます。   横浜市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!       修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。 横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!!   横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年6月20日 更新
補助金・助成金・ローン
【排水管高圧洗浄】立ち合い率UPのための3つの方法

【排水管高圧洗浄】立ち合い率UPのための3つの方法

こんにちは!修繕プランナー横浜の梅津です。 前回の記事では、「マンション排水管の高圧洗浄の必要性」についてご紹介しました。     しかし、 「不在者が多くて実施率が悪い」 こんなお悩みをもつオーナー様や管理組合の皆様もいらっしゃると思います。   そんな皆さんのために、今回は排水管洗浄を効率よく実施し、立ち合い率を高める方法について詳しく解説します!   この記事を読むことで、どのように告知し協力を得るか、事前準備の重要性などがわかりますよ!       1.排水管清掃のお知らせを掲示・ポスティングする 排水管洗浄を効果的に行うためには、事前の告知(1か月以上前がマスト!)が欠かせません。   まず、建物内の目立つ場所にお知らせを掲示することが重要です。 掲示物には、洗浄の日程、必要な準備、排水管洗浄の重要性を明記しましょう。 また、実施しないことで生じるリスクを記すことで、住民の理解を得やすくなります。     ポスティングの重要性 掲示物だけでなく、各戸に直接配布するポスティングも併用すると効果的です。   ポスティングは、住民の方が自宅でじっくりと情報を確認できるため、告知内容の浸透率が高まります。 また、ポスティング物には、掲示物と同様の情報を掲載し、住民の方が質問や不明点を解消できる連絡先を明記しましょう。   下記にサンプルを記載しますので、参考にしてみてください。 高圧洗浄業者から、より詳細な説明事項があれば一緒に投函しましょう。   令和〇年〇月〇日 居住者各位 〇〇マンション管理組合 配水管清掃のお知らせ 平素より、当マンションの管理運営にご協力いただき、誠にありがとうございます。この度、定期的な配水管清掃を以下の日時で実施することとなりましたのでお知らせいたします。 ◆日時: 20〇〇年〇月〇日(〇) 9:00~17:00 ◆各住戸の作業予定時間: ・1階: 9:00~10:30 ・2階: 10:30~12:00 ・3階: 12:00~13:30 ・4階: 13:30~15:00 ・5階: 15:00~16:30 漏水防止のため、階下の部屋より実施いたします。多少の時間差はご了承ください。 ◆作業範囲 台所、洗面、風呂場、洗濯場 ◆お願い ・清掃時に入居者の方は、ご在宅くださるようお願いいたします。 ・台所、洗面台、洗濯パン付近は片づけておいてください。   ご多忙のところ大変恐縮ではございますが、作業予定時間の間は各住戸にお立ち会いいただきますようお願い申し上げます。不在の場合は、作業ができない可能性があり、その結果、配水管の詰まりや故障などの問題が発生する恐れがございます。万が一、配水管清掃を実施しなかったことが原因で事故が発生した場合、賠償責任を負っていただくことになりますので、どうかご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。   なお、やむを得ず不在にされる場合は、事前に管理人までご連絡いただければ、対応方法についてご相談させていただきます。 ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。   ◆お問い合わせ先 管理人室: [管理人の連絡先] Email: [管理人のメールアドレス] 本件に関するご質問やご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。     2.口頭で協力依頼をする 掲示物やポスティングに加え、口頭での協力依頼も効果的です。 管理人や管理組合のメンバーに住民が直接質問できる場をもうけることで、排水管高圧洗浄に対する理解を深める効果があります。   説明会の開催 説明会を開催することで、多くの住民に直接説明を行うことができます。 説明会では、洗浄の具体的な作業内容やその必要性、立ち合いの重要性について詳しく説明しましょう。       個別訪問の効果 特に前回の清掃時に実施ができなかった世帯には、個別訪問が有効です。   個別訪問は、住民一人ひとりに対して丁寧に説明することで、協力を得るチャンスとなります。 清掃の意義や、不在によるリスクを理解してもらいましょう。 前回の記事でリスクについては、紹介していますので参考にしてみてくださいね!       3.事前に賃貸借契約書に盛り込む 排水管洗浄の実施と立ち合いをスムーズに行うためには、事前準備が重要です。 その一環として、賃貸借契約書に排水管洗浄に関する条項を盛り込むこともお勧めです。 これにより、新たに入居する住民の方にも排水管洗浄の重要性を周知することができます。   契約書に盛り込むべき内容 賃貸借契約書には、定期的な排水管洗浄の実施について明記しましょう。   (例)本物件において、全戸一斉に排水管清掃、消防点検、その他建物の維持管理に必要な作業が実施される際、入居者はこれを拒否することができません。万一、これを拒否した場合に生じた損害については、入居者がその責任を負うものとします。   さらに、具体的な実施頻度や、住民が協力すべき事項も記載することで、入居時点から洗浄の必要性を認識してもらえます。 また、立ち合いの重要性についても明記し、協力しもらいやすい環境を整えましょう。     新規入居者への説明 新規入居者には、契約書の内容を説明する際に、排水管洗浄の重要性と協力の必要性を口頭で伝えます。 この時点でしっかりと説明することで、後々のトラブルを防ぎ、スムーズな協力体制を築くことができます。       まとめ 排水管洗浄の立ち合い率を高めるためには、早めの告知、口頭での協力依頼、そして事前の準備が欠かせません。   掲示物やポスティングでの情報提供、 説明会や個別訪問での直接説明、 さらに賃貸借契約書への明記と新規入居者への説明を通じて、住民の理解と協力を得ることができますよ!   横浜市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね! 修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。 横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!!   横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年5月24日 更新
大規模修繕の豆知識
マンション排水管の高圧洗浄の必要性

マンション排水管の高圧洗浄の必要性

こんにちは!修繕プランナー横浜の梅津です。   マンションのオーナーの皆様、排水管の高圧洗浄についてご存知でしょうか?   今回は「排水管の高圧洗浄」の必要性に関する情報をお伝えします。   この記事を読むことで、 なぜ排水管高圧洗浄が必要なのか、 具体的な作業内容、 そして清掃を怠ると生じるリスクについて理解していただけると思います!        排水管高圧洗浄はなぜ必要か? 排水管が詰まると、水が流れずに不衛生な状態になります。 特に古い建物では、排水管内に汚れや固まった物が溜まりやすく、定期的な清掃が欠かせません。 ここでは、なぜ排水管高圧洗浄が必要なのか、その理由を解説します。     古い建物の排水管は汚れが溜まりやすい!   築20年を超えたアパート・マンションでは、 排水管内に錆や汚れ、そして根の侵入など、様々な問題が発生します。   これらの汚れが放置されると、排水の流れが悪くなり、最悪の場合、詰まりや水漏れなどのトラブルを引き起こします。     健康被害のリスクがある!   排水管内の汚れは雑菌やカビの繁殖源となり、 室内環境の悪化や住民の健康被害を引き起こす可能性があります。   特に食事をする場所や水回りでは、 清潔な環境が求められますので、定期的な排水管清掃は欠かせません。       マンション高圧洗浄の具体的な作業内容 マンションの排水管高圧洗浄は、専門の業者によって行われます。 具体的な作業内容を知ることで、作業の進行や効果を確認しましょう。 下記に一例をあげますので、参考にしてみてください。     1.作業場所の保護 - 作業前に、シートを敷くなど、周囲の家具や床を保護します。   2. 排水口の確認 - キッチン、浴室、洗濯パン、洗面所など、各排水口を確認します。 - 異常がないか、詰まりや汚れが見られるかをチェックします。   2. ファイバースコープ確認 - ファイバースコープを使用して、排水管内の状況を確認します。 - 排水管内を撮影し、詰まりや汚れの位置や状態を把握します。   3. 高圧洗浄作業 - 各排水口から高圧洗浄機を使用して、排水管内を洗浄します。 - 高圧水で汚れや詰まりを除去します。   4. 排水管詰まり除去 - 必要に応じて、ドレンクリーナーを使用して、室内の排水口から作業を行います。 - 手動または機械的に詰まりを取り除きます。   5. ファイバースコープ確認 - 最後にもう一度ファイバースコープを使用して、排水管内の状況を確認します。 - 洗浄後の状態を確認し、問題がなくなったことを確認します。       なぜ階下の部屋から作業するのか?   なぜ階下の部屋から作業するのでしょうか? 理由として、漏水のリスクを抑えることがあります。   高圧洗浄の際には大量の水が使用されます。 階下の部屋から作業を行うことで、汚れや髪の毛が階下の排水管を詰まらせてしまうことを防ぐことができます。   万が一水漏れや汚水の流出が発生してしまい、階下の部屋が被害を受けてしまっても、部屋に被害を及ぼすリスクを最小限に抑えることができます。       排水管清掃を行わないことによるリスク   排水管の定期的な清掃は重要ですが、住民の不在などによって実施ができないケースもあるでしょう。   しかし、清掃をしないことによるリスクも忘れてはなりません。 居住者の方に排水管高圧洗浄の意義を理解してもらい、参加を促しましょう。   以下に、排水管清掃を実施しないことで生じるリスクをご紹介します。     1. 住民間トラブル 上の部屋のトラブルによって、下の階で漏水が生じてしまうこともあります。   マンションの排水管は、全ての居住者で共有されています。   そのため、排水管が詰まると、 その影響は個々の住戸だけにとどまらず、全体に広がる可能性があります。   例えば、自室の排水管清掃を怠った場合、詰まりが他の部屋にまで影響を及ぼし、排水不良や悪臭が発生することがあります。 これにより、居住者同士のトラブルが発生することも考えられます。     2. 健康被害のリスク 排水管内の汚れが増えることで、 室内環境の悪化や住民の健康被害が生じるリスクが高まります。   特に、食事をする場所や水回りでは、清潔な環境が重要です。     3. 清掃費の自己負担 特に排水管の詰まりが発生して個別に清掃を依頼する場合、その費用は自己負担となります。   個別に排水管清掃を依頼すると費用が割高になることがあります。   清掃業者によって料金には差がありますが、おおよその相場は30,000円程度です。 一方で、マンション全体での清掃を実施する場合、 複数の戸数での一括実施となるため、割安に済むことが多いです。   そのため、排水管清掃は可能な限り マンション全体での定期清掃に合わせてもらうようにしましょう。       まとめ 今回は、「マンションの高圧洗浄の必要性」に関する重要な情報をご紹介しました。   たくさんの人が暮らすマンションでは、排水管の汚れや詰まりが発生しやすく、定期的な清掃が欠かせません。 オーナー様が配水管の洗浄を手配する際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。   また、不在がちであったり、部屋にあがってほしくない、 といった理由で立ち入りの清掃を後ろ向きに感じる入居者の方もいるかもしれません。   次回の記事では、どうしたら排水管洗浄の立ち合い率をUPできるかをお伝えします!     横浜市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね! 修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。 横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!!     横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年5月17日 更新
大規模修繕の豆知識
マンションの大規模修繕工事でよくあるトラブル例!対策は?

マンションの大規模修繕工事でよくあるトラブル例!対策は?

こんにちは!修繕プランナー横浜の梅津です。   大規模修繕工事を行うにあたって なるべくトラブルは起こしたくありませんよね。     「どんなトラブルが起こりやすいのだろうか、、、?」 オーナーの皆様もよくわかならいことは、不安に感じると思います。     この記事では 工事の準備段階から完了後までに起こりうるトラブル例と、その対応策について紹介します。     一緒に大規模修繕工事のトラブルを未然に防ぎましょう!       大規模修繕工事の準備期間に起こりやすいトラブル 大規模修繕工事の準備段階では、さまざまなトラブルが起こる可能性があります。 特に修繕業者や入居者との関係といった、 “ 話し合い ” が必要になるケースが多いです。     1. コミュニケーション不足による誤解 マンションの住民やオーナーと工事業者の間でコミュニケーションが不足すると、工事内容やスケジュールに関する誤解が生じてしまいます。   住民にとっては、 バルコニーの使用不可期間や、駐車場の占有など気になる点はたくさんあります。 住民への説明会を開いたり、定期的に情報を共有することで、コミュニケーションのギャップを埋めることが重要です。     2. 見積もりに関する問題 見積もりの内容に不透明な部分があると、予想外の費用が発生することがあります。 見積もりを細かく確認し、不明点は質問するようにしましょう。   複数の修繕業者から見積もりを取ることも、費用の妥当性を確認する上で重要です。 見積のポイントについては過去の記事でも触れていますので、ご参考にしてください。     3. 計画の不備 工事の計画が不十分だと、予期せぬ問題が発生します。 しっかりとした計画を立て、工事の進行をスムーズにするための段取りを整えることが大切です。   計画には、住民の生活への影響を最小限に抑える工夫も含めましょう。     4. 管理組合の意見調整 マンションの管理組合の意見が一致しないと、工事の進行が遅れることがあります。 管理組合内で十分な話し合いを行い、全員の合意を得た上で工事を進めるようにしましょう。       大規模修繕工事の工事中に起こりやすいトラブル 工事中にも、さまざまなトラブルが発生する可能性があります。 この時期は近隣住民、住居者への配慮が重要になってきます。     1. 騒音や振動によるトラブル 工事中の騒音や振動は、住民にとって大きなストレスとなります。 工事の時間帯を配慮したり、騒音対策を行うことで、住民の生活への影響を最小限に抑えることができます。 事前に住民に対して、工事のスケジュールや対策を説明することも大切です。     2. 安全性の問題 工事中に安全性の問題が生じると、重大な事故につながることがあります。 工事現場の安全対策を徹底し、適切な保護措置を講じることが不可欠です。 また、工事中に住民や通行人の安全を確保するために、工事区域の明確化や誘導などの対策を修繕業者に依頼することも有効でしょう。     3.空き巣の被害 マンションの大規模修繕で足場を設置する際には、空き巣被害のリスクが高まることがあります。 足場は、犯罪者にとって侵入の足がかりとなるため、居住者は防犯対策を強化することが重要です。   まず、窓や玄関の施錠を徹底するよう、住民への繰り返しのアナウンスが必要です。 ・防犯カメラの設置 ・センサーライトの設置 ・透過性のある養生シートの使用 ・腕章などで出入り業者の識別する 上記などの追加対策も有効ですよ!     4. 工事スケジュールの遅延 天候や予期せぬ問題によって、工事のスケジュールが遅れることがあります。   スケジュールの柔軟性を確保し、 住民や管理組合に適時情報を提供することで、遅延によるトラブルを最小限に抑えられます。     5. 近隣住民とのトラブル 工事中は、マンションの住民だけでなく、近隣住民とのトラブルも起こりやすいです。   工事による騒音や交通の影響などを最小限に抑える必要があります。 事前に近隣住民ともコミュニケーションを取り、協力を得ることが重要です。 ・いつから ・どこで ・なんの 工事が行われるかをアナウンスしましょう。       大規模修繕工事の工事後に起こりやすいトラブル 工事が完了しても、トラブルが発生することがあります。   工事後のトラブルは、早めに対処することで大きな問題に発展することを防げます。     1. 仕上がりの不備 工事の仕上がりに不満が出た場合、再度工事を依頼する必要が生じます。 工事が完了したら、必ず仕上がりを確認し、不備があればすぐに業者に連絡して修正を依頼しましょう。   予め、外壁の塗料やタイルなどはサンプルを確認し検討するようにしましょう。     2. 保証期間内の不具合 工事後の一定期間は、保証期間として業者が修理や補修を行う責任があります。 保証期間を確認し、その期間内に問題が生じた場合は、速やかに業者に連絡して修理を依頼してください。   修繕業者によって、保証期間は異なることが多いです。 大規模修繕工事の業者選びのポイントもぜひ、ご確認ください。     3. 住民の不満 工事後に住民の不満が生じることがあります。   工事によって住民の生活環境が改善されるよう、事前に住民の要望を把握し、工事後もフォローアップを行うことが重要です。     4. 漏水などの施工不良 大規模修繕を行って数年しか経過していないにもかかわらず、漏水が発生することがあります。   このような場合、原因として考えられるのは、 コンクリートのひび割れを補修した部分に再びひび割れが生じたこと等が挙げられます。   こうしたケースでは、施工会社の責任が問われることが多いため、施工会社に対応を依頼しましょう。     まとめ   大規模修繕工事は、アパートやマンションのオーナー様にとって大きなイベントです。   準備期間、工事中、工事後に起こりやすいトラブルを把握しておくことで、スムーズな工事を実現できます。   事前に適切な対策を講じ、コミュニケーションを徹底することで、トラブルを最小限に抑え、住民や近隣住民との良好な関係を築くことができます。     横浜市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!   修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。 横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!!       横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2024年5月10日 更新
大規模修繕の豆知識
見積書がわかる!【外壁塗装工事の全工程】

見積書がわかる!【外壁塗装工事の全工程】

こんにちは! 修繕プランナー横浜の梅津です。   少し前ですが、施工が完了しリニューアルオープンしたお客様にお花を贈らせていただきました。 そろそろクリスマスですが、 たまには自分を労うプレゼントも良いかもしれませんね!       さて本記事では、「外壁塗装の工程」に焦点を当て、その詳細な手順について解説します。 工程を理解することで、工事期間中の注意点や、施工中の進捗の確認に役立ちますよ!   マンションやアパートで行われる外壁塗装工事の工程を、全7ステップで紹介します。           防水工事を同時に行うときなどは、工程の追加等もあるので一例としてご理解ください。         1. 外部足場設置   まず、高所での作業を安全にするために外部足場を設置します。 外部足場設置は、アパートに住む方々にとって一時的な騒音や居住スペースの制約を伴うことがあります。 住人の方の理解と協力が得られるよう、事前に十分な説明と注意喚起が必要です。   また足場の設置は、国家資格(足場の組立て等作業主任者)が必要です。 そのため足場専門の施工業者も出入りすることになります。 ・足場設置の予定期間 ・騒音が出る日 ・駐車場やエレベーターの制約期間 ・出入りする業者   これらの点を、マンション・アパートの居住者にあらかじめ伝えると安心につながります。 もちろん施工業者も近隣挨拶をしますので、協力をしてもらいましょう。       2. 高圧洗浄   外壁塗装工事において、高圧洗浄は欠かせない作業の一環です。 目的は、建物を美しく保つだけでなく、耐候性や耐久性を向上させることです。 外壁塗装工事における高圧洗浄の目的と効果について解説しますね!   高圧洗浄の目的 1. 塗膜の密着性向上 古い汚れや塗膜を効果的に取り除くことで、新しい塗膜の密着性が向上します。 これにより、塗装がより長持ちし、外壁の耐久性が向上します。   2. 表面のクリーニング 外壁は汚れやカビ、藻、花粉などが付着しやすい場所です。 高圧洗浄によってこれらの汚れをしっかりとクリーニングすることで、美しい外観を保つことができます。   3. 下地の整備 外壁の下地が不均一だと、塗料がムラになりやすく、仕上がりに質感が出ません。 高圧洗浄を行うことで、下地を均一に整備し、美しい仕上がりを実現します。         3.養生   塗装前に、塗料やゴミの侵入を防ぐため、塗装を施さない部分を養生シートなどで覆います。 窓や玄関ドア、床、植物など汚れそうな箇所はすべて養生をします。   住民の方は、窓の開閉、エアコン(室外機)の使用が制限されてしまいます。   事前に窓やエアコンの使用可能な時間や時期を確認しておくようにしましょう。 場合によっては、使用を考慮して養生をしてくれることもあります。 ぜひ修繕業者に相談してみましょう。         4. 下地処理   外壁表面を高圧洗浄した後は、下地処理が行われます。 下地処理は外壁材や劣化の状態に応じて異なりますが、主な作業としては補修や補強が挙げられます。   ・クラックの補修:  外壁にひび割れがある場合、これを補修します。  クラックの補修工事については過去の記事にて紹介しているので参考にしてみてくださいね。   ・ケレン(旧塗膜の剥離):  古い塗膜がはがれている場合、これを剥離して新しい塗料の密着をサポートします。   ・下地処理剤の塗布:  下地に密着性を向上させる下地処理剤を塗布します。  これにより、塗料と建物の素材との接着が強化されます。         5. 下塗り、中塗り、上塗り   外壁の下地処理が完了したら、実際の塗装作業が始まります。 一般的には下塗り、中塗り、上塗りの3つの工程が行われます。 また使用する塗料によって工程は変わるため、必ず3度塗装が行われるとは限りません。 「うちの見積もりは中塗りが書いてなかった…!!」としても、心配しなくて大丈夫ですよ!   ・下塗り  下塗りは外壁の表面を整えるために行われます。  下地処理として施工されることもあります。  下塗りに使用する塗料は、下地の状態や塗り替えの履歴に応じて選定しましょう。 ・中塗り  下塗りの塗膜がしっかりと乾燥し、密着しているか確認後中塗りをします。  中塗りは色調の調整や密着性の向上を担います。 ・上塗り  上塗りは外壁の最終仕上げとして、美しい見た目と耐久性を兼ね備えることが目的です。  塗料によって雨風や紫外線から外壁を保護し、耐久性が向上します。         6. 完了検査   すべての塗装が完了したら、施工の品質を確認するための完了検査が行われます。 色の均一性や塗膜の密着など、細かな点まで確認しましょう。   完了検査のポイント 完了検査には施主であるオーナー様の立ち合いが求められます。 この時に気になった点があれば、伝えて手直しをしてもらいましょう。   検査に立ち会わず、外部足場解体後に気になる所がみつかってもすぐに対応をしてもらえない可能性があります。 そのため、完了検査にはできるだけ参加するようにしましょう。         7. 足場解体 塗装が完了し、最終的な検査が終わったら、外部足場が解体されます。   足場の解体には、設置の時と同様に大きな音がでることがあります。 あらかじめ、住民の方に周知しておくと良いでしょう。 修繕業者から保証書などが渡されることがあります。 忘れずに受け取り、保管をしましょう。         おわりに 外壁塗装工程は、外部足場の設置から足場解体までいくつもの手順がありましたね。   なんとなくでも工程がわかっていると、 「大きな音がでるとき」 「窓を開けられない時期」など 住民の方も対応ができますし、工事の進捗状況も把握できます。   見積書の内容の理解にもつながるのでぜひ参考にしてみてくださいね。   横浜市で外壁塗装をお考えのオーナーの皆様、見積もりや塗料選びに悩まれた際は、ぜひ修繕プランナー横浜にご相談くださいね!       横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2023年12月18日 更新
大規模修繕の豆知識
相見積もりと塗料で決まる?!外壁塗装工事の費用

相見積もりと塗料で決まる?!外壁塗装工事の費用

こんにちは! 修繕プランナー横浜の梅津です。   12月に入り、お歳暮・クリスマス・年末モードですね~!   弊社でも、ポインセチアのプレゼントが、、、! 赤い葉がとてもきれいです!     さて今回は、 外壁塗装工事の「費用をコントロールしよう!」 ということで、工事までの進行スケジュール、相見積もりの重要性と、塗料のポイントについて解説します。   タイトルの通り、相見積もりと塗料によって外壁塗装工事の費用は大きく変わります。 ぜひ、大規模修繕工事を成功させる手助けとしてご活用ください!         外壁塗装工事の進行スケジュール 外壁塗装工事の費用を抑えるために、まずは工事までのスケジュールを確認してみましょう! 工事着工までの流れを把握することで、費用の削減につながります。     工事スケジュールの流れ 1. 外壁点検 まず最初に、外壁の点検が必要です。 一度自身の目でも確認してから、 業者に点検を頼むことで疑問点や修繕の必要性がはっきりしますよ! 修繕が必要な箇所を確認し、修復の優先順位を設定しましょう。     2. 相見積もりの取得 複数の業者から相見積もりを取得しましょう。 多くの業者では現地調査を行ってから、見積書を出します。 料金だけでなく、提供されるサービスや保証内容も確認し、納得のいく業者を選びましょう。 押えるべきポイントは、このあと詳しく紹介しますね!     3. 工事スケジュールの決定 業者と一緒に外壁塗装工事の具体的なスケジュールを立てます。 契約時には、詳細な工程表を受け取るようにしましょう。 数週間~数か月を要することが多いですが、建物の規模や工事内容に大きく影響されます。   外部要因や天候を考慮しながら、工程を進める計画を立てましょう。 外壁塗装工事に適した季節については、前回のブログでお話ししてますので参考にしてみてください!         相見積もりの重要性    相見積もりは外壁修繕工事において不可欠なステップです。 異なる業者から見積もりを取得することで、料金や提供されるサービスの違いを把握し、最適な業者を選ぶことができます。     相見積もりのポイント 見積もりを依頼する際には、できるだけ具体的な工事内容を伝えましょう。 例えば、塗装の色や使用する塗料の希望などを明確にすることで、正確な見積もりが得られます。     1. 複数業者の料金比較 複数の業者から見積もりを取得することで、同じ工事内容でも料金が異なることがあります。 適正価格を知ることで、予算内で工事を進めることが可能になります。     2. サービス内容の確認 見積もりには工事内容が詳細に記載されています。 ・作業計画(工程表)は丁寧に記載されているか? ・作業内容は具体的で詳細であるか? ・塗料や材料の品質と価格は適正か? ・作業後の保証内容 このような点を確認し、不明点は問い合わせるとよいでしょう。 異なる業者の提案を比較し、どの業者がより詳細で満足のいくサービスを提供しているかを確認できるとよいですね。     3. 信頼性の確認 異なる業者からの見積もりを比較することで、各業者の信頼性や実績を確認する材料になります。 口コミや評判も合わせて検討しましょう。   業者の実績や仕上がりのクオリティを知るために、過去の事例も確認してみましょう。 同じマンションやアパートでの施工例があれば、より参考になりますね!         塗料の選定 外壁修繕の費用に関する理解が、計画の成功につながります。 塗料の選定を通じて、予算内での工事施工を目指しましょう。   耐久性、色の選定、省エネ効果などを考慮することで、マンションやアパートの美しさと長寿命化を実現できます。   相見積もりをとる際に、複数の塗料で何パターンか依頼をすると比較ができるのでおすすめですよ!     塗料の主な種類と耐久性 塗料の種類によって費用が異なります。 ウレタン塗料は高価ですが、耐久性が高い一方で、アクリル塗料は手頃な価格で施工が可能です。 予算とニーズに合わせて適切な塗料を選びましょう。   ・アクリル塗料 アクリル塗料は、水性塗料の一種で、環境への負荷が少なく、速乾性があります。 また、柔軟性があり、外壁の微細なひび割れにも対応できます。 耐久性もありますが、油性塗料ほどの強固さはありません。   ・ウレタン塗料 ウレタン塗料は、油性の塗料で、高い耐候性と強い付着力を持っています。 また、耐汚染性にも優れています。 ただし、揮発性の有機化合物(VOC)を含むため、換気が必要です。   ・シリコン塗料 シリコン塗料は、耐候性が非常に高く、紫外線や酸性雨にも強い特徴があります。 表面が撥水性を持っているため、汚れがつきにくく、美観を保ちやすいです。 ただし、金額は高価になります。        色の選定 外壁の色は建物全体の印象を左右します。 明るく清潔感のある色を選ぶことで、マンションやアパートの価値を向上させることができます。 最近では、特殊な塗料を使用することで、長期間にわたり色あせず、美しい色を維持できる製品も登場しています。   都市型マンションでは外観が重要です。 そこで、耐候性に優れた特殊な塗料を使用することで、都市のススや汚れからも建物を守り、長期間美しい印象をキープできます。       塗料による省エネ効果 外壁塗装に使用する塗料には、断熱や反射効果のあるものもあります。 これらの特性を持つ塗料を選ぶことで、夏は冷房負荷を軽減し、冬は暖房効果を高めることができます。 結果として、エネルギーコストの削減や快適な居住環境を実現することができます。   例えば、最近では太陽光反射塗料が注目を集めています! これを利用することで、外壁の温度上昇を軽減し、室内の涼しさを保つことができます。         おわりに マンション・アパートの外壁塗装工事の費用は、業者選びと塗料の選定が重要です。   業者を選ぶときは相見積もりを利用して、予算内で品質の高い工事を実現しましょう。 また塗料は耐久性に大きな影響を与えます。 予算や外観、お住まいの環境に合わせて最適な塗料を選ぶことが重要です。   横浜市で外壁塗装をお考えのオーナーの皆様、見積もりや塗料選びに悩まれた際は、ぜひ修繕プランナー横浜にご相談くださいね!       横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2023年12月8日 更新
業者選びのポイント価格・費用
冬季休業(年末年始休み)のお知らせ

冬季休業(年末年始休み)のお知らせ

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼を申し上げます。   誠に勝手ながら、 本年度の冬季休暇を下記の日程とさせていただきます。   休業期間:2023年12月30日(土) ~ 2024年1月4日(木)   ご不便をおかけいたしますが、何かご連絡がございましたら、休業前までにお願いいたします。   どうぞ温かい年末年始をお過ごしください。   ※2024年1月5日(金)より通常業務を開始致します。 ※休暇中のお問い合わせにつきましては、冬季休業以降に対応させていただきます。         横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2023年12月1日 更新
お知らせ
周期は?季節は?外壁塗装工事時期についてのガイドライン

周期は?季節は?外壁塗装工事時期についてのガイドライン

こんにちは! 修繕プランナー横浜の梅津です。   気が付いたら12月も目のまえ、、、! 先日、代表とお付き合いのある方から柿をいただきました!! 今年残り1か月弱も医者いらずで過ごしていきたいですね~。       さて本記事では、外壁塗装工事の「時期についてのガイドライン」についてお伝えします。   大規模修繕工事のガイドラインと一口にいっても、様々な解釈・要点があると思います。   今回は大規模修繕工事や外壁塗装工事を行う年数や、季節的なタイミングが気になる方に向けて 下記の2点について、検討していきますね!   ・外壁塗装(大規模修繕)工事の周期 ・マンションの外壁塗装工事に適した季節       外壁塗装工事のガイドライン 外壁塗装工事を行うべきタイミングっていつでしょうか?   目で見てわかる劣化があれば判断しやすいですが、1つの目安として"12年"があげられます。 (もちろん、12年が義務ではないのでご安心くださいね!!)   これは、国交省のガイドラインを元にして考えられています。       大規模修繕が12年周期とされる4つの理由 外壁塗装工事を含めた、大規模修繕工事は一般的に "12年周期" で行うといわれています。   オーナー様も「なぜ12年?」といった疑問をお持ちかと思います。   理由として、下記の4つをご紹介しますね。   ①国土交通省より 「改修によるマンションの再生手法に関するマニュアル」で記されている。   ②国土交通省より 「長期修繕計画作成ガイドライン」の中で記載がある。   ③建築基準法第8条1項の条文で  新築、改築などから10年が経っている場合、3年以内に外壁の "全面打診調査※" を実施するということが義務付けられている。  ※外壁のタイルと下地の間の隙間の状況を調べるために行われる調査のこと   ④足場の設置費用  外壁の全面打診調査を行うときには、足場を設置しなければならない。  費用削減のため、全面打診調査のタイミングで大規模修繕工事を行うことが多くなる。       国から「12年~15年くらいの周期で行いましょうね」とガイドラインがでていることもあり、"12年" という説が一般的になりました。   以前のブログにも紹介していますので、詳細が知りたい方はぜひご確認ください!         マンション外壁塗装工事の季節はいつが良い? 外壁塗装の際には施工環境も重要です。 天候や風の影響を受けにくい日を選び、周囲の環境にも配慮することで施工のクオリティが向上します!   大規模修繕工事の時期を検討されている方や、外壁塗装に適した季節を確認したい方はぜひご確認ください。       早めの計画が成功の鍵! 外壁塗装工事は季節によって、気象条件に影響を受けます。   ・春 ・秋 この時期が外壁塗装工事に適した季節といえます。   他の季節でも施工はできますが、より計画的に行い、より注意することが必要になります。 そこで関東地方の気候に合わせて、季節ごとの外壁塗装工事の注意点を具体的な事例とともにご紹介しますね!       春は外壁塗装工事のベストシーズン!    春は関東地方では気温が安定し、湿度も適度なため外壁塗装に適しています。   しかし、花粉症の方が多い季節でもあり、花粉が塗膜に付着すると仕上がりに影響を与える可能性があります。 対策として、春先に花粉が舞いやすい関東地方では、徹底的な清掃を行ってもらいましょう! 外壁の下地処理前に清掃を行うことで、花粉の影響を最小限に抑えることができます。       梅雨は要注意!夏は工期がのびやすい 夏は高温多湿の気候のため、塗料が急速に乾燥する反面、気温が高いと塗りムラが生じる可能性があります。   近年では日中の気温が35度を超えることも多いため、適切な塗料の選定と乾燥時間の調整が必要です。 住民の方にとっても工事の期間中、窓の開閉が制限されてしまうので十分な理解が必須になります。   また、梅雨明け後の湿度の高い時期に工事を行う場合は、カビやクラックの防止に湿度対策が必要になります。 梅雨は、施工を避けられる時期であるため、人気のある業者にも比較的頼みやすいという特徴はあります。   台風やお盆休みもあるため、工事が延期や中止になることもあります。 梅雨~夏に行う工事には住民の方とも綿密に打合せを行うようにしましょう。       天候は安定、秋の業者は繁忙期に 秋は関東地方では過ごしやすく、外壁塗装に適した季節です。   しかし、急激な気温の変化に注意が必要です。 例えば、夜間の気温が低い日に外壁塗装を行う場合、昼夜の温度差により塗膜の乾燥が不安定になることがあります。 工事スケジュールを工夫してもらうことで、気温差による影響を最小限に抑えましょう。   夏に比べ施工を行いたい需要が高まるため、思い通りに工期が組めないというケースもでてきます。 塗装工事が決まっているオーナー様は、早めに連絡をとることをお勧めします!       冬は低温と日照時間に注意! 冬は関東地方でも寒冷な季節で、気温が低いと塗料の乾燥が遅れがちです。 日中の気温が5度を下回る冬季に外壁塗装を行う場合、塗装後の硬化が遅れ、耐久性に影響を及ぼす可能性があります。   一方、湿度が低いため晴天の日は塗料の乾燥はしやすい季節ともいえます。   また日照時間が短いため、職人さんの作業時間が短くなりがちです。 日没後の作業には、ムラや塗り残しが生じやすいため他の季節よりも工期が長くなってしまう可能性もあります。         おわりに 大規模修繕工事のガイドラインについて、 「外壁塗装をおこなう時期」という視点でご紹介させていただきました。   内容をまとめますと ・12年周期が1つの目安として一般的である ・春と秋が外壁塗装工事としてはベストシーズン     もちろん、12年を過ぎていても、冬であっても、工事は可能です!   修繕プランナー横浜では、横浜市でお客様にピッタリのプランを提案しています。 横浜市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事は修繕プランナー横浜にお任せください!!         横浜市で大規模修繕・防水工事の事でお悩みなら 分かりやすく、相談しやすい! 横浜市内に大規模修繕が気軽に相談できるショールームOPEN中! ▼来店予約はこちら! ☎0120-054-140 2023年11月28日 更新
大規模修繕の豆知識

私たち修繕プランナー横浜は、横浜市地域密着の大規模修繕・マンション修繕専門店として近隣地域の皆さまに信頼され安心して修繕工事を依頼できる会社作りを目指し、取り組んでおります!

横浜市のお客様から安心して大規模修繕工事をご依頼頂けるよう、地元密着力を活かし迅速な対応をさせて頂きます!
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株式会社エスワイシー
吉田 俊介

大規模修繕・マンション修繕
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